2021年09月

焼肉 やっちゃん 9月【大阪市 京橋】

京橋の表記の店を定期訪問。大阪の焼肉で大繁盛の店の一つ。JR京橋駅から徒歩2分の好立地も最高。ここ数年の間に大阪や神戸、東京でどんどんお店を展開。どの店も開店から終業までずっと満席が続く超繁盛店。

こちらの本店はカウンター14席のみで普段は店主のやっちゃんとお手伝いのお姉さんの2人で切り盛り。店主のやっちゃんの抜群の気配りと目配り、センスのあるトークで毎回気持ちよく食事をすることができる。。一見の客にもとても親切で女性客が多いのも納得。

この日は開店前に行ったんだけどスタッフさん全員がアルコールで椅子の裏面や足の部分まで拭きあげておられる姿に感動。

お店の特徴は絞り込んだ上質なメニューのみで勝負。大きな肉の塊から注文ごとに切りつけてどれも下味をつけて供される。

どのメニューも厚切りで1人前きっちり200gの他店の3倍のハイボリューム。注文はハーフサイズもOK。

以下1人前2,200円 ハーフ1,100円
上タン塩(レモン)
上ハラミ(ワサビ醤油・タレ)
上バラ(ワサビ醤油・タレ)
上ロース(ワサビ醤油・タレ)

以下1人前1,400円 ハーフ700円
上ミノ(タレ・塩)
テッチャン(タレ・塩)
ツラミ(タレ・塩)
ココロ(タレ・塩)
ホルモンミックス(タレ・塩)

この他にココロ刺、ポン酢でいただく生センマイ、キムチやスープ、雑炊などがあるだけのシンプルメニュー。

数少ないメニューの中でも脂たっぷりの厚切りタンとハラミの美味しさは比類がない。

最初はとにかくマストメニューの塩タンをいただく。。隠し包丁の入った厚切りの塩タンはショクシャクした食感と脂の旨味がなんとも言えない。。レアでいただいてもしっかり焼き込んでも美味しい。

続いてハラミを所望。半分はわさび醤油で、半分はタレにしてもらう。。ビジュアルだけで美味しいことがわかる。

大好物のホルモンミックスはアカセン、テッチャン、ココロ3種の盛り合わせ。下味の付いた肉をさっと炙って韓国製の唐辛子をつけていただく趣向。毎回これはいくらでも食べ続けられる気がする。

続いて食べやすいように細くカットしたツラミと脂がたっぷりついた分厚いミノを所望。どちらも他店では味わえないもの。

締めはカレー雑炊。。残ったキムチを入れると味が締まる。思いっきり食べてお腹いっぱいごちそうさまでした。。繁盛店なので予約必須なり。

過去のやっちゃんはこちら

大阪市都島区東野田町3-1-3
090-4279-1864

大阪市 京橋 焼肉

日本料理 一心 9月

瀬田ゴルフクラブに行った帰りに表記の日本料理店で会食。ゴルフ場から車で5分、大津市内や比良山が一望できる瀬田川の横の丘の上に位置する。完全予約制なのでゆっくりと食事を楽しむことができる。瀬田ゴルフクラブの帰りはいつもこちらでお世話になる。

店主とは30年来の友人でオーソドックスで喰い味のしっかりした料理は昔から定評あり。

前菜は小刺しがしっかり入った近江牛の叩き、北海道産雲丹がたっぷり盛り込まれた軍艦巻き、フルーツトマトをグリルにしたもの、旬のイチジクの胡麻酢掛け、海老豆など。

お造りは青森大間産の鮪、金目鯛、天然縞鰺、鱧の焼き霜など。

焼肴はしっかり焼き込まれたよく肥えた子持ち鮎の塩焼き。

松茸と金目鯛の土瓶蒸しはしんみりとした塩梅が素晴らしい。

天ぷらは松茸をカマスで巻いて揚げたもの。

松茸ご飯、茶碗蒸し、季節の果物の盛り合わせと続く。

どれも上質な食材を使って手をかけすぎないように調製。。いつも美味しくいただきお腹いっぱいで店を出る。

*完全予約制です・・・

大津市神領3-5-23
電話:077-544-5679

 

