新富士本店 2月【大阪市 岸里】

西成の表記の老舗洋食店を訪問。創業62年を迎える地元に根ざした完全家族経営の超繁盛店。場所は国道26号線の「岸里南」交差点を西に入って3筋目の田端公園端の角を北に行った住宅地の中。大阪メトロ玉出駅・岸里駅から徒歩7分くらい。界隈にコインパーキングあり。

ランチタイムはいつも満席。近所からの出前注文の電話もひっきりなしに入る。11時の開店前の入店がお勧め。

店は昭和を感じさせるファザードとドラマに出てきそうな昭和な内装。店は古いけど掃除は行き届いていいる。入り口近くのカウンター5席と奥にテーブル席2つ、さらに奥には和風の座敷もある。

この日はご主人を含めた男性2名と女性1名で料理を提供し配膳担当が1名。スタッフのみなさんは全員シニアで客も年齢層高め。ご主人が全てのお客さんに「寒い中わざわざありがとうございます」と声をかけていることに敬服。

メニューは揚げ物が中心で和牛を使ったステーキやたたき、網焼きなどの高額商品、オムライスやスパゲティなどの軽食もあって色々な使い方ができる。名物は極厚のポークチャップ1600円で大阪で一番の美味しさと言われる。

初めての方は「Aランチ1800円」(大エビフライ、ハンバーグ、とんかつ、ロースハム+ライス)がおすすめ。この日は毎年この時期にいただくカキフライ1150円を所望する。メニューには小さくしか掲載されていないけど常連はよく知っていて注文率は高い。

注文ごとに牡蠣の剥き身の水分を取って丁寧に衣をつけて揚げる。しばらくして着皿。

こちらのお店はタルタルではなく自家製マヨネーズが添えられる。
牡蠣の大きさは普通だけど衣を軽めにつけているのでとてもジューシーに仕上がっている。

やっぱりここは間違いないな・・・と思いながら一気に完食。ごちそうさまでした。カキフライ2月いっぱいおすすめです。

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大阪市西成区千本南2丁目3-5
06-6657-2121
11:00~14:30 16:00~20:00
水曜定休

大阪市 岸里 洋食

1月雑記

寒い日が続きます。新年から私の日記を見ていただきありがとうございました。毎月のことですが月末は日記で掲載していなかったヘビーユース店や好みのチェーン店などを自身の忘備録として記します。

週に1回は訪問する力餅食堂玉出西店。何をいただいてもワンランク上のおいしさを提供いただく大衆食堂。友人にもファンが多いお店。この日は河内鴨を使った鴨そば1250円。。たくさんの葱と合鴨ロース肉がはいる。肉のエキスの入った出し汁が最高。

天王寺の商業施設のキューズモールの北側にあるあべのviaのB1にあるうなぎ料理店の双葉。ガラス越しに鰻を焼き上げる姿を見ることができる。

この日は友人とふわふわに焼き上げた「う巻き1220円」、酢の塩梅が素晴らしい「うざく1320円」、お酒との相性のいい「肝焼き1020円」、パリパリ食感で山葵醤油でいただく「白焼2710円」、安定の美味しさの「蒲焼2710円」をいただく。

天王寺のハルカスの南の路地にある「炭火とワイン天王寺店」。赤身肉ステーキがお気に入りで手頃な価格で美味しい赤身肉がいただける。

千日前にある立ち飲みの「OISIスタンド」。15時くらいから営業しているので休日の昼のみに重宝している。手間をかけた色々なジャンルの料理が低価格でいただける。この日は日本酒と一緒に「いくら醤油漬け495円」、「鱧とシャインマスカットの南蛮漬け550円」「海老とズッキーニのスパイシーソテー605円」など。写真を見ただけでレベルの高さがわかる・・・

某洋食店のエビフライランチ2500円。聳り立つ海老は大きいんだけど伸ばしすぎて食感がイマイチ。いい値段なんだけどなあ・・・

東心斎橋の鰻谷にあるタレカツのランチタイムのヘレカツ丼1130円

場所柄外国人観光客でいつも満席。しっかりとした処理された肉(和豚のもち豚)はとても柔らかい。細かいパン粉を使ったカツは特製のウスターソースに潜らせているんだけど味は優しい。ラードで揚げているので香ばしさも秀逸。

こちらも自宅近くで一人でよく訪問する堕楽暮。オリジナリティーあふれるスパイスカレーをベースに夜は様々なスパイス料理をいただくことができる。

この日は「丹波鶏せせりと背肝の黒酢アチャール600円」「牛カスと生胡椒のカスエッグ自家製マヨネーズ添え600円」「赤なまこと金柑の自家製ナンプラーミント添え、発酵ハバネロと700円」「山椒香るラム肉チャーシュー焦がしカチョカバロと1000円」「黒胡椒の入ったバスクチーズケーキとコーヒーウイスキー」をいただく。

