カテゴリー:やきとり

ながひろ 3月【大阪市 天下茶屋】

天下茶屋駅をおりて南東方向に徒歩3分の知る人ぞ知る私のとっておきの焼鳥店。

2015-03-28 21.42.38

へんこ親父一人が5時から一人で店を開けて切り盛りする。この日は後輩を連れて4人で開店直後に訪問。6時になるといつも満員で8時頃には品切れで店じまい。常連率9割の超地元密着店舗。5時半に来た客が席があるので「今日は暇やな・・」と言っていた。

焼き鳥はほとんどのものが90〜100円で大きくて肉はピカピカ。。安旨焼き鳥の最高峰で焼き鳥界のエベレストと個人的には思っている。ビールで乾杯して好きなものを好きなだけ注文する。

2015-03-26 17.10.34-2

鶏皮の湯引きは身もたくさんついていて且つ親鳥を使用しているのでゴリゴリして食べ応え満点。

2015-03-26 17.17.50

こちらのヘンコ親父全く笑わない。。。客いじりの天才と言われる。推定年齢75才くらいか、最近見かけなくなった昭和の焼き鳥屋の親父のオーラ出まくり。串の塩やタレかは親父が決める。炭を旨く使いながら手際はかなりいい。

このヘンコ&ドS親父を見るだけでもこの店に来る価値はある。常連客は親父にいじられに来るような感じ。たまに優しいところが垣間見えるのが人情酒場のいいところ。

2015-03-26 17.21.06

名物のつくねはしっかりと焼き込む。台本どおりに後輩君が「どうしてこのつくねは緑なんですか」の質問。

親父曰く「知らん!食べたらわかる・・・」とのいつもの答え(笑)口に入れるとホクホクする。。。後輩君が「食べてもわからない・・・枝豆ですか?」と答えると一言「味オンチ!」「口の超えた客はみんなわかる」とのたまう。

続けて「ほうれん草とはちゃうで」「グリーンピースとかともちゃうで」とのこと。女性がいたためなのか「答えは〇〇や」と答えてくれたのが以外だった。親父少し丸くなったか・・・

2015-03-26 17.23.51

鶏皮は焼き込んでから串をはずしてポン酢で提供。美味し過ぎて酎ハイがすすみまくる。パリパリになるまで焼き込むので余分な脂も落ちてかなり美味しい。

2015-03-26 17.31.05

砂ずりはかなり新しい。まさに鮮度の勝利なり・・・6時半くらいから常連客風の手伝いのおっさんが入るけど飲みながらしゃべりながらの仕事。。。

2015-03-26 17.42.29

ウインナーとししとう。こんなのが食べたかった・・・焼き込み方が素晴しい。今まで取材関係はすべてお断り。写真はNG(せやけど必死でお願いして撮りました)なので注意。

2015-03-26 17.33.55

三角(ぼんじり)は異常に大きい。骨のところまで大きくカットしているせい。梅肉をつけていただく。脂の落とし加減が絶妙なり。この部分やレバーはいつも早く売り切れる。

2015-03-26 17.49.06-2

手羽も大きくて新しい。。皮は当然ぱりぱり。見ただけで美味しいことがわかる。。この他にも生レバーや心臓やいろんなものを頂く。この日は頂かなかったけどレバーなどの内臓系やいつまでやき続けるのか心配になるジャガイモバター、焼き茄子、椎茸は必食。

この日はビールと酎ハイを思いっきりいただいてひとり2000円の会計。。普通の飲み食いなら1000円で充分。毎日通える価格も大満足。。昭和の居酒屋漫才も楽しめて安くて旨いまさに天下茶屋の雄なり。

大阪市西成区天下茶屋3-24-1

大阪市 天下茶屋 やきとり

南蛮亭【大阪市 難波】

難波で焼き鳥と言えばいつもここ。戦後からやっている繁盛点。歌舞伎座の裏は今や「焼き鳥銀座」のようになっていてどこもここも焼き鳥屋だらけ。コスパに優れていてナンバーワンを昔から誇っているのがここのお店。並びのイタリアンのピエーノと1、2にを争う人気ぶり。バス停のある裏口から入る煙モクモクのカウンター席や気候がよくなったらいい感じになる表の席がお薦め。5時の開店と同時に満席になる人気店は焼き場の若い人やホールの外国人までスタッフは皆気合いが入りまくる。

2015-03-06 18.14.50

焼き鳥は3本づつ紙に書いて注文するようなシステムだけど一人だと2本からでOK。ミディアムに焼かれたねぎまは普通に美味しい。3本で330円で高島屋の前にある正起屋の半分の価格。

2015-03-06 18.25.40

肝も超でかい。。ミディアムな焼き加減がとてもいい。安いんだけど焼きがとても丁寧。注文ごとに焼くんじゃなくて同じ串を大量に(15本くらい)焼いて注文のあるところに仕分けて行くのですぐに出来るものと時間のかかるものがある。

