2024年11月

パキスタン&アラブ料理 アリーズキッチン(Ali’s Kitchen)【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

心斎橋の表記の店を友人の招待で訪問。知る人ぞ知る有名店らしいが私は全くの初見。パキスタン&アラブ家庭料理の店で日本で始めてパキスタン料理でビブグルマンに掲載されたお店らしい。インド、スリランカ、ネパール料理はよく見るがパキスタン料理は珍しい。心斎橋駅からクリスタ長堀方面に向かい、南12階段出口上がってすぐのファミマ横のビルの地下1階に位置する。

階段を降りて店に入ると異国情緒あふれすぎの空間が広がる。4人掛けテーブルが7卓。スタッフさんは店主のアリーさん含めて4人くらい。日本人の女性スタッフも一人。客は全員アラブやパキスタン系の方ばかりで中東感満載。

アリーさんの接客力が凄くて日本語含めて数か国語を操り、とても面白くフレンドリーに全ての客に話しかける。途中で自身が編集するyoutubeでアラブの色々な国の紹介をしていただいた。⁡メニューは人気のビリヤニを筆頭に本格的なパキスタン料理がアラカルトでいただける。

最初にコロナビールと一緒にファラフィルセット1800円を注文。ファラフィルはアラブの豆のコロッケで植物系のハンバーグな感じ。フヌスはひよこ豆、胡麻ペースト、オリーブオイルで作ったペースト。付け合わせのアリーズスペシャルサラダはキャベツ、胡瓜、パプリカのみじん切りにオリーブオイル、雛豆が入ったハーブのスペシャルドレッシングをかけたもの。これらをピタパンに挟んでいただく。とてもヘルシーな味わいで口によく合う。

ミックスケバブセット3000円はタンドリーチキン、シュリンプタンドリー、ヨーグルトに漬け込んだ鶏肉のBBQのチキンマライティッカ、シークケバブの盛り合わせ。どれもスパイシーで柔らかくてとても美味しい。

看板商品のチキンビリヤニ1500円は日本ビリヤニ協会認定の日本一美味しいビリヤニと認定されたもの。24種類のスパイスとパキスタンのバスマティライスを使用し香りと辛味がクセになる味とメニューに書かれていた。

オイリーさは全くなくてとても食べやすい。パスマティライスがパラっとしてピラフのような感じ。辛味もあってヨーグルトをかけながらいただくのが本場流。髭を伸ばしたアラブの方々とも色々話もでき、とても楽しい時間を過ごせました。近いうちに再訪予定。

大阪市中央区心斎橋筋1-10-12 トレスビル B1F
06-4708-5745
11時-15時/17時-22時
木曜定休

大阪市 心斎橋/四ツ橋 その他料理

山はしる 11月【大阪市 天神橋筋六丁目】

天神橋筋6丁目の表記の焼き鳥店を友人と4人で訪問。中崎商店街の入り口近くに位置する。天神橋筋6丁目駅13番出口から徒歩1分。ある表記の焼き鳥店を久しぶりに訪問。大阪ではダントツの美味しい焼き鳥を提供する店で最近では東京から芸能人が日参していて紹介生なのとカウンター8席しかないということで予約がかなり取りにくい。

店のファザードに店名表記は一切なし。店内は高級日本料理店のようなしつらえ。お酒はワイン、シャンパン、日本酒など高級なものも含めてなんでもある。鶏は状態の良い朝挽きの丸地鶏を使用。

料理は全てご主人のワンオペ。焼き鳥店での修行経験はなくイタリアや香港で料理を学び、科学と論理を使った火入れの方法や下ごしらえを独自に研究されたと聞き及ぶ。

最初にビールで乾杯してから料理の扉はいつものように大量の鶏(20羽くらい)と鰹節で出汁をとった吸い物にふわふわの鶏団子と黄白菜。続いて柔らかく静かに焼き上げたハラミ、しっとり食感の花の咲いたようなビジュアルの砂ずり、ジューシな心臓、豊岡産の大きなオクラと続く。

こちらのお店のスペシャリティのモモ焼きは大きな半身をなんども水につけて冷却し、余熱で芯温が上がらないように時間(25分)をかけて丁寧に焼き上げる。最後に皮を外して、もう一度焼き込んでから供される。ジューシーな柔らかさと旨味は唸る美味しさ。

もも肉と同じように余熱を使って焼き上げる胸肉もしっとり食感で旨みが強い。自家製のチーズと自家栽培のトマトで口をリセット。続いて脂が迸るぼんじり、旨みの強いせせり肉。鶏肉の入った飛龍頭と4時間炊いた牛蒡と旬の四方竹の炊き合わせ。これらをご主人お薦めの日本酒、焼酎、白ワイン、赤ワインと合わせていただく。デザートのグレープフルーツも濃厚でかなり美味しい。

日本酒と焼酎とワイン2本で会計は渋沢×3の支払いでした。少し飲みすぎました・・・

過去の記事はこちら

大阪市北区浪花町5-2
050-5325-7472

大阪市 天神橋筋六丁目 やきとり

#にくといえばまつだ 大阪店【大阪市 心斎橋/四ツ橋】 【大阪市 本町】

心斎橋と本町の間くらいにある表記の焼きに奥店を訪問。心斎橋駅から徒歩6分。Wホテルの裏側の向かいにありとても分かりやすい。奈良のミシュラン有名店『肉といえば松田』の大阪店。お店の入り口は小さく隠れていて大人の隠れ家みたいな感じ。

店内は割烹のような雰囲気でカウンター10席と個室がある。アラカルトメニューが充実なんだけど今回は2件目だったので6000円のおまかせコースを所望する。

ワインの品揃えも100種類以上あるとのこと。

前菜は奈良のチーズと麻婆豆腐を再構築した冷奴。続いて和牛赤身肉のユッケの上にトリュフと濃厚な卵黄ソースをかけたものと続く。タンシチューが供されて焼肉へと移る。

塩焼きはタンとタンの根元のタンツラの2種。脂たっぷりで歯切れも良く、とても美味しい。薬味の梅や山葵とも相性抜群。

テーブルに埋め込まれたコンロが綺麗、油が跳ねないのが嬉しい。

タレ焼きは味の濃いハラミと柔らかい赤身の2品。どちらもさっぱりとした醤油タレにつけていただく。選べる食事はあっさりとした冷やしうどんを所望。最後まで美味しくいただけました。

大阪市中央区博労町4丁目3−14
17:00~23:00
定休日 第2,4火曜

大阪市 心斎橋/四ツ橋大阪市 本町 焼肉