焼き肉道場 松ちゃん 12月【大阪市 長居】

弊社御用達の広告代理店美人社長に部屋の書類整理をお手伝いいただきそのお礼にヘビーユースする表記のお店で一緒に会食をする。昔から黒毛和牛にこだわりそれをとてもリーズナブルに提供されるんで最近は何時行っても満席が続く。場所はかなり辺鄙。同伴者はお酒を飲まないので車を近くのコインパーキングに入れての道場破り開始なり。

最初にビールを頂いてからご主人に好みを言ってお任せで焼いていただく。バラやカルビ系は脂分が最近身体をしんどくさせるので赤身の塩焼きを中心に所望する。

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お約束のタン刺し。紙のように薄くカットされた根元の部分は脂で真っ白。塩と胡椒と白胡麻と少しのごま油。。舌に乗せると甘い脂がじわっと溶けてかなりええ感じになる。咀嚼するのがもったいないなといつも思う。ビジュアルも美しくキラキラ光る宝石のようである。

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いつも頂く牛の「のどちんこ」。他店では食べた事ないけど呼び名が違うのかな。。半分に開いて細かく包丁の目を入れる。繊維がきついのであろうが厚みと切り方で全く気にならない。焼くとチリチリして見た目も面白い。レモンと塩で頂く。しっかりめに焼くのが美味しいとご主人の弁。噛めば噛むほど味があるとはこの肉の事であろう。

最近の私のブームは焼き肉と一緒にニンニクのオイル焼きを所望する。こちらのお店はオリーブオイルを使われるのでガーリックオイルに肉を付けて食すと美味しさ倍増。ワインが欲しくなるテイストに変身。赤身肉でするととっても楽しいよ。バケットがあれば最高なんだけどな。。今度店の奥さんに言ってみよう。。

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続いても稀少部位で「ミミカブ」登場。関東では「ミミクリ」というらしい。耳の付け根の肉で少し前までは脳みそに近いので危険部位に指定されていたらしい。最近やっと月齢の若い牛は食してもよい事になったらしい。形はちょっとまがった円柱状。長さは4センチ、直径は2センチ位の塊。

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カットしてこれも丁寧に包丁の目を入れる。全くクセもなくて赤身の濃いー味が何とも言えない。レモンを搾って頂き、ガーリックオイルに浸して頂く。。お酒が進みまくる。。。キャベツも焼きながらガーリックオイル大会。。

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ここでホルモン君をはさむ。アカセン、ハラミさがりの筋部分、テッチャン。どれもが新鮮なので全くクセもない。脂もあっさりして透き通るような味。アカセンは脂の落とし具合が難しい。ハラミとサガリは両方とも横隔膜の周りの筋肉で牛一頭につきハラミが2本でサガリが1本でそのサガリ肉の真ん中に筋が走っていてそこを丁寧に取り出して商品とされている。これも稀少部位。。それでも安く提供されているのに頭はが下がる。

普通のスジよりも柔らかくてとっても美味しい。味が深くてコリコリして肉の味がしっかりする。この店に通わないとこんな肉は一生食べていなかったなと思う。この店の店主に和牛肉のおいしさを教えて頂いた感がある。

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最後の締めに最近メジャーになり過ぎた松ちゃんを代表する〆の「サーロインの薄切り」。これが一人前1300円。ほぼ100グラムなので原価割れ商品。この日は宮崎産の和牛。サシも美しく一枚ずつ丁寧に手切りをされる。

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ガーリックたっぷりの赤くて辛いタレで揉み込んだサーロインをのせた網の上から漂う香りだけでご飯食べれそうになる。それをおもむろに熱した鉄板で焼く。ここからは店主がやってくれる。火を通しすぎないように、焼きムラのないように、手早く美味しくなるように焼く。。。肉の色が変わってきたらレモン汁を思いっきり絞りまくる。。

脂身がピカピカ光りまくる。同伴者とけんかにならないように2人前注文する。まずはこのままで頂く。甘くて辛くて酸っぱくてニンニク効きまくりで脂でトロトロになった肉を口一杯に頬張ってと酸味のあるマッコリを一緒に頂くと暗闇の中からホントに天国が見える。

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ここですかさず御飯とナムルを注文して「ウチモトビビンバ」を作ってザブザブ食べる。同伴者の分も作ってあげる。某市役所勤務のウチモト氏の名前を冠したこのビビンバは私の中ではミシェラン5つ星。。

この史上最強の〆のビビンバは夜歯を磨かずにいれば翌朝まで余韻を楽しむ事が出来る。または鼻孔に残るニンニクの香りで自宅でワインが飲める。。どっちでもいい話だが・・・

とにかくオススメです。小さいお店なんで予約してね。

大阪市住吉区長居1-12-4
電話:06-6692-6171
休日:毎週火曜日 第1、3月曜日

大阪市 長居 焼肉

日松亭【大阪市 動物園前】

休日にリュックを背負って大阪市内を約25キロのゆっくりラン。いつも良さげな銭湯を見つけて近くの知らないお店でで御飯を食べるのがとても楽しい。ちょうど飛田周辺で何度か行った事のある銭湯を見つけて汗を流して表記の洋食屋さんで晩ご飯。場所は阪堺線の今池駅すぐ。いわゆる西成のディープゾーン。

