姫松

市内某串揚げ店【大阪市 塚西】 【大阪市 姫松】

前回12月末に訪問して、店主の希望もあり店名と所在地を隠してブログ掲載したところビックリするくらい沢山の読者さんから問い合わせがあった阿倍野区の住宅街にひっそりと佇む定員6名の串揚げ店を3か月振りに訪問する。

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店内にはジャズが流れ、高級なサロンのような空気が溢れている。こちらの店主は私が30年前に茶道表千家流で一緒に稽古をしていた社中さん。当時は超有名老舗日本料理店の料理長でその後独立され、その和食店は御弟子さんに任せてご自身はこちらの串揚げ店をされている。

プレミアムモルツで乾杯をしてお任せでどんどん出していただく。

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串の扉は黒毛和牛、ポン酢でいただく。続いてそら豆を海老で巻き込んでオキアミを衣にして揚げたもの。海老が衣になっている串揚げは初めて頂いた。。。

続いて蕗の薹を蒟蒻で巻いたものを田楽味噌のソースでいただく。大きなカキフライもソースで頂く。。旬のホワイトアスパラガスを自家製マヨネーズをかけたものと続き、新ジャガのベーコン巻きはソースに辛子をたっぷりつけていただく。

どれもひと手間かけたものばかり。油は米油を使用。カラッと揚がってあっさりして後口がとてもいい。

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海老を高野豆腐で巻いたものは柚子胡椒の入った一番出汁に浸していただく。これは完全に和食の仕事。続いてたらの芽をハンペンで巻いてみじん粉を付けて揚げたもの。薄味で炊き上げた新筍に鰹節を付けて揚げたものは醤油で頂く。鴨ロース肉の菜の花巻。見た目は衣被ぎのような海老芋はネットリとした食感にビックリ。

店主から奨めていただいた福島県の大七の生もと造りの純米酒を所望する。6年前の東日本の震災でこちらの酒蔵の社屋と工場が損壊し再建は不可能かも知れないほどの大ダメージを負われた。その後に知人であるこちらの社長と話をする機会があったが「福島県人はコツコツと努力することに慣れていますから心配しないでください。私たちは必ずいつか復活します・・・」と言う会話をした記憶がある。

そんなことを思い出しながら生もとならではの自然の力を使った複雑な舌触りと喉に流し込むと野性味とコクを感じる大七ならではの上質感を感じることが出来る。

奈良県生駒の山鶴は純米酒らしい飲み飽きない味で派手ではないけど個人的には大好きなテイスト。

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続いて赤飯の磯辺揚げは塩をつけていただく。新鮮な砂ずりは下処理をしてあるので柔らかく仕上げらていいる。よく肥えた新鮮な鯵に葱を鋳込んだものは梅肉とともに頂く。豚肉はシンプルにポン酢で、しらすを衣にしたコゴミは塩をつけていただく。春を感じさせる苦味が身体を浄化させる。

ここで店主お薦めの宮崎の都農ワインのシャルドネ・アンフィルタードをいただく。都農市が町おこしで始めたワイナリーで自社農園で栽培したシャルドネを使用しオーク樽で発酵熟成させたもの。

強めの色のワインは見た目通り喉越しが柔らかくて複雑でリッチな味わい。余韻も長くて心地よい酸味がこちらの串揚げと最高の相性。。

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続いて鳥つみれを薄揚げで巻いたもの、うずらの卵をササミで巻いたもの、海老の紫蘇揚げと独活を組み合わせたものと続く。細めのグリーンアスパラを5本束ねて 豚肉で巻いたもの、かなりスパイシーな仕上がりの蓮根のカレーミンチ詰め。最後はほうじ茶でお茶漬けを頂き、苺とキウイの水菓子でフィニッシュ。料金はいくら食べても5000円。アルコールも良心価格です。

お店の外には龍安寺石庭のつくばいと同じものが置かれる。店主と一緒に茶道を習っていた頃、今は亡きお茶の先生に吾・唯・足・知(ワレタダタルヲシル)の意味を良く聞かせていただいたことを思い出しながら家に帰る。

前回の訪問ブログはこちら
店名・住所は今のところ秘匿
1日6名のみの完全予約制
*興味のある方は直接私(ペロペロ店主)まで連絡ください。
shatyo@nori-net.jp

