イタリアン

角屋【大阪市 天下茶屋】

天下茶屋にある表記のイタリアンみたいな洋食みたいなスパニッシュのような表記の店を訪問。阪堺線北天下茶屋駅から徒歩1分。以前に今ちゃんの・・・テレビで紹介されていたと聞き及ぶ。下町感溢れる街の中の銭湯の前に位置する。ファザードも白い内装もカフェのような感じ。L字型の9席のカウンタ−と4人掛けのテーブル席が一つ。中年のシェフが一人で料理を作る。この日も予約で一杯で数組のウオークインの客をお断りしていた。

以前は北新地で「サラマンジェ 角屋」 という店をされていて昨年の夏にこちらに移転。以前の店はシェフの知人が同じ店名とメニューでされていると聞く。北新地でバイトをしていたホールのお姉さんが引き続き接遇をされる。「募集しても応募がないからかなわんですわ〜」「一人で死にそうですわ〜」と仰っておられた。店名はオーナーの名字。

2017-02-27 19.20.52

ビールで乾杯をして最初に河豚のカルパッチョ2000円。バーナーで軽く炙られポン酢をかけて供される。特にどおってことがない。。。

2017-02-27 19.20.55

自家製牡蠣のオイル漬け900円。赤穂産とのこと。。大粒で身はしっかりとして樽香の効いた濃いめのシャルドネとよく合う。シェフからセラーに眠っていたモンラッシェを奨めて迷ったが節約する。お酒はワインはもちろんのこと日本酒や焼酎もある。

2017-02-27 19.27.40

サザエのグラタン800円はサザエの肝を裏ごしして調味しベシャメルと合わせたソースが秀逸。ソースの中に柔らかく調理されて刻まれたサザエの身が入る。

2017-02-27 19.56.37

フォワグラ入りパテドカンパーニュは900円。しっとりした柔らかめの仕上がりで粒マスタードと一緒にいただく。付け合わせのピクルスがとても好みの味。ワインがどんどんすすみまくる。

この他にも土佐あかうしや黒毛和牛を使ったステーキ2000円位やテレビでも紹介された天然鯛のポワレ青のりのソース1400円などが人気と言っていた。〆の焼きカレー1300円を奨めていただいたが減量中なので次回の楽しみとする。

西成区天下茶屋3-2-14
06-6655-5344
17:30~22:30
定休日:日祝

角屋創作料理 / 北天下茶屋駅天下茶屋駅聖天坂駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0

大阪市 天下茶屋 イタリアン

鑓屋町134【大阪市 堺筋本町】

表記の店をフレンチシェフの友人と訪問。
谷町4丁目駅から北西に3分歩いた場所に位置する。近くには蕎麦の「守破離」や「ビストロカメキチ」や「ブーランジェリアン」のあるグルメ激戦区。

2017-02-14 18.29.28

モダンでカジュアルにデザインされたファザードが特徴的。広々としたおしゃれな店内はカウンタ−12席とテーブル席合わせて45席くらいのキャパ。小さなパーティーなどにも対応出来ると言っていた。

2017-02-14 18.30.13

キッチンには特注の日本製の渋すぎるピザ釜が鎮座。煉瓦製ではないピザ釜も最近は珍しい。煙突のデザインも際立っている。

2017-02-14 18.44.53

アミューズ250円は鰤とグレープフルーツのサラダ。ビジュアルの美しさとソースの美味しさにビックリ・・・
この座付きをいただいただけで期待感が高揚する。
2017-02-14 19.03.05

最初に白ワインをソムリエでもある友人に選んでいただいて冷製盛り合わせ3種900円を所望する。ワカサギのエスカベッシュとハム2種盛り、オリーブ2種に柔やわの鰯のコンフィ、一見カポナータのような野菜の煮込みは酢や砂糖が入っていないフレンチテイスト仕様。ボリュームたっぷりでどれもパンチの効いたエッジの立った仕上がり。

2017-02-14 19.47.50

こちらのオーナーシェフの竹中氏はナポリピッツァの名店「イゾラ」で働いた後、ナポリのイスキア島の「ダ・ガエターノ」で3ヶ月修行をされたと聞き及ぶ。しかしながらその前は大阪のサウスタワーホテル(現スイスホテル大阪)の立ち上げの際のスタッフで当時は冷菜の魔術師と言われていたぐらいのフレンチの腕利きであるということは誰も知らない。

いただいた冷菜3種盛りを始めどの料理もワンランク上の美味しさで食材の良さと丁寧な仕込み、ソースのバランスなど界隈のイタリアンとは一線を画した美味しさを作り出している。

2017-02-14 18.54.20

マダムお薦めの「のれそれ(穴子の稚魚)と酢橘、山葵菜のカルパッチョ480円」はオリーブオイルをベースにしたソースが秀逸。冷たい総菜は280円からいろいろ・・・ピザを食べる前のワインのアテにぴったり。