 

和食 大津市

イルポーペロディアボロ 9月【大阪市 大国町】

木津卸売市場隣接の木津まち横丁というプレハブの建物に飲食店が集積した場所の一角にある表記のイタリアンを訪問。大国町駅、今宮戎駅から徒歩3分。

季節ごとに訪問する個人的に一番お気に入りのお店。現在35歳の羽田シェフの料理は卸売市場で仕入れる魚を中心にしたもの。その上質な食材を独特の創造性を持って唯一無二の料理に仕立て上げる。特にハーブや独自の調味料を触媒にし、綿密かつ論理的に和素材や和出汁なども使用しながら料理を組み立てる感性にはいつも敬服する。過去何度も訪問しているけど毎回訪問するたびに新しい発見がある。

店名の由来は羽田シェフの修行先のミシュラン一つ星の北イタリア、リミニ州の同名本店から暖簾分けを許されたもの。シェフは現在は辻調理師専門学校の先生もされておられる。

現在はカウンター6席のみ。シェフと色々な会話をしながら緻密に料理を作る手元を見て食事ができるのがとても嬉しい。

最初の一皿は旬の鱧をミキサーで粉砕して凍らせたハモのグラニテ。その下には隠元豆、九条葱、ミントのサラダ、ヨーグルトが入ったタルタルが敷かれている。鱧とヨーグルトの組み合わせが素晴らしい羽田ワールドが表現されたスペシャリティ。

フリットにした鮎の上に冬瓜、ひも唐辛子、酢橘、きゅうり、稚鮎のピューレ、エゴマ、タラゴンを組み合わせたもの。どの食材も鮎の邪魔をしない。イタリアンで鮎をコンフィにして供する店は多いけど個人的にはこのスタイルの方が好み。

塩をせず冷蔵庫で風干ししてから3枚に下ろして表面にタイムとコリアンダーとフェンネルをまぶして10日間ドライエイジングした真鯛のカルパッチョ。水分が抜けて鯛の旨味も凝縮。。手をかけて形も変わっているのにとても新鮮かつ自然な味に感じられるのが不思議。魚の上にはクレソンとホースラディッシュをトッピング。ソースは魚の出汁を煮詰めたもの。まさに目から鱗の逸品。

足赤海老と新れんこんの角切りとすりおろしたものの上に海老の出汁のジュレ、乾かした蟹の卵パウダー、フレッシュハーブを合わせたもの。。

琵琶マスの上にバターナッツカボチャ。ニンジンジュースを煮詰めたソースとミモレットチーズとの相性も素晴らしい。

イワシのコンフィ赤玉葱と赤紫蘇とルバーブ添え。ルバーブは梅ジャムと合わせてソースに。ルバーブ独特の酸味とイワシの相性が最高にいい。

唯一の肉料理は鴨のロースト。もも肉と内蔵のラグー。鴨の脂でソテーしたとうもろこしが添えられる。鴨の出汁の泡立てたソースで覆われていて写真映えしないのが残念。でも涙が出るくらい美味しかった・・・・

この日のメインディッシュはノドグロにウイキョウのジェノベーゼを詰めたロースト。 満願寺唐辛子、オクラ、ウイキョウの花の塩漬け、バジルが添えられる。適度に水分も抜け旨味満載のこれ以上ないと思われる贅沢な味わい。

カッペリーニインブロードはお腹いっぱいなので25グラムにしていただく。 鰯のスープにビネガーを加えた夏らしいパスタ。アンチョビの香りのオイルも芳しい。

メロンのグラニテ。下にはメロンの果肉にハーブの香りをつけたミルクを和えたもの。

最後ははと麦を使ったスペシャリティドルチェでフィニッシュ。

今回も羽田ワールドを満喫しました。。

過去のディアボロはこちらこちら

大阪市浪速区敷津東2-2-1-317 なんば木津まち横丁「○(エン)」内
TEL:06-4395-5150
営業時間:18:00~23:00
定休日:水曜日

大阪市 大国町 イタリアン