長居の釜揚げうどん一心の釜揚げうどん(大)900円。打ちたての麺はもちろんのこと出汁のおいしさも素晴らしい。この単品だけでいつもお店は満席。たまに食べたくなる長居の名店です。

玉出にあるEmi shokudouもヘビーユースするお店。日替わりのおばんざいとお酒を気軽にいただくことができる。この日は「牡蠣のベーコン巻き」、塩と天だしでいただく「豚天」、人参を丸ごと火入れして作る「玉子サラダ」、参鶏湯風の「鶏肉と米と生姜の入ったスープ」などをいただく。

チンチン電車の姫松駅と北畠駅の間にあるCOZY Coffee Spot のBLTバーガー1000円。自家焙煎のコーヒーと西海岸の風が吹く店内はとても居心地がいい空間。

南船場にある人気タイ料理店のTWAN THAI

何をいただいても美味しいけどこの日はバッタイをいただく。辛くて酸っぱくて独特のおいしさ。。

あべの筋沿いにあるヘビーユースする居酒屋のオオサカ堂。大阪産の食材にこだわっているだけでなく料理技術の高さにいつも敬服する。この日は「大阪湾天然鮮魚3種盛り合わせ880円」は皮目を炙った太刀魚、平目昆布締め、紋甲烏賊。

このほかにも舞茸天ぷら380円。大阪湾産足赤海老塩焼き2匹960円、和泉市田中商店の胡麻豆腐380円、紋甲烏賊ゲソわた焼き680円などをいただく。

今月もたくさんの読者様に見ていただきありがとうございました。できましたら皆様のお気に入りの地元のお店などおすすめ店をご教示いただければありがたく存じます。予約の取れない高級店よりもお店や店主や商品の個性が立った「おもしろ美味しい店」が個人的には好みです。

ぺろぺろのアドレスは→shatyo@nori-net.jpです

2月も引き続きよろしくお願いいたします。

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米増 1月【大阪市 福島】

福島の表記のお気に入り和食店を訪問。福島駅から北に徒歩7分のなにわ筋沿いに位置する。開店以来ほぼ毎月伺っている。

大阪屈指の予約困難店として有名で新規客は現在受け付けておられない。ミシュラン2つ星店だけどそれについてはあまり気にされていない。

大阪の「本湖月」や「かが万」等で修行をされた48歳になる温和な人柄のご主人と着物姿の奥さん、調理師学校を出た21歳の見習いスタッフさん3名トリオで切り盛り。

コース料理の値段は使用される食材によって変動。この日は25000円(税・サ別)とのこと。カウンター8席で17時半より一斉スタート。

店内は温かみのある茶味ある空間で凛とした空気がある。ほとんどの客が小さな声で話す。床飾を始めとする設えはご主人の手作りで素人っぽさがいい。

入店から退店まで3時間を超えるがご主人や奥さま、スタッフさんがフレンドリーに話しかけてくれるので時間があっという間に過ぎる気がする。

この日のメインの淡路島産の2kgオーバーの天然河豚を目の前で炭火焼きにする。皮部分は醤油づけ、骨部分は粕漬けにしたものをご主人が丁寧に焼き込む。香ばしい香りで店内が満たされる。

4日間寝かして熟成させた2キロオーバーの白甘鯛。料理写真は掲載禁止なので献立のみ忘備録として記す。

・河豚のヒレで出汁をとったスープの中に一口大の蓮根もち
*筒形の器の蓋は大根と人参で作った熨斗をつけた蓮根輪切り
・凌ぎは温かい餅米の上に大きな半生の唐墨を乗せたもの
・煮物椀は和歌山産の伊勢海老と揚げた海老芋の白味噌仕立て 鶯菜と辛子
・淡路の天然河豚の刺身 菊菜と河豚皮とともに
・北海道戸井産のマグロの漬け(私は煮鮑に変更)
・焼き河豚(骨・皮)ルッコラ添えて
・鷹峯の金時人参の天ぷら
・2キロサイズの徳島産白甘鯛の塩焼きスープ仕立て 蕪
・釜炊きご飯 煮鰯 香の物 伊勢海老の出汁の味噌汁
・能勢産のイチゴ ヨーグルトホイップ
・京丹後の牛蒡と北海道の百合根を餡にした花びら餅 薄茶

お酒も美味しくいただきました。

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大阪市北区大淀南1-9-16

大阪市 福島 和食