銀平 北新地店【大阪市 梅田/JR大阪】

表記の店で後輩と会合と会食。忘年会コース飲み放題つき8000円でお願いする。和歌山県が本社で関西を中心に10数店舗。東京銀座や上海にも進出の超繁盛有名店。

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先付けは脂がのった秋刀魚の棒寿司と柿としめじの白和え。此方の店も腕利きの職人がいるので何を食してもワンランク上の美味しさがある。ビジュアルも美しい。

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大きな鉢の氷の上に盛りつけられたお造りはコショウ鯛、アオリイカ、鰆のタタキ、ヨコワ、カンパチ。どれもが分厚い切り身で熟成感もあり食べ応え満点。

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生麩とカブの餡掛け。出汁もいい塩梅で普通に美味しい。

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炭焼きは脂のよく乗った伝助穴子、鮭はらすの一夜干し、烏賊げそ、野菜などをタレに付けながら焼く趣向。チマチマしているがこれはこれで楽しい。骨切りした伝助穴子の身が締まりながらも甘い脂分とふわふわした食感の美味しさにビックリ。

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揚げ物はスナップエンドウと蓮根とワカサギとさつま揚げ。贅沢なものではないけどこれくらいの方がかえって好み。

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最後は名物の鯛めしでフィニッシュ。土鍋に入って大量に出てくるので残ったものはおにぎりにしてお持ち帰り。会合の内容が楽しかったのであまり食事に専念出来なかったけど一定のレベル以上のものはあるし何度行っても期待を裏切られて事はない。

このお店は遅めの時間に行けば魚が半額になるという記憶がある・・・そんなケチなことを考える52才夜半の秋。

大阪市北区堂島1丁目5番4号
06-6341-6000
定休日 日曜日・祝日

大阪市 梅田/JR大阪 和食

里山料理 じろう亭【大阪市 梅田/JR大阪】

北新地の御堂筋の近くに最近出来た瀟洒な和食店。付近で貸しビル業やたくさんの飲食店を経営する41才の青年実業家が儲けを度外視してつくった北新地に「ありそうでなかった」ほっこり系の普段使いできる趣味性の高いお店。

オーナーが自分で米を作っておられて島根と兵庫と鳥取の県境の日南町と言うところで低農薬栽培をし自身が美味しいと思う食材を全国から取り寄せ、素材感を活かした調理で提供する。

最初に突き出し数種類を所望したが自家製のこんにゃくや平飼いの鶏の卵を使った料理などが数品。それに合わせてお薦めの日本酒を合わせる。特に篠山の籠坊で界隈で一番美味しいと言われる藤木さんの黒豆はよく肥えていて味も香りも秀逸なもの。

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魚介も取り揃えていて、この日は縞鯵と明石の鯛の盛り合わせ。こういった普通のお造りがとても美味しい。22時からは黒豆を混ぜ込んだ手打ちうどんもあるので飲んだ帰りにも重宝。

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卵がかなり美味しかったのでお店一押しの肉巻を所望。甘辛く煮付けた上質の牛肉を手早く高温で巻き上げる。ビジュアルも美しく麦焼酎と一緒に食すと田舎に小旅行に行った気分。

お店はカウンター7席とお座敷13席(6席・7席)もあっていろいろな利用が出来るのでとても使いやすいと思う。その時々でいろいろなメニューがあるのでお薦めを聞くのがお薦めです。

*こちらのオーナーにこの日「ピコ太郎」なるものを教えてもらった。どこがおもろいのかよくわからんが今の世の中こんなもんなんだと実感。

大阪市北区曽根崎新地1-7-6 新日本新地ビル東館2F
06-6341-2636
18:00~27:00

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北新地わかな【大阪市 梅田/JR大阪】

後輩の女性経営者と仕事の話があり彼女の経営する北新地の表記のお店を訪問。国際モータープールの北向かいのビルの一番奥に位置する。ビルの入り口には高級キャバクラの「Dear」があるのでそれが目印となる。

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瀟洒で清潔感が感じられる内装のお店は上原さんと言う料理長と若い女性の2人で切り盛り。カウンタとテーブル合わせて15席。

まずはビールをいただいて乾杯する。最初は穴子の稚魚の「のれそれ」登場。これを食すと春が来たって感じがする。多分、高知産であろうか、そんなに美味しいものではないが見た目同様に淡白で噛み締めると咥内で甘味を感じる。ぬるぬるした食感はまさに心太のよう。ポン酢でいただくのがスタンダードだけど高知県では卵とじや天ぷらでいただいた記憶がある。

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お造り盛りあわせは鯛、帆立貝、鳥貝、ムラサキ雲丹、剣先烏賊。特にどおってことはないけど普通に美味しい。北新地にある和食店では珍しくとてもリーズナブルな値付けなのでいろいろな使い方が出来る。現在北新地にあるお店は約4200店舗といわれていてその中で休業中が1.5割くらい。実際に営業している約3400店舗の中で飲み屋さんが約2000件、食べ物屋が900件、物販が約300件と言われる。毎月150件が閉店移転といわれほぼ同じ数のお店が開店する。理由は完全なる需要と供給のアンバランスである。

銀座は毎月230軒の店が閉店すると言われるが彼の地は街中に大手企業の本社があったり巨大物販店など昼と夜の両方の顔がある。北新地の場合は商店街のほぼすべてが飲食店で月間営業日数22日で一ヶ月の利益を稼がなければならないという日本でも例を見ない激戦区である。

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旬の飯蛸の煮付けは食材もいいし仕事も完璧である。こういうものを見ると料理人の腕のよさが一目で伺える。

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料理長お薦めのお酒と一緒に味わう。

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天ぷらの盛り合わせは走りの甘々のとうもろこし、たらの芽、うるい、行者ニンニク、筍、蕗の薹、こごめなど。苦い山菜はお酒が進みまくる。泡盛と合わせれば良かったとあとで後悔。

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最後にホタルイカとアスパラをバター炒めしてもらう。パンパンに膨れたホタルイカとバターの相性が抜群。こういった安心出来る普通の料理をいただけるお店が今まであまりなかった。まさに大人の隠れ家・・・

大阪市北区曽根崎新地1-2-6 新松リンデンビル1F
17:30~翌02:00
06-6343-0090

北新地わかな割烹・小料理 / 北新地駅大江橋駅西梅田駅

夜総合点★★★☆☆ 3.7

大阪市 梅田/JR大阪 和食