どおぞの 1月【大阪市 梅田/JR大阪】

北新地の表記の鯨料理専門店を友人と訪問。こちらはかれこれ20年くらい通っている気がする。西に3件隣のビルには新どおぞのという新しい店もある。予約をすれば鯨だけでなく「クエ」「鱧」「蟹」「すっぽん」「河豚」なども用意いただける。

お店は割烹スタイルで鍋以外の小料理もあって色々な利用の仕方ができる。今回は店の奥の小上がり席で刺身と前菜、鍋のついた7200円のコース料理を所望する。お酒の種類もたくさんあって嬉しい。

最初に刺身盛り登場。噛むほど味が出る「さえずり(鯨の舌」)、鉄分の味わいの赤身肉、融点が低く口の中で溶ける皮の脂部分、脂の旨味が秀逸な顎周辺の鹿の子の4種盛りを生姜醤油でいただく。使用している鯨は全て国産でニタリ鯨、イワシ鯨、ミンク鯨など。調査捕鯨船から直接状態の良いものを買い付けておられるとのこと。最近は法律が変わったので仕入れしやすくなったと言っておられた。(シロナガスクジラは現在も捕鯨不可)

続いて酒肴盛り合わせ。新どおぞのの店ではおでんだった気がする。内容は中トロの煮物、色々なきのこの煮物、バイ貝煮付け、ブロッコリーと海老のサラダ、蔓紫の煮物。さつまいもなど。

追加で河豚の唐揚げを注文(写真は2人前)。味は普通だった・・・・

続いてメインの鯨はりしゃぶ鍋登場。鹿の子部分と薄切りになった皮部分と赤身の盛り合わせ。皮はしばらく煮込んで鹿の子と赤身は軽く加熱していただく。鯨肉の他は水菜と豆腐のみとシンプル。

スタッフさんに高級部位のウネスを勧められたので所望する。下顎からお腹に続くベーコンと呼ばれる部分で旨みも強く美味しくいただく。しっかり煮込むといい出汁が出る。この出汁と共に三輪の細うどんをいただいてフィニッシュ。

デザートは酒粕アイス。

2件目は御堂筋の近くにある老舗バーを訪問。

カンカンと呼ばれるジュントニックとジンライムの間のようなものがお店の名物。これを3杯いただいてから帰宅。良い1日でした。

過去のどおぞのはこちら

大阪市北区曽根崎新地1-5-6 新地VIPビル1F
06-6345-5221
17:30~24:00
日祝休み

大阪市 梅田/JR大阪