清麺屋 *日本橋の人気つけ麺店【大阪市 恵美須町】

日本橋にある表記の中華そばの店を訪問。界隈にコインパーキングあり。カウンターとテーブル席。券売機で食券を買うシステム。奥さんとご主人で切り盛り。

この日はお店おすすめの「鶏醤油つけ麺(並)1050円」を注文。中は1,200円、大は1,350円、特大は1,500円。

しばらくして着丼。太めの平麺は光っていて美しい。ツルツルしていて喉越しも良くてとても美味しい。スープは鶏清湯と魚介ベースの濃口醤油味でほのかに酸味がある。。具材はチャーシュー、メンマ、つくね、ネギ、天かす、なるとなど。

途中で添えられた酢橘をひと搾りすると味が引き締まり最後まで飽きることなく食べ進められた。
季節メニューで煮干風味の冷たいつけそばもおすすめとのことです。ごちそうさまでした。

大阪市浪速区日本橋西1丁目4−8
11:00〜15:00/18:00〜20:00
06-6710-9033

大阪市 恵美須町 麺料理

うなぎの鰻次郎(まんじろう)*初めていただく鰻のしゃぶしゃぶ 【大阪府 泉大津市】

土曜丑の日に泉大津にある表記の鰻料理店で鰻しゃぶしゃぶなるものをいただく。何回本線泉大津駅を北に徒歩5分くらい。界隈にコインパーキングあり。

2024年にオープンしたお店は築100年以上の古民家をリノベーションしたと聞き及ぶ。入口で履き物を脱ぎ店内へ入る。厨房が見えるカウンター席と最近は珍しい座敷がある。

メニューは鰻丼や蒲焼のコース、ひつまむしなどもあるけど今回は鰻しゃぶコース7700円を予約時に注文。

突き出しに鰻ざくと肝煮が供される。どちらもタレが甘すぎる・・・

しゃぶしゃぶの鰻と野菜が登場。軽く骨切りされた鰻は国産を使用しているとメニューに書かれている。鰹と昆布の出汁で炊く感じ。薬味は塩、梅肉、酢味噌、わさび、お醤油、ポン酢などがあり味に変化をつけながらいただく。

鱧しゃぶとは違い皮目を下にして5分くらい煮込んでくださいとのこと。アルバイトの女性スタッフさんの接遇がとてもいい。

初めていただく鰻しゃぶは予想通り少し泥臭かった・・・・煮込みが5分だと食感は少し固め。10分くらいだと皮の固さも気にならない。淡白だけど鱧よりは旨みが強い印象。わさび醤油との相性が良かった。パンチがあるので3切れくらいいただいたら満足する。煮込まれた白菜や牛蒡などの野菜も美味しい。

鰻と野菜のエキスが滲み出たスープで雑炊をいただく。お酒は種類少なめ・・・ごちそうさまでした。

泉大津市東雲町 10-27
09092175069
水曜定休日
11:00 - 15:00/17:00 - 21:00

大阪府 泉大津市

ダルーポ322 *初めていただく仔山羊のコース

友人に誘っていただき西宮の表記の老舗イタリアンを訪問。その時期の美味しいジビエを提供する店として関西圏では有名なお店。阪神西宮駅から西に徒歩5分の場所に位置する隠れ家のような庭のある一軒家。オープンして15年くらいになると言っておられた。

お店はキッチンの見えるカウンター席とテーブル席の合計10席でこじんまりした感じ。ご夫婦で切り盛りされていて入店した際にはシェフが仔山羊をすでに炭火で焼き始めておられた。

グラスシャンパンとともに前菜が提供される。ピカピカ光る関の真鯖の刺身。カットした後もアニキサス等の虫が身に入っていないかライトで何度もチェックされていた。ソースは青トマトをミキサーしたものをベースに調味されたもの。さっぱりしていてとても美味しい。

パンは自家製酵母のサワードウで食感はパリパリで小麦の味がしっかり感じられるもの。ここ最近いただいたパンで一番美味しいと思った。

毛蟹の身がたっぷり入ったカッペリーニ。トマトのソルベがてんこ盛りに乗せられる。夏らしいすっきりさっぱりした後味。

海鰻炭焼きは開かずにぶつ切りにされた状態で長時間炭火で火入れされる。日本料理では「蒲の穂焼き」というよく似た調理法があり、今でも東京日本橋の鰻店で提供されていると聞いたことがある。ソースはトマトとアクセントにバイマックル(タイ料理でよく使われる昆布みかんの葉)が使われる。

カウンター席から見ているとパチパチと音を立てて鰻の脂が炭に落ちて、そこで立ち上った煙と炎に炙られながら火入れされる。よくある養殖鰻と違って厚めの皮の中に身と脂と旨みと芳醇な香りが閉じ込められる。すっきりした味わいでくどさや重たさもなくて鰻の滋味だけが口に残る。

とうもろこしとアンズ茸(ジロール)のリゾット。とうもろこしがとても甘くて旬ならではの味わい。白ワインが進みまくる。

次に出てくるパスタは手で捻り込んで作ったもので一見うどんのよう。

山羊肉とマジョラム。オレガノのような繊細で甘い香りを纏いながら麺はシコシコ食感。ロゼワインと一緒にいただきました。

2時間半かけて炭火で焼いた仔山羊登場。焼きたてを塊のままでプレゼンテーション(写真は2人前)北海道産の月齢7ヶ月くらいのものを使用していると言っておられた。

銘々に盛り込まれて供される。この日は肋部分ともも肉の2種類。仔山羊は初めていただくんだけど脂分はほとんどなくて肉はかなり噛み応えがあり、濃くて深い味わいがある。噛めば噛むほど旨味が出るのでやめられなくなる。ラム肉と似て非なるものであることがわかった。

最後にももの骨の周りの肉を手づかみでいただく。赤ワインと一緒にいただくと多幸感に襲われる。

小さな山羊串もあとから供される。赤身部分と脂を交互に混ぜ込んでいてとても美味しい。

最後にコンソメ仕立ての山羊汁。塩分濃度は限りなく低く、山羊の旨みのみを引き出した完璧な出来栄えのコンソメスープに感動。想像しがちな癖や匂いは全くない。マリアナ海溝のような深遠な世界に引き込まれる。

山羊のチーズを使ったジェラートとパイナップルの冷たいスープ。焼いたいちじくの葉の香りも一緒に添えられる。

小さなお菓子とエスプレッソでフィニッシュ。

お酒もたくさんいただきました。また近いうちに食べたいと思いました。。いい体験をさせていただきました。秋からは鹿肉が始まるそうです。

兵庫県西宮市産所町3-22
0798-22-9744
18:00〜24:00
定休日:毎週月曜日・第1日曜日

イタリアン 神戸市