現在、三宮で最も繁盛していると言われ、連日満席のため取材も絶えないと言う魚居酒屋が梅田に新規出店。
明石近郊で取れる新鮮地魚を直接漁師と契約して廉価で客に提供。場所は梅田の東通り商店街を東に抜けたリッチードールの斜め前に位置する。あまり人が通らない場所だけどこの店の出店のために人の流れが変わるのは間違いない。
店内はカウンター席とテーブル席と個室風の部屋もあり団体客も収容出来る。店舗設計は現在飲食店舗のデザインをさせたら日本で5本の指に入ると言われるカームデザインが手がけ西海岸にあるれんが造りのレストランのような感じ。かなりカッコいい。。
包丁を握るのは三宮店の店長だったEXILEのタカヒロそっくりの嶋ちゃん。嶋ちゃんの前のカウンタ−席はこの日も女性客だらけ。三宮店のときは女性客からプレゼントとシャンパン攻勢で料理を作っている時間がないほどのモテぶり。
まずはマストメニューのお造り盛り合わせ¥580/一人前(写真は2人前)
熟成魚と新鮮魚の盛り合わせ。
アオハタ(熟成)、金目鯛(熟成)、太刀魚、イシガキ鯛(熟成)、平鯵の5種盛り。ハート形の皿は持ち込み。腐敗臭や癖は全くなくモッチリとした食感としっかりとした旨みで咥内が満たされる。この内容でこの値段は破格。多分原価を割っていると思われる。
この他にも今の季節はコショウ鯛、ツバス、カイクリなど熟成された珍しい魚がたくさん揃っている。
こだわりの日本酒もたくさん揃えられていてこの日は玉川をロックで飲みまくる。
お店の若い女性スタッフが大きなマグロを抱えて登場。サービスでマグロの中落ちをスプーンで削ぎ落として食べさせてくれるサービスらしい。これはなかなか面白い。
スルメイカを肝で和えたものをバター焼きにしていただく。これもお酒が進みまくる。
明石産の活蛸をレアに揚げたもの。この店の人気メニューで旨みたっぷりで私もかなり好み。
大あさりの焼き物はスープたっぷりで更に日本酒がすすむ。
ノドグロの焼き物は脂がのってヒレまでしゃぶり付いてしまう。
巨大な黒ムツもしっかり熟成されていて身はフワフワでビックリするような美味しさ。こういった地魚を廉価で綺麗な場所で食せるお店は今までほぼなかったのでこのお店も予約がとれなくなる日も近いと思う。
産地を指定して殺菌もきちんとされた牡蠣の焼き物。こういったものはシャンパーニュでも相性いいと思う。この日はモエシャンドンと一緒に合わせる。他にもドンペリニオン等もあります。
穴子の炊いたものはサイズ感もなくてしょぼかった・・・価格を考えるとしょうがないかも知れない。
帆立貝をガーリックバターで焼いていただく。ウロの部分も含めてシャンパーニュと相性よし。
こだわり玉子の出汁巻。少し甘いのが気になるが万人受けはするであろう。
とうもろこしのかき揚げは塩とカレーパウダーがかけられる。天ぷらもたくさんあって好きなものを好きなだけ注文出来るスタイル。安心価格で財布にも優しい。
淡路産の雲丹を所望。えぐみもなく甘くてさっぱりした夏の御馳走。「美味しいねえ〜」という声がつい出てしまう。。
最後は胡瓜スティックの辛味噌添え399円。さっぱりしてとてもいい。
中之島のバラ園で逆立ちの練習。もう少しなんだけどな・・・
三宮のお店の情報はこちら
お店に行かれるときは予約がお薦め。「ぺろぺろを見た」というと嶋ちゃんからのサービスがあります。
大阪市北区堂山町1-2R&EビルB1
050-5784-8641
17:00〜24:00 不定休
夜総合点★★★★☆ 4.5