銀座でワイン。

出張続きで久しぶりの投稿。。4日くらいの間にいろんなものをいろんなとこで食したのでボチボチ記します。。

まずは東京に麺業態の視察のために国際会議場での展示会に参加。。。そのあと蕎麦店を翌日の昼までに10軒くらい訪問する。(報告は後日記載する)

夜は旬の繁盛店視察。今、銀座で最も入りにくいといわれている「俺のフレンチ」を晩に訪問したが6時の時点で長蛇の列。覗くとオールスタンディングで店の中は女性客のグループでひしめき合っている。

店の前は長蛇の列。。少し並んで待っていたが途中で店員が2時間待ちとの予想の報告があったためにギブアップして場所を変える。友人の知り合いの表記の繁盛店を訪問。

場所は銀座1丁目から昭和通りに向かったところ。。入り口が小さいのでわかりにくいが近に下りる階段の下には大きな箱の店となっている。

店は金属とガラスをふんだんに使っていてボトル棚にワインがずらりと並ぶ姿は圧巻。ワインは2,000円代らいの物からセラーに入った30,000円以上の高級ワインまでいろいろ。

国別にセレクトされていて世界各国のワインがいただける。ぶどう品種で飲み分けるのも楽しいであろう。それぞれのワインはテイスティングノートや産地、ブドウ品種が記載されていて酒屋さんのワインをそのままお店で飲めるような感じ。もちろんワインはほぼ原価と聞き及ぶ。

最初はお店おすすめのカヴァで乾杯。。安い泡だけど濃くもあって秀逸なり。

その次も引き続き泡を所望。(ポール シェノー ブラン ド ブラン ブリュット)強めの泡立ちでさわやかな果実のフレーバー。とてもいい暑気払いである。。。

そのあとはオーストラリアのシャルドネ君をいただいて複雑味はないが華やかで美味しいナパのビノノワールで締める。4人で合計4本いただいた。。

食事はまずはイベリコ豚の生ハムを独特の融点の低さと口の中で溶ける脂の甘さがカヴァにとてもよくあう。


トリッパと豆の煮込みもとても美味しい。。

蟹の肉が思いっきり入った卵焼きは一見キッシュやスペインオムレツのようなんだけどぜんぜんパサパサしていなくてしっとりして悩ましい食感。。

皮付きのいちぢくとクリームチーズをあわせたものも秀逸。。。白ワインにピッタンコ。

生のほうれん草の束を大量にチーズとともに焼いたのもピノにぴったり。その他いろんな物をいただいたが酔っぱらって記憶なし。。実に楽しい時間を過ごす。

スタッフさんたちも優しくてワインの扱いや解説も完璧。センスのいい料理も1000円以下の物ばかりで手頃で豊富。そして美味しい。。みんなでワイワイするのに最高。。。

支払いは思いっきり飲んで食べてどうなるのかと思いきや、旨安ワインばかりをチョイスしたので一人6000円でした。。。この店かなり値打ちあると思う。。。

東京都中央区銀座1-13-13

月~土 17:00~04:00、日・祝 17:00~23:00
03-3944-7878

バル 関東地区

広海【大阪市 北加賀屋】 【大阪市 住之江】

住之江区中加賀屋にある海鮮料理店。界隈で最も繁盛していて80席の店内はほとんど満席。理由はコストパーフォーマンス。。。同級生の坂本君が自宅兼店舗で高級な魚をリーズナブルに提供。客層もさまざまで家族連れから会社帰りまでいろいろ。

お店はカウンター席と掘りごたつのテーブル席、その奥は座敷。。どこも大勢でワイワイガヤガヤと賑わっている・・・

まずはビールをいただき料理がくるまで蟹身と蟹爪の酢の物をいただく。。普通に美味しい。。魚料理以外にもいろいろと居酒屋メニューがそろっている。

蟹はいずれも900円なり。海老蟹好きの私はとても嬉しい。。。

店内には大きないけすが2つ。鱧やヒラメ、オコゼやアコウなど高級魚も泳いでいる。。

しばらくすると造りの盛り合わせが登場。。。オーダーしてからさばくのでコリッコリである。写真は2人前。。。価格は3500円。ボリュームも満点。

コリコリの鮑も丸ごと一つついて、天然のハマチは異常なほどコリコリしていた。。かなり美味しい。。ヒラメも新しすぎる。。剣先烏賊や活だこも秀逸。本マグロのカマのトロも臭みがなく(私は食していないが)この内容でこの価格とは信じられないと同伴した弊社料理長は言っていた。