焦げたところは丁寧にハサミで切り取る。炭を調整しながら焼き過ぎないように器用に火入れをしておられる。見るからに新しい鶏肉とこの焼き姿を見て出てくる焼き鳥はまずいわけがない。

2015-03-06 18.14.54

カウンターの向こう側でお兄さんが次から次へと焼いているレンコン肉詰めも大人気。鉄板の上にタネを大量に敷いて上から蓮根をムギュッと押さえつけるようにのせる。ボリュームもあって蓮根はシャリシャリでねっとりして美味しい。

ピーマン肉詰めよりもこちらの方が個人的にはお薦め。

2015-03-06 18.17.11-2

ししとうは口直しにちょうどいい。

2015-03-06 18.04.22

この店のココロも大好物。クセや臭みは全くない。コリコリのシャキシャキ。これ以外にカリカリの巨大な手羽先や苦みがとてもいい濃厚な味の背肝、見た目とのギャップが面白いふわふわのつくねもいただく。裏メニューでお薦めがバターがいっぱいかかったサツマイモのステックフライ。この日は食べなかったけど地鶏の刺身もお薦め。〆は鶏雑炊がマスト。何度頂いても食べ飽きない。

会計はいつも300円。正起屋だといつも5000円の支払いになる。おしゃれな感じは全くないけど若い女性も多い人気店。ごちそうさまでした・・・

大阪市中央区難波4-5-7プラザレスパル1階
06-6631-6178
営業:17:00〜24:00、土日祝17:00〜24:00(予約は19:00まで)
定休:無休

大阪市 難波 やきとり串料理

からから屋 長居店【大阪市 西田辺】 【大阪市 長居】 【大阪市 鶴ヶ丘】

京阪神間で10店舗以上「カラカラ鍋」を展開するトライアルフーズのFC一号店。結構辺鄙なところにあるんだけどいつも夜遅くまで客が溢れまくっている大繁盛店。この日はランニング塾の仲間7人と練習後の忘年会。

2014-12-27 09.00.44

「カラカラ鍋」というと神戸、三宮と連想する方が多いがもとは姫路が発祥と聞き及ぶ。唐々鍋と塩焼きの発祥の店であるであ「本店まるよし」からたくさんのお店が直伝をうけ今やあちこちで食することが出来る。
現在デフォルトの唐々鍋を食べられるのは姫路市砥堀「まるよし本店」と姫路市三左ヱ門「唐々鍋の店三左ヱ門店」の2カ所と聞き及ぶ。

飲食業会の世の倣いとして客が求めるものはすぐに模倣され今やあちこちで同様の鍋を食することが出来る。客の立場となれば美味しければ「唐々」であっても「カラカラ」であっても関係のない話でこちらのお店のように食材にこだわり美味しさを追求すればあっという間にた店舗展開が出来ると言ういい見本を間近で見ることが出来る。

karakara007

内装はかなり個性的。。居こごちは決して悪くない。
注文の基本は鶏の塩焼きと鍋がセットになったコースを薦められる。塩焼きも「鶏皮」「セセリ」「鶏ハラミ」がオススメでこれを食したあとにカラカラ鍋へと移行するのがストロングスタイルらしい。しかしながら今回は鍋の単品1人前900円を所望する。

2014-12-27 09.00.56

最初にK1サラダ640円を所望する。白菜と胡瓜に甘辛いタレをかけたもの。かなり男らしい盛りつけ。単純きわまりないんだけどサッパリしてかなり美味しい。K1は格闘技とは関係なく「神戸で一番」の略らしい。

2014-12-27 09.01.00

カラカラ鍋の辛さは1番〜30番までの30段階の辛さがある。お店の方オススメの3番にしておく。しばらくしてしっかりと煮込まれて鍋が登場。中身は(中でも1番~5番までが人気)ホルモン、肉団子、白菜、ワカメ、もやし、豆腐、薄揚げ、白ネギ・・

とても味が深くてまろやかな辛さが後を引く。煮立っていく程にさらに旨みが増していくのがおもしろい。途中でサラダを齧りながら口を冷ます。みんなどんどん食べすすむのでさらに餃子、ホルモンと鶏肉、餅、野菜、薄揚げを追加する。

辛さで脳の海馬が麻痺するのか幾らでも食べ続けられる気がする。目の前に座る40代女性は皆が食べ終わる頃になっても「まだ私、腹8分目到達していません・・・」と言っておられた。。

2014-12-27 09.01.02

〆は和風の雑炊もあったがトマトと御飯とチーズを入れてつくるリゾットとする。出汁が濃厚なのでかなり旨すぎるものとなる。このリゾットは今まで食したことのないお酒の進むリゾットである。。思いっきり飲んで割り勘して一人2800円くらい。コスパも最高。寒い冬にぴったり。。。次回は新年会で再訪なり。

大阪市阿倍野区西田辺2-11-7
06-6608-4829
営業時間:17:00〜24:00(L.O.23:00)

からから屋 長居店焼肉 / 鶴ケ丘駅西田辺駅長居駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 西田辺大阪市 長居大阪市 鶴ヶ丘 やきとり