現在アメリカで1,800店舗以上を展開しているジミージョーンズグルメサンドイッチはサブウェイ、パネラブレッド、アービーズに続いて4番目にアメリカでは大きいサンドイッチチェーン。
こちらのお店の成長のポイントは絞り込まれたメニューとその素材の良さ、提供スピードと聞き及ぶ。
サンドイッチに使われているサブマリン系の自家製のフレンチ・ブレッドは、表面がパリッとしていて中は噛み応えがありながらしっとりしている。味が濃くて酸味のないマヨネーズと上質のマスタードも美味しさの要素らしい。
注文方法はレジでメニューの番号を言うだけ。長さ20センチくらいのパンをカットする人、多種類のチーズなどの具を挟む人、それをカットする人、包む人の4人で流れ作業となっている。時間を計ったら注文してから20秒で出てきたのには驚いた。
トマトやレタスを多く入れたりオリーブを抜いたりすることもできるようである。食材がいいために食感も後味もとてもいい。ボリュームもあって腹持ちもいいのでランチにぴったり。
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8年くらい前からずっと定点視察しているIn-N-Out Burger(現地ではイネナウトバーガーと呼ぶ) はアメリカの南西部や中部で展開しているファストフードのチェーン。現在約300店舗ほどを展開している。
特徴は他の繁盛ハンバーガーチェーンと同様に注文を受けてから調理するのでいつも出来立て。
価格は
「ダブルダブル」 $3.40
「チーズバーガー」$2.35
「ハンバーガー」 $2.05
低価格だけどハンバーガーには冷凍パテを使用せずシャキシャキの新鮮な野菜を使用し、フライドポテトに使うじゃがいもは各店舗で皮がむかれて専用の器具でカットされて揚げられる。マクドナルドのように牛肉エキスをかけたりすることがなく自然なじゃがいもの風味を味わえる。たくさんのスタッフが必死のパッチで作っているところを見ることも出来てとても楽しい。
裏メニューもあって存在するプロテインスタイルという裏メニューは、レタスで巻いたハンバーガーでこれがシンプルで美味しい。あとアニマルスタイルとかパンをしっかり焼いたものとか4枚のバンズを重ねたものとかいろいろあると聞き及ぶ。
いい食材で丁寧に作られたものが不味いわけがない。
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ハビットバーガーグリルはカリフォルニア州サンタバーバラに1969年創業。
ハビット・バーガー・グリルはカリフォルニア州を中心に118店舗展開(すべて直営)昨年11月25日、2,000店舗展開を目標にナスダック市場に上場。米大手消費者雑誌「コンシューマー・リポート」の最新調査によるとイン&アウトバーガーを引き離して全米で最も美味しいハンバーガーチェーンに選ばれたそうである。
こちらの店の特徴は他のお店では鉄板の上でパテを焼いて肉汁を閉じ込めるのに対し
直火の炭火で焼くことで余分な脂を落としてヘルシーかつ香ばしいハンバーガーを目指しているらしい。
こちらの店も自家製のバンズを毎日焼き、冷凍ではない上質な挽肉を使用し、トマトやレタスも地元カリフォルニアの農園から直接仕入れる品質重視の企業理念を貫いている。
メニューはハンバーガー、チキン、トライチップステーキ(赤身肉),ビンナガマグロ(生食用を使用)など。造り置きはしないので前会計で注文したら呼び出されるまで前会計でページャーを持って席で約15分くらい待つ。
カウンタ−の前で待たずに済むので女性に優しい仕組みだと思う。いわゆる「ジェンダーニュートラル」を実践されていて磨き粉んでピカピカの床や、全く匂いのない店内、綺麗なトイレなど女性がくつろげる空間を意識して作っているのがわかる。
今回オーダーしたのは炭火を意味する「チャーバーガー(Charburger)」のコンボでフレンチフライとドリンクが付いてきて6ドル95セント。
Char Burgerは牛肉、タマネギ、トマト、レタスそれぞれがボリューム満点。濃厚なチーズも入って炭の香りの付いた肉は香ばしくパテ2枚にしてもらったおかげでとても食べ応えあり。
バンズもふっくらしてとても美味しい。トマトは完熟のみを使用し、レタスは手でちぎっていると聞く。
カジキマグロを挟んだものやステーキ肉を挟んだものも美味しいと友人が言っていた。
ちなみに全米で「最もまずいハンバーガー」の烙印を押されたのは米大手ハンバーガーチェーンの中で最大規模を誇るマクドナルドでした。当然今回マクドナルドも訪問したがタッチパネル方式のエントリなどハイテク導入は頑張っているが商品を食したあとの感動はなかった。どこの国でも客は正直だな・・・・