 

大きな生わさびもいい仕事をしている。

天ぷらも盛り合わせをいただく。。大きな海老と穴子が鎮座。。いろんな種類の野菜もかなりおいしい。うす衣に包まれた大量の熱々の天ぷらは写真が一人前で1000円。サクッとしていてカラッと揚がっている。。驚愕の価格である。茄子にアスパラ、カボチャ、たまねぎ。どれを食しても美味しい。。

4人で2皿いただくとお腹いっぱいになる。。

ここで魚の塩焼きや煮付けなどもあったがもう一度作り盛り合わせ2人前を所望する。今回は生ウニ、サーモン、シマアジが入ってこれもまた超豪華。。イカの上にウニをのせて食せば麦焼酎がドンドン進む。。

お酒をしこたまいただいて一人5000円の勘定なり。。いいもんを安く提供すれば必ず繁盛すると言う事例のような店。。

大阪市住之江区中加賀屋4-3-23

営業時間17:00~24:00
定休日 月曜

 


 


 


 

 


 



大阪市 北加賀屋大阪市 住之江 和食

まさる 8月【大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘】

外務省勤務の友人と久しぶりに会食。月に一度必ず訪問する表記の店。それなりの価格ではあるが新地の半額。。素材がよく丁寧で実直な仕事は15年くらい通わせて頂いている。

店主の吉村氏の凛としたたたずまいは彼が握る寿司同様に品格がある。私と同じ年代であろうと推測されるが顔面が異常に怖い。。丸坊主なのでよけい怖く見える。。寿司にかける情熱がこの顔を作るのであろう。でも話せば気さくでとても優しい。。。

怖い顔コンテスト大阪代表のような方。。

つまみはなしにしてビールと寿司をしこたまいただくコースにする。ここの寿司には独自のワールドがある。。幅広いネタ(握りだけで30はあると思う)をすべてお茶とともにいただくのが一番の贅沢かもしれない。

最初は軽く昆布〆にした鱚。。大葉が仕込んである。。その下はあまてカレイ。上品な香りと甘み、適度な脂が味蕾を駆け巡る。その下は鯵。叩いてなめろう状態。魚が新しいので美味しすぎる。。食感の異なりが楽しい。

右上のこちはふぐのような甲殻類の香りがある。脂の乗り切ったさんまは皮目を炙る。。口に入れたとたん溶ける。コハダは2枚付け。味も深くてとても上品な口溶け感がある。

鯖もこの時期にしては品尾のあるいい脂ののりで粒マスタードとの相性も抜群。漬けにしている店主のセンスもずばぬけ。蒸し鮑はやわやわで風味も最高。私の好きな端っこのゼラチンの部分を大きくカット。。感謝!!。海老はビジュアルも美しく海老の味噌を鋳込んでいるのがミソ。甘々でこればかり10個は食せる。

カワハギも美味しすぎる。魚の目利きが素晴らしい。ハマグリは磯の香が満タン。。貝のジュがあふれだす。江戸前と違って甘くないのが素晴らしい。。この店のスペシャリティーである。このハマグリは星3つ。淡路島の赤ウニは成熟し切ってこれ以上甘くて後味がよくて奇麗な風味の物はないと個人的に思う。店主も自信満々の逸品。

鱧は皮目を炙った焼き霜でいただく。。旨味満載。。炙った鰻は海苔で包んで供される。この握りは寿司屋では禁じ手である。トロトロで熱々の鰻は口に入れると悶絶してしまう旨さがある。

キンキも少し炙って供される。脂ノリノリで麦焼酎と最高の相性。炙りの烏賊はこの店で初めていただく。毛ガニは蟹味噌とともにいただく。。「あ~ホント美味しいね」と声に出てしまう。具沢山の袱紗玉子は目立たないけどこの店の寿司のセンター的な存在。最後の鯖もビジュアル最高。。

今日の朝コンビニで前田敦子AKB卒業記念フォトブック「あっちゃん」を購入。。結構感動した。。。秋葉原の劇場で最初の公演の客は7名だけだったらしい。。人に歴史あり・・

大阪市浪速区下寺2-3-10 梅吉マンション 1F

TEL:06-6649-7227
営業時間:平日 17:00~翌2:00 日祝 17:00~23:00
定休日:水曜日

大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘 寿司