温月 5月【大阪市 安立町】

阪堺線(チンチン電車)の安立町駅徒歩0分に位置する表記の蕎麦店を訪問。

こちらのお店のすぐ近くに「浜口湯」という銭湯があり(この銭湯の入浴料が300円。以前なぜこんなに安いのかと尋ねると「大阪では入浴料は上限のみが定められていてそれ以下ならいくらでもいいの」「うちのお店(銭湯)は家族だけの経営だし燃料代もかなり始末しているから昔から値上げしていないのよ」と若い女性店主の弁)銭湯で汗を流して蕎麦を食べに行くというのがマイパターンになっている。

お店は17時開店なのでその時間に合わせて予約をしてから入店する。テーブルが3つだけなので競争率がかなり高い。お店は元和食職人の若いイケメン店主と別嬪奥さんの2人で切り盛り。丁寧な仕事をした蕎麦前がどれも美味しすぎて色々なものを注文しすぎていつも蕎麦までたどり着けないことが多い。

まずは冷たいビールをいただいて座付きに天然鯛の白子の揚げだしをいただく。味わい深く出汁の塩梅も完璧。。風呂の後に冷たいビールといただくと美味しさが倍増する気がする。

大きな氷が敷き詰められた鉢に入って出されるのは千葉県外房の金目鯛と和歌山の熟成させた鯖の盛り合わせ。両方とも皮目を炙っており香ばしく脂感もたっぷりでかなり美味しい。

日本酒も食事の邪魔をしない食中にぴったりの淡麗辛口のものがセレクションされていてこちらを順番にいただくのも楽しみの一つ。

空豆と新じゃがのポテサラのカラスミ掛け935円も日本酒にぴったりの酒肴。

名残の筍とホタルイカ、新キャベツの酢味噌和え759円も日本酒との相性がとてもいい。

この日は最後に盛り蕎麦858円を所望する。日本酒をいただきながら幽けき香りを楽しみ、2種類の塩でいただいたり汁をつけたりしながらいただく。9割蕎麦で少し太めの麺は喉越しがとてもいい。蕎麦粉は福井県の勝山産で新蕎麦の時期は北海道産を使用するとのこと。

デザートに酒粕を使用したムースとイチゴを提供いただく。滞在時間45分だけど大満足で店を出る。ご馳走様でした・・・

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大阪市住之江区安立2-1-22
06-6678-2702

 

大阪市 安立町 蕎麦