ステーキ&レストランSHIN【大阪市 花園町】

御堂筋線の花園町駅の南西にある商店街の中にある老舗洋食店。見た目は喫茶店のような感じ。

サービスを担当するご主人とコックの息子と奥さんの3人で営むカウンター9席のお店。地元の年配の方でいつも一杯。「日替わりランチ」や焼き肉系の「じゅうじゅうランチ」が人気のようだが私の一押しは「特製ハヤシライス」1250円。もちろんこの日もこれを所望する。

最初に野菜がたっぷり入ったコンソメスープ。滋味深くてとても暖まる。。。

出て来たハヤシライスはポットでサービス。ゴロゴロと入った厚切りヘレ肉が柔らかくてとても美味しい。タマネギもシャキシャキで注文ごとに炒めてソースと合わせる感じ。多分こんな肉が入ったハヤシライスはよそにはないであろう。

ソースは酸味が少なくてまろやか。。逆にこれくらいの方がご飯にかけるには食しやすい。ご飯の量もマスターが聞いてくれてとても親切。

客は地元の人ばかり(聞いたわけではないが・・・・)。少し価格は高いかもしれないが「ええもん食べた」という気になる洋食店である。

大阪市西成区梅南1-2-17

電話番号/06-6652-8945
営業時間/11:30~14:30 
    17:00~21:30
定休日/金曜日
駐車場/無し(近所にCP有り)

SHINステーキ / 花園町駅天下茶屋駅萩ノ茶屋駅

大阪市 花園町 洋食

チキンカレーの店 ボナボナ【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

皆様あけましておめでとうございます。本年もよろしくおつき合いください。

 

正月も私の会社は営業している為に出勤する。晩ご飯は自分のお店のおせち料理を食したり友人のランナーとこでお酒を飲んだりして普通に過ごす・・・

 

お参りは5日過ぎてから住吉大社。えべっさんはいろんな方に誘われるので毎年数回行く。本年最初の外食はサイゼリアのミラノ風ドリア299円。現在日本屈指のファミレスであると私は思っている。

 

この税別300円以下で販売しているコスパの高いドリアは私の大好物。聞く所によるとこのメニューは昔から存在するがレシピと作り方を何百回と変えていると聞く。
程良い舌触りのターメリックライスにどうやって作っているのかいつも感心するクリーミーなホワイトソースとコクまろミートソースがアクセントとなって口の中でお値打ちハーモニを奏でる。
このミラノ風ドリアのカロリーは519kcal。なのでそれなりに腹持ちもする。でも昔ミラノに行ったときにミラノ風ドリアって現地になかったのには驚いた。ドリア自身が日本生まれって聞いた事もある。まあそんなこんなで適当に満足しながら三ヶ日は過ぎた。
御用始めの本日はランチに表記のお店を訪問。
たまにこのあたりに来たときに立ち寄るが、カレー激戦区の西大橋地区で10年(くらい)続くカレーもおいしいけどマダムが美しいのも有名なお店。
とても上品で清楚で知的で細身のTシャツとジーンズがよく似合うマダムは推定45才くらいか・・・女性の年齢はわからない。品のいい夏木マリって感じか。。すごいオーラを出している。
出過ぎずお客さんに対する配慮も素晴らしい。いつもカレーを食べながら少し緊張する。綺麗な女性は得だなと思う瞬間。
フードメニューは3つのみ。(大盛、小盛可能)
チキンカレー 750円
チキンとチーズのオムライス 650円
ドライカレー 650円
迷わずチキンカレーを所望する。
この店は薬味も結構センスがあって、レーズンやパレベーニョなんていうのも
カウンターに置かれている。レーズンを薬味・・というかトッピングに使うとは
これも女性ならではの画期的なアイデア。テーブルの上のウエットティッシュも同様。
出て来たチキンカレーは20種類のスパイスを使っているだけあって北インド系の非常に繊細な味。野菜やフルーツなどいろんなものが混ざった感もあって楽しい。
思ったよりも辛くはない。。というか食べ飽きない塩分バランスである。もぐもぐひたすら食べる。スパイスが効いているがとても食べやすい。少し固めのターメリックライスもとてもいい感じ。
ごろりと乗った和歌山産の地鶏の手羽元がスプーンでほぐれるぐらいホロホロっと柔らかくて美味しい。ルーに混ぜ込んで食すと最高である。
そして食事後にはおなじみのフルーツのヨーグルト添え。辛さでHOTになった口内を冷ます役割。。。個人的にはとても大好きな店。
大阪市西区新町1-22-11 マッセ四ツ橋ビル9号館1F
平日11:00~17:00 土 11:00~15:00 日曜定休