2017-02-14 19.47.47

レモンは国産を使用とのこと。食材に対するこだわりが半端でない。。

2017-02-14 19.36.06

タラの白子をピザ釜で焼いていただく。2種類のソースがとてつもなく美味しい・・・この他にも「太刀魚とカボスと新玉ねぎのカルパッチョ580円」や「ホタルイカと菜の花・蕪のサラダや紅ずわい蟹を使ったシーザーサラダ680円」、「淡路産牛リブロース炙り焼きが1380円」、「ウマヅラハゲの土鍋白ワイン煮込み1280円」などピザ以外にも食べたいもののオンパレード。

2017-02-14 20.16.01

お薦めピザは看板商品のDOC1600円。かなり大きなサイズでシェフ曰く、このサイズが一番、焼き上がりが良くてモッチリ感が感じられるらしい。焼き加減も完璧でソースの味も軽くて好み。サクサクとした味わいであっという間に完食。

2017-02-14 20.54.58

18時半に入店して気がつけばあっという間に終電タイム。気がつけば2人でワイン3本で5時間の滞在・・・最後にチーズ盛り合わせをいただいてフィニッシュ。。。このチーズもワンランク上の味わい。

2017-02-14 21.25.34

ワインをはじめとするドリンクの値付けも良心的で何をいくら頼んでもビックリするくらい安い。相場観で言えば周りの有名ピザ店の半額くらいの支払だと思う。フレンチで培った技量を用いて作る前菜だけでも来店する価値はある。こちらは月内再訪確定なり。久しぶりのスマッシュヒットでした。

大阪市中央区鎗屋町1-3-4
電話: 06-6941-1008
営業時間: 11:30~14:30 17:00~23:00

鎗屋町 134ピザ / 谷町四丁目駅堺筋本町駅天満橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 堺筋本町 イタリアンフレンチ

魚タリアン YO【大阪市 福島】

福島の魚介イタリアンを訪問。聖天通り商店街の入り口あたりに位置する。カウンタ−に案内いただき前菜とパスタとメインを選ぶプリフィクスの3500円のコースをすすめていただいたので言われた通りにする。この他にも料理長オススメコースが6000円、アラカルトもいろいろある。

最初にグラスでスパークリングを所望してカルパッチョの前菜をいただく。濃い顔のサービスの方が恭しく持って来られる所作が面白い。

2017-01-15 18.23.50

独創的な盛りつけのカルパッチョは冷凍のアルゼンチン赤海老、帆立、水蛸、鰤、縞鯵。押し麦のサラダと浅利とししとうなど。盛りつけ途中のものが出てきたのかなと思った。ボリューム質ともにかなりイマイチ。

2017-01-15 18.42.37

イカスミを練り込んだ自家製麺に鮑とパン粉のオイルソース(+600円の追加料金)モチモチした麺が魚介出汁の入ったソースによく絡んで全体的にバランスのいいものになっている。

2017-01-15 18.54.29

赤海老と雲丹のクリームパスタ(+1000円の追加料金)手打ち麺のパスタは秀逸。イケメンシェフがカウンタ−の中ですべて一人で黙々と作る。「黙々と作ってるな〜」とひとりごちしたら「すみません愛想がなくて・・」とカウンタ−の向こうからの返答。自身はリッツカールトンのスプレンディード出身と言っておられた。福島駅界隈は寿司の「敏」や天ぷらの「草哲」などリッツカールトンから独立したシェフの店が数店存在する。

2017-01-15 19.08.54

鮮魚のアクアパッツアを所望する(+1000円の追加料金)この日の魚は連小鯛。大振りのサイズで素材も仕上がりもかなり良かった。焼き上げた魚の骨から丁寧に出汁を取ってバターやオリーブオイル等と乳化させてかなり上質なスープに仕上がっていた。

2017-01-15 19.24.32

シチリアのシャルドネといっしょに楽しむ。樽のニュアンスとふくらみのある複雑なブドウのアロマが広がり程よい酸味とミネラル感、エレガントでほのかな甘味も感じられるバランスのとれた味わい。

2017-01-15 19.31.42

活オマールのグリルアメリケーヌソース(+2400円の追加料金)身の詰まり方もパンパンで海老の味噌をベースにした濃いアメリケーヌソースを身に付けながらムシャムシャ頂く。追加料金を合わせるとワインを入れて1万円の支払いでした。でも美味しいオマールをいただけたので満足でしたYO。

午前中に病院に行って運転免許証を出して笑われて午後から警察での免許更新で保険証を出して笑われた。滅びの序章か・・・・

大阪市福島区福島7-5-2
TEL 06-6455-7776
営業時間 17時〜24時
定休日 水曜日

大阪市 福島 イタリアン