お店ジャンル

酔楽 本店【大阪市 京橋】

遅掛けに京阪からJRに乗り継ぎの際に小腹が減ったの東エリアの商店街にある老舗の表記の店を訪問する。

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普段一人のときは立ち呑みストリートに行くんだけどこの日は水曜日だったのでいつも行くお店はほとんど休業。座ってゆっくりと飲める海鮮で有名な此方の店をチョイスする。

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入店すると年季の入った女性店員さんが京橋弁でお出迎えいただく。この地域の古い店は一見の客が来ると素性を根掘り聞いて来るのが面白い。しかしながらこの日は目当てのお造りはほとんど売り切れ・・・客の趣向は似ているので食べたいものから売り切れるのが必然。

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熱燗とおでん盛り300円に鯨コロを付けていただく。よくある大衆酒場の普通のおでん。

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天然貝付きホタテ600円はかなり残念。

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お酒が残ったので赤なまこを所望。特にどおってことはない・・・常連率が多くテーブル席の中年グループ客の「なんでもいいから作ってよ!」のリクエストに店主らしき中年男性がシニア料理長に「身体にいいから鰯を天ぷらにして〜」との京橋チックな指示をだす。

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仕事に人生に疲れ果てたシニア料理長・・・お疲れサマンサ・・

大阪市都島区東野田町3-5-19
06-6353-3100

大阪市 京橋 居酒屋

とり芳【大阪市 北加賀屋】

調理師若手社員11名を連れて会議のあとに表記の店で懇親会。私どもの会社の近辺で安旨食事ではナンバーワンの焼き鳥のお店。夕刻から常に満席が続く超人気店。大人数のときは数日前から予約が必要。最初に生ビール400円で乾杯をして焼き鳥を適当に注文する。酎ハイは300円、ハイボールは350円。。

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名物のつくねには軟骨と胡麻が入る。ハートもかなり新鮮。「やきとり」という名前のモモ正肉はブロイラー特有の柔らかさと美味しさで食べ応え満点。脂ののったせせりもボリュームたっぷり。万人受けする甘めのタレが口に合う。皮がぱりっと焼かれた手羽先も安定のおいしさ。これらがすべて1本100円のお値打ち価格。少し前までは90円だった記憶がある。

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注文は住之江競艇の船券の裏を使用する。なかなか風情のある仕組みでいつも感心する。

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こちらのお店の凄いのが焼き鳥と同時に串カツも提供していること。この串カツもすべて100円でボリューム満点。ビックリするくらい柔らかい豚ヘレ、冷凍だけど巨大なイカ、薄い牛肉をくるくると巻寿司みたいに巻いて作るふわふわ食感の牛肉など価格を考えるとボリュームがあって手のかかったものばかり。当然海老も100円で提供。専門店を超える美味しさ・・・

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焼き鳥や串カツ以外もいろいろあってシャキシャキ食感の蓮根の炭火焼200円、強火で瞬時に巻きまくる名物の出し巻300円は完璧な焼き上がり。焼きおにぎりは2個で250円、しっかりと焼き込まれる大きなジャガバターは200円、塩加減が絶妙な鶏スープは180円、山芋グラタン焼きは300円とどれも驚愕の美味しさとハイコスパ。

思いっきりお酒を飲んで食べて最後はお勘定の合計価格を皆であてっこして遊ぶ。この日は一人ジャスト2500円・・・価格が一番美味しい。。唯一の欠点はいつも満席で席が取れないことかな。。

