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香港・マカオ旅行

仕事の関係で香港・マカオに3日間滞在。関西空港から4時間で香港到着。

雨降りの中、定番の観光地を訪問してからツアーで何度も訪問した事のある上海料理店でディナー

モダンチャイニーズを意識した洗練された レストランとガイドが言っていたので期待をしていたが以前に上海で同じ店に行ったときに残念な思いをした事を思い出す。

以前は銀座にも出店があったらしいが今は閉店。現在は香港、上海、北京、蘇州、南京などの大都市に20店舗くらい展開しているらしい。中華料理以外にも日本式焼肉や香港式デザート、ホテル経営など様々なスタイルの事業を展開していると聞き及ぶ。

酸辣湯は酸っぱ過ぎてビックリ。菜っ葉を炒めたものは公園の雑草のような感じ。。酢豚は骨だらけで食べる部分がない。青梗菜の炒めは味付けを忘れたか・・・

牛肉の炒めは肉を柔らかくする薬を使用しまくりでふにゃふにゃの食感。魚の甘酢餡は骨だらけ。辣子鶏は花山椒や葱を入れれば美味しいのになと思いながら食す。炒飯も味がしない自然な感じ。焼き小籠包は熱過ぎて舌が火傷。デセールは粉だらけ・・・

中国に来て中華料理が不味いのはなかなか厳しい・・足のマッサージをしてそそくさとホテルに帰る。

翌日はジェットフェリーでマカオに渡って昼間は観光。夜は広東料理店を訪問する。

最初に出てきた北京ダックはまずまずだったけどその後の白身のチリソースや牛肉の炒め、豆腐の入った味のしないスープがいただけない。途中で席を立って時間を潰すくらい口に合わなかった。。

私が訪問した翌日から始まるモナコグランプリの準備で街中がバタバタした感じ。中国本土からの観光客も多くて久しぶりに疲れた旅行。

帰りの香港空港の某ラウンジで頂いた食事が一番美味しかったとさ。。日本に帰ってからも中華料理の会合が待ってます。。

中華料理 海外

すし寛 11月【大阪市 動物園前】

友人と西成でライブを鑑賞。思いのほか良かったので余韻に浸りながらヘビーユースする標記の店を訪問して会食。

ライブはボーカルのおじさんと天王寺のバーで一緒になって話し込んだのがきっかけ。縁の不思議を感じながら心踊る時間を過ごす。

V字ネックのシャツは私のような50才の親父が着ると似合わないが金髪ボーカルには似合いすぎて腹立つ・・・小箱ならではの一体感もあってつい飲み過ぎてしまう。

ライブ会場から徒歩3分の「すし寛」の食事の扉は日本酒「真澄」と鯛の子の煮付け。毎回注文する大好物。鯛の子は最近は仕入れ値が高騰して高級食材となっている。

泉州産のシラサエビもそろそろ終了。味噌も甘くて食べ応え満点。こちらは寿司屋なんだけどほぼ寿司は食べないのが通例・・・おいしそうな食材がショーケースや生け簀から語りかけてくる。

湯がき立ての蝦蛄は爪もシコシコ。子持ちなので卵も激ウマ。

明石産の巨大なタコを発見したのでぶつ切りの酢蛸にしてもらう。好物の胴びん(頭部分)を入れてもらうのもお約束。

カンパチのカマ部分を塩焼きにしてもらって熱燗と一緒に合わせる。まさに至福のマリアージュ。

山口県の「貴」は「獺祭」以上の味わいでとても好み。熱燗は「白たか」が上品に燗上がりする。

解禁になったのを思い出してずわい蟹の酢の物を所望する。

甲羅に胴体の身を詰め込んだものを口一杯に頬張って熱燗を舐めるとまさに至福の味わいなり。

河豚の酒蒸しも所望。思った通りの安心の美味しさなり。

最後の〆は胡瓜巻に淡路の雲丹を乗せてもらうカスタムメイドの寿司でフィニッシュ。よく食べて良く飲みました。明日から香港に行くので2日間日記はお休みいたします。

過去のすし寛はこちら

大阪市西成区太子1-15-2
06-6641-6654
16:30〜24:00
月休

大阪市 動物園前 寿司

大和屋 「おそばの会」【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

心斎橋大丸13階にある140年の歴史を持つ高級料亭「南地 大和屋」で行なわれる恒例の「おそばの会」にお招きいただき友人と訪問。

大和屋さんの端正でオーセンティックな日本料理と日本を代表する高橋名人の蕎麦のコラボは毎年あっという間に締めきりになる。

先付けは蒸し鮑と菊葉の白和え。白和えのおいしさが突き抜けている。

お造りは本来は本鮪の焼き霜なんだけど苦手なので河豚に変更いただく。有り難い・・・

途中で高橋名人の蕎麦打ちを見学。カウンターテーブルにきちんとはめ込まれた特製の台の前で蕎麦を伸ばして蕎麦打包丁で細かくカットする。名人の所作が美しくとても神々しくて舞台をみているよう。

麺棒は3種類を使い分けてミズノ製のヒッコリーと仰っておられた。

炊きあわせは長芋白煮と地鶏の吉野煮。かなり上質の鶏肉に醤油仕立ての葛餡を絡めたもの。長芋はホクホクに仕上げられている。料理長の桜井氏は昭和の上方料理の第一人者の鈴木忠英氏の一番弟子。このような一見普通の料理が比類ないくらいに上手い。

焼き物は車海老の味噌漬焼き。頭以外は殻迄すべて食す事が出来る。

河内蓮根を擂り下ろして成型して磯辺揚げにしたものと蟹と舞茸の天ぷら。

今年の蕎麦は北海道産。普段は長野のものとブレンドするんだけど台風の影響で長野は新蕎麦の出荷が遅れていると言っていた。ブレンドの理由はその年によって蕎麦の実も出来不出来があり複数の産地で仕入れるほうが品質が安定するとのこと。それぞれの産地の蕎麦の良い所を上手くあわせる例えて言えばボルドーワインのようなイメージ。

薄い青緑で透明感ある蕎麦は雑味が一切なく舌触りも滑らか、固くはないけどコシはしっかりとあってモチッとした食感。小麦が入っているのでのど越しもとてもいい。喉に入ったあとに蕎麦のかそけき香りが鼻に抜ける。

汁は甘さ控えめだけど苦手な関東の汁のように辛くなく柔らかで角の取れた優しい味わい。あまりに美味しいのでお替わりする 

デセールは蕎麦茶ゼリーと小豆と柿。今年も大満足でした。。。

過去の大和屋はこちら

大阪市 心斎橋/四ツ橋 和食