東住吉区にある表記の居酒屋を約1年ぶりに友人と訪問。天王寺駅から2駅の阪和線の南田辺駅から徒歩1分。昭和10年から営業されている巷で大阪の3大居酒屋の一つと言われるお店。
コスパの高さと商品のレベルの高さと味わいが人気で、開店から閉店までずっと満席。居心地もいいので長居する客も多い。(最近は滞在時間2時間制となっている)テレビや雑誌でもよく紹介される。地元の客はアサヒスタンドと呼ぶ。ここ数年の食材費の値上がりでメニュー価格が少し変わっていたが各商品20円から40円程度の値上げであることにびっくり。
本年97歳のご主人はこの日は不在。そのご主人が大日本麦酒(現アサヒビール)を定年退職されて始められたと昔に聞き及ぶ。アサヒビールの社長が就任したら必ずこの店に挨拶に来るとも聞いたことがある。
店内は赤い肘掛のついたカウンター席とテーブルが4つ、奥には半個室の席がある。調理担当は昔からのシニアの方ばかり。お店は「寺島しのぶ」さんそっくりな女将さんが陣頭指揮。声色を含む独特のキャラが素晴らしい。仕事をしている姿を見ると映画のワンシーンを見ているよう。
マルエフの生ビールと共に名物の小鉢400円を注文。小鉢だけど大きな鉢に入っている。この日は鯛の子入り。そのほかに「とこぶし」や「ミンチボール」入りもある。ほとんどの客がこの小鉢からスタート。
続いて目の前で長芋をすりおろして作るとろろ350円をいただく。鯖からまぶし350円はおからが鯖の酸味を纏ってマイルドな味で大好物。大きなサイズのプリプリのエビフライ990円、女将さんが目の前で焼き上げる焼き鳥2本500円でフィニッシュ。
毎回だけど何をいただいても美味しくてあっという間に時間が経つ。さすがのキングオブ居酒屋でした。
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大阪市東住吉区山坂2-10-10
06-6622-1168
17:00〜22:30
定休日 日曜・祝日