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節分にあびこ観音に厄除参り。参道の露店がいつも楽しくツボにはまって長居してしまう。腰を振りながら芭蕉せんべいを焼くせいちゃんのHな口上は面白すぎる。*芭蕉の葉(バナナの葉・・・昔はバナナを芭蕉と言っていた)を形取った焼けば大きく伸びるせんべい。
最近縁日でたまに見る明石焼も人気で4つで300円。ほとんど玉子ばかりで作っていると言っていた。昭和の始めからあると聞き及ぶミルクせんべいも大人気。乃木坂46の絶対的エースの西野七瀬さんも大好物。
日本一固いせんべいとして知られる拍子木で叩きながら時間をかけて焼き上げる「かた焼き」は伊賀の忍者の携帯食。南極に行く越冬隊も持っていくと聞いたことがある。
オムそば300円も大人気でやはり買いやすい価格が購買の決め手だなと心に思う立春の候。

大阪市住之江区中加賀屋1-3-1
06-6686-0075

大阪市 北加賀屋 串料理やきとり

すし豊2月【大阪市 松虫】

普段からヘビーユースする地元の寿司店を今年初めて友人と訪問。阿倍野の王子神社のすぐ近く細い路地を入った昭和な感じの小体な店構え。「あまから手帳の美味しい寿司100選」の表紙にもなったことがある。店内はカウンター8席と小上がり2卓。ご主人とご子息、奥さんの絵に描いたような家族経営。

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寒かったので最初から熱燗を所望。この酒器もこちらのお店の特徴とされるもの。

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焼き筍を注文したら焼き上がるまで自家製の塩辛を出していただいた。スルメイカを使った濃厚な味わいに酒が進みまくる。

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自家製の海苔の佃煮に山葵を刻んでいれたもの。簡単なものなんだけどとびきり美味しい酒肴である。

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皮ごとじっくりと焼き上げ蒸し焼き状態となった新筍はまずそのままで身の部分をいただいて姫皮は味噌を乗せて歯で柔らかいところだけ削り取るように食べる。ご主人が丁寧に食べ方まで指導いただけるのが楽しい。

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目の前の水槽にはこの時期ならではのモロコが泳ぐ。これを炭焼きにしていただくんだけど元気がいいのでまずは氷水につけて仮死状態にする。それを焼き網2枚で挟んでじっくりと焼き上げる。

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3杯酢をつけていただくんだけどこれもご主人から食べ方の指南が入る「このモロコは3口で食べてね〜。最初は頭だけをかじってね。身体の脂が頭に廻って唐揚げ状態になってるよ〜」「頭をかじったら空洞が出来てお腹に空気が入るから少し冷めて食べやすくなるよ〜。尻尾を残してかじってね〜」「3口目は尻尾だけ食べてね〜。よく動くとこだから美味しいよ〜」とのこと。

言われた通りの作法でいただくとより美味しく感じるのが不思議。

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焼きたてのモロコをよく冷えた濁り酒と一緒にいただく。

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このあとはお任せで握っていただく。最初は今が旬の大阪湾のグレを昆布締めにしたもの。磯魚特有の臭みもなくクリアな脂が舌の上で溶ける。しっかり締めた大きな小肌はコノシロのサイズ。江戸前の仕事をした煮蛤には濃い目の煮詰めがかかる。2晩寝かして旨味がしっかり乗った河豚はポン酢でいただく。

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こちらのお店のスペシャリティーのヤリイカの印籠は江戸前の仕事で軽く炙られて客に提供される。烏賊の胴体とシャリの間に白子が入り、両端はイカの卵が入っていて味わいの異なりが楽しい。柔らかく煮込まれた鮑に炙って提供されるカンパチ。

この店で一番固いといいながら提供されるイクラ。 岩手県の産卵直前の川に遡上する前の完熟卵にこだわる自家製。一口で頂くとピンポン球のように口の中で暴れまわる。最後はしらさ海老で〆

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最後の漬け物も名物。つまんで飲んで一人7000円くらい。ご主人のお人柄もよくて大好きな店です。名前は安田豊次、だから「すし豊」です。

過去の「すし豊」はこちら

大阪市阿倍野区王子町2−17−29
電話:06-6623-5417
営業時間:17:00~24:00
定休日:木曜日

大阪市 松虫 寿司