ボナボナカレー / 西大橋駅四ツ橋駅心斎橋駅

大阪市 心斎橋/四ツ橋 カレーライス

うれう 大晦日【大阪市 塚西】 【大阪市 玉出】

本年最後の食事は表記の店の年越しうどんなり。玉出にある「うれう」さんでここ数年来頂くようにしている。この店のうどんは店主のこだわりが強く最適な状態での提供にこだわることで愛想が悪く映ったり時間がかかったりする事が多くある種、賛否両論の店となっているが同業者でもある私は回転以来この店を認め、彼が作られる商品を誰よりも評価している。

年末なので改めて店のメニュー紹介。。もっとも安い「かけうどん500円」この時期おすすめが「あんかけうどん550円」それぞれをベースにトッピングで価格が変わる。ちくわは山陰産でかなり上質。天ぷらにして食べたら違いは必ずわかる。エビ天も大振りのブラックタイガー。。加水したバナメイ海老の伸ばした冷凍を使う店がほとんどなのだけどこのあたりがこの店の良心である。

夏場は冷やかけをよく頂いた。出汁に化学調味料を入れていないのでとてもすっきりして後口もいい。私はマクドナルドの商品を食すと翌日まで調子が悪くなる。

あとよく頂くのが「つけめん800円」釜揚げうどんにゴボウ、豚肉が入ってそのエキスが出たつけダレにつけていただく和風つけ麺のような感じ。途中で生卵を入れるととてもマイルドになる。

そして湯がきたてのうどんで作る焼うどんもとても美味しい。価格は800円なり
中華鍋で牛蒡、白菜、人参、豚肉を炒めその後湯がきたてのうどんを投入。醤油ベースのタレを少しずつ入れて最後にニラを入れて火からおろしきざみネギ、大葉、酢漬けのミョウガ、花カツオそして半熟の目玉焼きを乗せて出来上がり。 どんだけ手がかかっとんねん。。。という商品です。

あと少し来ない間に「キムチ鍋焼きうどん980円」も新登場。。この時期は鍋焼きうどんもご馳走観があってとてもいい。

そして静かにヒットしているのが「ぬるいうどん」桑田圭佑も絶賛。『焦がしバターのぶっかけUDON880円』はキャッチコピーに『暑いから冷たいうどんを食べたり、寒いから熱いうどんを食べたりするのではなく人肌というか優しい温かさのうどん、ぬるいうどんはどうですか』とある。

内容は熱々のちく天が2本にわかめ、葱、香ばしく炒められたポテトフライにキノコしめじそこにバター醤油を回しかける。味は実際に食してみてください。

カレーうどんも出汁が辛すぎず薄すぎず目をつぶって頂けば「いりこ」の味も感じられる。かなり洗練された繊細な出汁になっているのでわからない人にはこの店のカレーうどんの旨さは理解出来ないであろう。

ぶっかけうどんもご覧の通り品目数はかなり多い。卵の天ぷらを(これはこれで半熟で充分旨いのだが)中華鍋で柔らかく焼き上げるふわふわのねぎ入り卵焼きに変える事が出来る。

あとトッピングはこんな感じ。ほぼ原価率50%。すべての食材がちゃんとしたクオリティーをもったものばかり。。

この店の名物はこれ!「アボガドとちくわ天のぶっかけ980円」つぶしたアボガドをソースとして使用する。醤油とドンピシャに合う。

冷たいうどんの上に、生のアボカド、竹輪天ぷら、わかめ、きざみ海苔、おろし大根、青葱、タマネギを5mm角に切って衣揚げしたもの、そしてレモン。

アボガドには山葵と海苔がそえられすべての食材の相性も素晴らしい。ワサビを少しづつ溶かして食す。これは目からうろこの麺調理である。

あと醤油ぶっかけに対抗して?ソースぶっかけのうどんなど店主の創作意欲は尽きる事がない。。過去にもきな粉のうどんや凍らせたトマトが乗ったうどんなど本当に大丈夫?と思うようなものがリリースされるが思いつきではなく食材の相性などすべて科学的なアプローチを経て作られているのが凄いところである。

私は結局エビと唐揚げのぶっかけ800円を所望する。通称「EC」とよばれる。これにちくわ天ぷらが加わったら「ETC」らしい。

器も上質。。そして盛りつけのビジュアルがとても美しい。麺はコシはあるもののやや柔らかめ。エッジも昔に比べると緩めになった。表面パリパリの鶏のモモの唐揚げも美味しいし余分な衣のないエビ天も食べ応えあり。若布もとっても上質。。実によく出来ています。

年末年始昼間も営業しています。住吉大社の初詣のあとおすすめかな。。。

大阪市西成区玉出中2-13-23

06-7504-8104

営業:昼11:30~15:00
   夜17:30~20:00
定休:火曜

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