活魚・天ぷら居酒屋 豊(ゆたか)【大阪市 梅田/JR大阪】

伊丹に所用ででかける。大阪駅ホームで抹茶入りの缶コーヒーを発見。美味しくはないが不味くもない。

帰りは中央改札口出たところのカフェで一休み。カールスバーグと酒肴2品。鶏肉のマリネとスモークサーモンとイクラを合わせたもの。両方とも350円にしては手の込んだ仕事ぶりである。友人が近々スペインバルをするのでメニューの参考となる。

そのあと新梅田食堂街で晩ご飯。この日は魚を食べようということで普段あまり行かない2階をめざす。速い時間でもお客がいっぱいの豊*ゆたかと読む に潜入。

美味しいお魚をつまみながら飲める手頃な店で界隈では有名。7時ころにはいつも満席。リーズナブルな価格が人気の秘密。お店は狭苦しいが小さくなってきゅっと隅に固まって飲む感じはそれはそれで楽しい。

ビールで乾杯して刺身盛り合わせ(上)をいただく。ヒラメ、カンパチ、サザエ、水タコ、中トロが綺麗に盛りつけられている。もちろんどれも新鮮で美味しい。。。これがなんと1570円なり。

かますごを炙ってポン酢でいただいた。。とても香ばしく日本酒の燗にぴったり。。

店の外と中に目を配っている大将の対応も実に丁寧で気が利きまくっている。

続いてこの店くればいつもいただくゲソの醤油焼き330円。
イカが大きくて香ばしくてうまい。

本日のメニューは一応上に日付が書かれてますが基本的に毎日同じ。。ということを私は知っている。
ピンクのアンダーラインがその日のお勧め。

アワビのお造り590円所望。。半分を4切れに切っていた。。磯の香り満載でプチ贅沢。

菜の花のお浸しは350円。もちろん冷凍とかじゃない。。ええ出汁で炊かれているのですっきりとした後味。。

思いっきり飲んで食べて一人3500円でした。。。

北区角田町9 新梅田食道街2F 電話:06-6312-2661  
営業時間:14:00~ 23:00 定休日:日曜日

大阪市 梅田/JR大阪 和食居酒屋

たこ茶屋【大阪市 梅田/JR大阪】

大阪駅前第3ビルの真南、国道2号をはさんだスタービルにあるタコ料理専門店。。 明石の人丸花壇も有名だがこちらはもっと気軽に食せるたこ好き羨望のお店。

御子息が友人であることと弊社中堅調理社員が昔こちらでお世話になっていたこともありご挨拶がてら予約をして友人らと訪問。

このお店では蛸レシピは300種以上あると聞き及ぶ。。メニューにも美味しそうなタコ料理の逸品が勢ぞろい。本日は奮発してタコと河豚のコース8000円を所望する。

最初のつきだしは湯葉と子蛸の足の炊いたんと「むかご」まずはこれで生ビールをいただく。。。

続いてお気に入りの日本酒の山口の「獺祭」を発見したので所望する。

この酒はほんと味わえるお酒。。。お造りはフグ刺しとタコの薄造り、まん中にタコの足がくねくねと動く。。。 ポン酢とともに味わえば至福の時間。。まさにこのお店の真骨頂。タコの薄造りも実に味わい深く旨みがあとからどんどん口の中に広がる。。

続いて出てきたのが軽く湯がいたタコのイボと河豚の皮、河豚白子を合わせたもの。まん中は河豚の腸にネギを詰めたもの。。。全てぐちゃぐちゃにかきまわして思いっきり口に含むと卒倒しそうになった。。 みんな好きなものばかりなんだけどこれは酒飲みはたまらんなあとか言いながらどんどんお酒を飲みまくる。。 本日のお気に入りベストワン。

続いては河豚の唐揚げとタコの唐揚げの盛り合わせ。。 水槽で泳いでいる生きたタコを調理しているためかなりの弾力とかみしめた時ににじみ出るタコのエキスが実にいい。

ここで普段飲まない芋焼酎の佐藤の黒ラベルに切り替える。。すっきりしていて豊潤な味い。。

そしてメインの河豚とタコのお鍋。。 河豚はしっかりと蛸はしゃぶしゃぶしていただく。 野菜もフグとタコのいい出汁を吸って実に美味しい。。。

河豚はポン酢で野菜とタコは出汁醤油でいただく。。この出汁醤油がかなり良く出来ていることに驚く。。

お腹いっぱいなんだけどやっぱ雑炊はいっとかな。。ということで一膳のみいただく。 少し濃いめの味がお酒の後にいい。

デザートはアイスクリームと柿とキウイ。。このアイスクリームにタイムマシーンという 江戸時代の造りを再現した超甘口酒を掛けていただく。せやけど不思議なほどあとに残らない。ドイツワインのアウスレーゼのような蜂蜜っぽい甘さを感じた。