大阪市 塚西大阪市 姫松 串料理

森森舎 1月【大阪市 帝塚山】 【大阪市 姫松】

阿倍野区にある陶芸教室を兼ねたカフェ。場所は阿倍野筋の播磨町交差点南30m東側でパチンコ屋の横。2階は外国人向けのゲストハウス。手作り感満載の様々な植物で一杯のファザードは美術関係の仕事をされていた店主の美意識が溢れまくってかなりカッコいい。

店内は古木と白タイルをうまく組み合わせたアメリカ西海岸のカフェレストラン調。家具やダメージ感のある真鍮で作られたサイン関係、食器はすべて手作り。陶芸教室をはじめ彫金教室などの教室や定期的に地元のお店を集めてマルシェをされたり能動的な活動には敬服する。

珈琲へのこだわりも界隈では有名で店の外には専用のプレハブの焙煎室がある。こだわりの珈琲と手作りのスイーツを楽しむ女性客で昼間はいつも満席状態。最近ネパール人のスタッフが入ってタンドール料理をを始めると聞いたので訪問する。今までのカレーのセットについていたチャパティーを全粒粉入りのナンに変更との事。

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北インド風の定番のチキンカレーと茄子の入ったキーマカレーの相盛り1000円を今回は所望する。雑穀米との相性も良くてサラダもドレッシングもかなり美味しかった。デザートの豆花(豆乳のあっさりデザート)もさっぱりして食後にぴったり。全粒粉ナンはモチモチして小麦の味がしっかりと感じられて食べ応え満点。

これからは焼きたてのナンに自家製餡をのせたおやつも提供していきますと言っておられた。夏のかき氷も有名ですがカレーもかなりおいしいです。。

大阪市住吉区万代東1-3-14
06-6696-6313
営業時間10:00~18:00

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大阪市 帝塚山大阪市 姫松 カレーライスカフェ

ビストロエピス 1月【大阪市 姫松】

自宅から徒歩5分の普段使いできる表記のビストロを営業社員7人で訪問。最近は新しい客も増えて席が取れない事も多いと聞き及ぶが今回は事前に予約して貸し切りでのの会食。

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敬愛する奥野シェフはサウスタワーホテル(現スイスホテル大阪)のレストランラツールで修行され、現在の流行のフレンチとは一線を画したガストロミックな料理献立と塩とビネガーをしっかり使用した、腰の据わった味わい深いソースとフライパンだけで仕上げる絶妙の火入れが特徴。

夜のコースは4000円と6000円、10000円でこの日は6000円を所望する。キリン一番搾りで乾杯。。

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一皿目は鶉に鶏のムースを塗って焼いて蜂蜜や胡椒、シナモンをキャラメリゼしたものを塗って焼いたもの。いきりパンチのあるものから始まる。

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2皿目は牛ほほ肉の赤ワイン煮込み。しっかりと煮込まれたほほ肉は濃いめの赤ワインとの相性がとてもいい。

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3皿目は奥野シェフのスペシャリティーの茸のポタージュ。マッシュルームと椎茸を炒めて香りを出していると聞いた事がある。以前いただいたよりもあっさりした感があるがこれは個人の好み。

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ポアゾンはパリパリに皮を焼き上げた鱸と帆立のソテー。ソースはブールブランだと思うけどこれも以前より優しい味加減になっていた。酸味の強い白ワインと塩とビネガーをしっかり使ってエッジの効いた味が個人的には好みだったんだけど女性にはこの方が受けるかも知れない。

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ヴィヤンドは「黒毛和牛のローストトリュフの入った赤ワインソース フォワグラ添え」火入れも素晴しく柔らかくて味が深くて美味しい。食べ終わりを確認してから一皿ずつ丁寧に作り込むのですべての料理が一番いい状態で客に提供される。

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デセールは焼いたリンゴを鋳込んだクレープとアイスの盛り合わせ。コスパのいいワインもたくさんいただいてお腹いっぱいになりました。小さなお店で席数が12席なので予約は必須。

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大阪市住吉区帝塚山東1-3-36
06-6675-0211
定休日:火曜日の夜と水曜日

大阪市 姫松 フレンチ