前に来たときはとてもレトロで場所に合った昭和チックなお店でビフテキ定食1100円とお店のピラニアが名物だった。お店は去年にとっても綺麗に改装されておしゃれな洋食屋さんに大変身。私の格好はジャージ姿で恐縮であったが場所がらそんな客ばかりで安心。店主も息子さんに代替わりされて若いご夫婦で二人三脚。奥さんは出前もされる。愛想がいいのでとても嬉しい。オープンキッチンなので調理を見ながらビールを頂く。

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お店のメニューはカジュアル洋食が中心。ややこしいものは一つもない。産地をすべて明記。鹿児島産ロースとんかつ980円、宮崎産チキンカツ880円。ミンチカツ980円、有頭海老フライ980円、サーモンフライ980円、真鱈フライ880円、カキフライ980円、3種盛り合わせや4種盛り合わせ、アメリカ産ステーキからハンバーグ、ビーフシチュウなど。価格は下町価格。ボトルワインとかもあってこの辺りでは異色の内容。

お店にはテレビもあって敷居は全然高くはない。。無理を言って海老フライとカキフライの盛り合わせ1100円を所望する。ホントはビフテキかハンバーグを食べたかったけど楽しみは次回にする。

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スープと共にオーダーメイドメニューのフライ盛り合わせ登場。思ったより海老が大きいのに驚く。自家製のタルタルソースもとっても美味しいし牡蠣もとってもジューシー。。仕事が丁寧なので食べる前から間違いない事がよくわかる。ボリュームもあって何を食べても美味しそう。隣の客のドミグラスソースもとても美味しそうだったのでハヤシライスを頂こうと思ったが炭水化物最近とり過ぎなのでやめといた。

大阪市西成区天下茶屋北1-3-24
06-6641-7625
11:30~14:30 17:30~20:30

大阪市 動物園前 洋食

男のオーガニックカフェ DJANGO

阿倍野区の松虫交差点東にあるこだわりカフェ。先月も訪問したけど今度は一人ランチで伺う。お店は看板(小さな表札のようなものはある)もなくパッと見は美容院のような感じ。重たい木の扉をあけるとキャップを被ったイケメンの店主(Jackさんというらしい)が温かく迎えてくれる。この方の話し方もとっても穏やかで見た目も何もかもがかっこ良すぎる・・・

店は店主の趣味性に溢れたかっこ良すぎるつくり。ブラウンで渋くまとめられていて古材などもうまく使った固い感じのナチュラルテイスト。全部店ごと手作りらしい。LAのビーチのダイナーのような空気感が店内に満ちあふれている。

BGMはプレーヤとレコードと真空管のアンプが奏でるJazz。壁の質感や計算された70年代の照明とソファーの緩さなどクオリティーが凄過ぎて一言で言えば素敵な空間である。しかし食事も含めてこの良さがわからない方は全くわからないであろう。

以前に夜に訪問したときとっても美味しかったベーグルのついたプレートランチ1500円を所望する。

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最初にみじん切りの野菜のいろいろ入ったスープ。温かくて優しい塩梅。野菜のエキスが思いっきり入ってほっとする。

お店のHPには

料理の主役は、土づくりからはじめた畑で有機栽培した野菜。
たくましく根を張った玉ねぎ、真っ赤に熟したトマト、
ゴツゴツしたかぼちゃなど、
旨みと滋養が凝縮された自慢の素材をゴロゴロ使い、
男性も満足できるボリュームに。
味わい深いコーヒー&ベーグルは、
通もうならせる“DJANGOオリジナル”です。
そして、わが家のようにほっとくつろげる内装も自分たちの手づくり。
壁や照明に椅子、カップからカトラリーまで、
ひとつひとつ時間をかけて作り込みました。
そこに流れるのはMose Allison,Eddie Jeffersonなど
懐かしくも熱いJAZZの名曲たち。
いい音楽を聞きながら旬の野菜ご飯をガッツリ食べて大いに語らう、
少し武骨で気の効いた空間、僕が20年間思い描いてきた
『男のオーガニックカフェDJANGO』です。

この文章だけでノックダウンだぜ!!格好良過ぎ!

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注文したプレート登場。一押しの自家製野菜サラダは彩りもよく野菜の味がする。人参の葉っぱは少し苦い。うさぎになった気分になる。手前のはほうれん草のパスタ。身体に良さげで普通に美味しい。。

隠れているのが「かぶのピクルス」で甘くて酸っぱい青春の味。手前のカップに入っているのが豚バラのマスタード煮込み。。これもとっても優しいお味。野菜の味がしっかりわかって面白い。

自家製ベーグルは生地から焼き上げまですべて手作りでモチモチしてカリカリして香ばしくて少し甘くて私の口に合う。250円でテイクアウトも出来るらしい。

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コーヒーを所望すると半分は中煎りで挽いて半分はフライパンを使って豆をしっかり炒るそれを合わせて提供。こだわりの深さに脱帽。

前回の訪問はこちら

大阪市阿倍野区王子町2-4-11 1F
tel.06-6115-7955
11:30-15:00(Lo14:30)
17:30-22:30(Lo22:00)
CLOSE
Tuesday
1st,3rd Wednesday
www.django-cafe.com

ジャンゴ

昼総合点★★★☆☆ 3.5

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