廉 12月【大阪市 谷町六丁目】

谷町6丁目の空堀商店街の外れにある表記の割烹料理店を訪問。谷町6丁目駅から徒歩3分くらい、開店以来ずっと定期的に訪問している。

手書き毛筆のメニューは旬のものが100種類くらいあってアラカルトでいろいろなものを自分のペースで好きなようにいただけるのでとても重宝する。

カウンター内には心斎橋の老舗料理店の「作一」の西店で40年務められた調理師歴50年の山口県出身のオーナーとそのお弟子さんの2名で切り盛り。料理の美味しさは間違いない。

店内はカウンター8席とテーブル席が2つ。サービスは見習い調理師さんが担当。みなさんハキハキしていてとても丁寧な接遇。お酒の種類も豊富で料理に合わせて色々いただく。

座付きはバイ貝と菜の花。。

刺身盛り合わせは熟成されたクエ、ハリ烏賊、天然ぶり、北寄貝、蒸し鮑、鯛など。どれも1切ずつだけどとても上質。

色々きのこの沢煮椀はきのこのエキスと香りが冷えた体に染み渡る。食感も色々でとろみもあって食べ応え満点。

天然トラフグの一味唐辛子焼き。骨のキワが美味しくて日本酒をいただきながらしゃぶりまくる。

名物の「一口へれかつ」ヒレ肉を薄くカットした食パンで巻いて素揚げにしたもの。見た目は良くないけど食感と柔らかくて程よく脂感を感じる肉の美味しさは予想を上回る。何度も「美味しいなあ」と口に出る。辛味を抜いた辛子と自家製のウスターソースでいただく。

白子の湯葉巻き揚げはトロトロ食感でやけどしそう。。ポン酢でいただくんだけどまずいわけがない鉄板の取り合わせ。

伝助穴子の酢の物は一度蒲焼にしたものを柔らかな酢で和えている。

日本酒が余ったので干し明太子を所望。いつまでも飲み続けてしまいそうな感覚になる。

お酒は珍しくて美味しいものが揃っていました。ごちそうさまでした。。

過去の廉はこちら

大阪市中央区谷町7-6-3
06-4305-4380
17時~22時
休日:水曜日、第三木曜日

大阪市 谷町六丁目 和食