2021年10月

忘れ茶屋

JR天王寺駅北口を出てすぐの阪和商店街にある炉端居酒屋を友人と訪問。難波や梅田にたくさんお店がある力丸グループというチェーン店の経営。メニューは前回来た時よりも値上げされていた。。食材が高騰する中で仕方がないなと納得。

大阪府の時短要請も解除となりお店は若いお客さんでいっぱい。

マストメニューの大きな活帆立貝はレアで提供。これはいつも安くて美味しいなあと思う。

鯛のかまを焼いたもの。どこにでもあるメニューだけど炭火でしっかり焼き込んでいてお酒がよく進む一品。

大きなエビ塩焼きは一匹600円。冷凍の海老だけどこういう普通のものが嬉しい。

タコになったウインナーは普通。

アスパラベーコン巻きも普通。こんな普通のものが美味しく感じる57才の晩秋。。ごちそうさまでした。。

過去の忘れ茶屋はこちら

大阪市天王寺区堀越町14-3
06-6777-9659
営業時間 17:00~23:30

 


カテゴリー 天王寺/阿倍野, 居酒屋 |

亀清

休日に友人と奈良のみたらい渓谷をハイキング。近鉄阿部野橋から電車で70分。下市口駅からバスで80分。天川川合というバス停からスタートで約2時間、渓流の横にある遊歩道を景観を楽しみながら歩く。ゴールが洞川温泉になっていて汗を流してから温泉から徒歩3分の表記の店で冷たいビールをいただきに訪問。

洞川温泉街のメインストリートの行者さん通りにあるこちらの店自体は小さな商店になっていてお菓子や果物や野菜などの食料品などを販売している。

お店は焼き場担当のご主人と奥さんとご主人の弟さんで切り盛り。

店先で高齢の親父さんが炭火で川魚を焼いて提供しておりテイクアウトもしくは店先の道路脇のテーブルでいただくスタイル。

メニューは木串に刺して炭火で焼きこまれた鮎と岩魚、アマゴが530円、子持ち鮎が850円となっている。

大きな子持ち鮎をいただくと身も詰まっていてお腹には卵がパンパンに入って食べ応えもありとても美味しい。

鮎を食べ終わると親父さんが刺身を運んでくる。鮭とカンパチ、鰤の3種盛り合わせで昆布締めにして提供。このスタイルが山の刺身らしい。この盛り合わせがサービスなのに改めてびっくり。

続いてマグロの佃煮と魚の身をすり身の和え物が登場。圧力鍋で骨ごとすりつぶして生姜など野菜を混ぜ込んでカレーや梅肉、味噌で味をつけているものでこれがビールのアテにドンピシャ。。もちろんこれらもサービスで恐縮してしまう。。。

この他にも女性には炭火で焼いたサツマイモ、小供にはお菓子のプレゼントもある。。雨が降れば傘を貸してくれるらしい。。有難すぎて心が洗われる気がする奇特な店である。。申し訳ないのでいつもお酒を飲み過ぎてしまう・・・いいお店です。。。

前回の亀清はこちら

奈良県吉野郡天川村洞川55
0747-64-0132
営業時間:07:00~21:00

 


カテゴリー 奈良県, その他料理 |

稲家 10月

北新地の永楽通りの新しいビルの7階にある表記の店を訪問。店内はカウンター8席のみ2回転。この日は18時一斉スタート。料理はおまかせコース18,000円(サービス料10%、消費税別)。若い店主の独創的な仕事と丁寧な仕事が好きで最近よく出向いている。

同じビルにはミシュランの有名店や人気店がたくさん入る。したがって知人遭遇率がとても高い。。

座付は炭火で炙った烏賊に北海道産の雲丹をのせて賽の目のリンゴを混ぜた林檎酢のジュレをかけたもの。花穂紫蘇が添えられる。前盛りは千葉産の生の落花生

鮮やかな江戸切子の盃。。店主が修行をされたミシュラン店の神戸「植むら」でも同じようなものを拝察した記憶がある。

この日の日本酒は爾今の純米吟醸と十四代の播州愛山、珍しい十四代の七垂二十貫を順番にいただく。。

ワタリガニの真薯と厚みのある生の木耳、鶴菜と松葉柚子 出汁の塩味は限りなく淡いけど使っている昆布が上質のためにとてもしんみりとした味わい。

刺身の1品目は骨を抜いた鱧をさっと洗いにして生で供される。割醤油と優しい味わいの梅肉でいただく。名残鱧なのでとても良い脂気を感じることができる。

刺身2品目は5日間熟成させた鰆を軽く醤油漬けにしたもの。ネギの叩いたものが添えられる

炭火で焼きこんだカマスの若狭焼きと山形のブランド小芋の天ぷら。。小芋は一度出汁で炊いてから揚げているんだけどネットリ感にびっくり。松茸と大和まなのお浸しが箸休め。

帆立貝柱と新百合根の卵寄せ。。茶碗蒸しを濃厚に仕上げた感じ。。角切りの帆立貝がワンランク上の美味しさ。。

銀鱈のような北海道産の白身の魚を軽く揚げて酸味のある菊の花を混ぜた出汁の餡をかけたもの。あっさりした魚にぴったりの餡で一気に食べてしまう。

大きな鍋でたくさんの種類の茸と軍鶏を炊いて皆で取り分け。。なんとも言えない淡いけど深い味わいの出汁が身体に染み入る感じがする。

食事は土鍋窯で炊いた白飯から。。続いてマコモ茸の炊き込みご飯にイクラをかけたもの。3膳目は白飯に牛しぐれを乗せたものをいただく。。

食後の甘味は黒糖の軽羹と栗のクリームのようなもの。18時にスタートして20時丁度の終了。手際よく料理が提供されるのがありがたい。いつものようにご主人が外までお見送り。。この日も大満足でした。。

過去の稲家はこちら

大阪市北区曽根崎新地1丁目10番2号
06-6341-3177


カテゴリー 梅田/JR大阪, 和食 |