そのほかいろんな種類のタコ焼きや変わったタコ料理もとても興味があったがそれは次回の楽しみにしようと思う。。

たこ好きの方には絶対お勧め。。。

大阪市北区曽根崎新地1-11-19 スタービル 6F

06-6341-6300

たこ茶屋割烹・小料理 / 北新地駅東梅田駅西梅田駅

大阪市 梅田/JR大阪 和食

ボヌール【大阪市 梅田/JR大阪】

友人と新地で会食。 ご招待と言うことで喜んで参上する。北新地の外れの雑居ビルの2階。看板には創作料理と書かれている。創作料理に旨いものなしと言われて久しいがあまり期待せずに訪問。

この日は私たちだけの貸し切りらしくカウンターに分厚いおしぼりとお箸が並べられていた。。この時点でこの店イケテルと確信する。 本日はいい蟹が入っているということでお任せする。

10席ほどのカウンター。反対側の奥は、4人と6人くらいのテーブルが2つ。

ビールで乾杯してつきだしは丹波の黒豆の枝豆と野菜の盛り合わせ。

見たことのないものもあり興味深々。。セロリの芽や浜防風、破竹に大葉百合根、巨大なラディッシュ、鶯菜にセリ、ホウレン草など野菜がすべて美味しすぎる。。これだけでノックダウンさせられる。。写真を見ただけでこの上質さはわかる人にはわかる。

料理は女将さんと息子さんの2人でつくられる。お母さん料理かと思いきやいろいろ調べると凄い腕を持っているらしい。大阪一のトップレベルの食材のみを扱う。。 取材はすべてお断り食べログにも掲載はいまだにない。。

もともとはミナミの三津寺で11年営業していたらしく2007年に北新地に移転と言っていた。目の前で3時間くらい世間話をしながらの食事であった。前の店からもほぼ一見さんお断りの店だったようである。

好きなものを好きなだけいただくシステムのようだが今回は蟹たべ大会。お酒はロバート・モンダビの白。蟹を食べると体が冷えるということで最初にショウガの千切り甘酢漬けをいただく。これだけでもお酒が進む。

メインディッシュの上海ガニと毛ガニは自身でボイル。上海ガニは年に何度かいただくが生臭さもなく身入りも素晴らしい。しっかりとしたカニの旨さ・甘みがあり味噌がたまらない。。

長い付き合いの神戸の中華食材卸で手に入る最高のものを買っていると聞き及ぶ。 足の部分は女将さんが丁寧に剥いてくれる。それを味噌の残った甲羅に入れてぐるぐるかき回して一口でいただく。

続いて出てくる毛ガニは北海道に友人がいるのでよく空輸していただく。それと匹敵するくらいのかなり大きなサイズ。。市場でもあまり見かけない。

まず顔が良い。重さもずっしり。ゆで方も申し分ない。全く水っぽもなく爪の先まで綺麗に灰汁も出さずに上手に湯がいている。自分でむきながら(手伝っていただいたが)最後の最後まで堪能した。

味噌も思いっきり入っていて堪能させていただいた。カニのポン酢も女将さんの特製。旨さが上質である。基本三倍酢なんだけど最高の食材で丁寧に作っているのであろう。

話を聞くと客層、客筋がかなりいいようである。メニューもなく完全予約制なのでそのような客しか通えないのは理解が出来る。

北新地の客層に合った素直に美味しいものをストレートに提供。

毛ガニはもちろん日本酒でいただく。。その日本酒も大吟醸のピカピカ。。 女将さんを手伝う御子息は我が母校名門大阪府立阪南高校と聞き及んだ。。カウンターの距離が一層近くなる。

最後は残ったカニの身をご飯にのせてミニ蟹どんぶり。 この時期だけの蟹だけのコース料理。この日だけで体重が2キロ増えていた。

盆と正月がいっぺんに来たかのような贅沢をさせていただいた。

感謝。。。

北区曽根崎新地1-5-7 森ビル2階 06-6344-0707

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