カテゴリー:イタリアン

カルネジーオ ウエスト【大阪市 梅田/JR大阪】

茶屋町にある表記の店に登山の帰りに立ち寄る。阪急三番街の北側に最近出来た飲食街の一角に店がある。東京の繁盛店舗の関西初出店。店に入ると店の真ん中のオープンキッチンを取り囲むようにして作られているロの字型カウンターと数隻のテーブル席と個室。かなりいい雰囲気なのでデートにピッタリな感じ。若いカップルで店は満席。。

ドリンクも手頃でボトルワインが2800円と3500円の2ライン。

最初に以前も食べてとても美味しかった生ハムとプラッターチーズ。。スライサーで超薄切りにした塩気の強い生ハムをチーズと一緒にいただく。適度に胃が刺激されるのがわかる。

イタリアの少し高級なスパークリングを特別に選んでもらう。蜂蜜のような香りがとてもいい。

アボガドを醤油とごま油に漬け込んだもの。。身体に良さそうな感じ。

オープンキッチンの真ん中の鉄板で女性シェフのなおさんが焼くホワイトアスパラとオクラ。。どちらも下ゆでして丁寧に焼き上げる。。

名物の菊菜のサラダ。爆弾と呼ばれている。

この日、所望した看板料理のオーストラリア産のヘレ肉300gが登場。じっくりと鉄板で焼きこんで最後はオーブンで仕上げていた。熱々にした皿の上でホールスタッフが大きなナイフで切り分けしてくれる。ソースの焦げた香りとメイラード反応で香ばしくなったソースがジュージュー音をたてるのがなんとも言えない。。

大きく切り分けられた肉を肉汁の入ったソースにつけていただく。。残ったソースはご飯をダイブさせていただくという趣向。

食後はなんなんタウンのかき氷でクールダウン。

この日の六甲山の登山中、山のてっぺんで20匹くらいの猫が繁殖していた。。食事とかどうしているのかな・・・・

過去のカルネジーオウエストはこちら

大阪市 北区芝田1-6-2 茶屋町あるこ1F

 

大阪市 梅田/JR大阪 イタリアン鉄板焼

奈良食堂 8月

大阪難波から特急で30分弱の大和八木駅近くにある私どもが経営する表記のレストランを視察を兼ねて訪問。

この店のメインディッシュの地元で採れた野菜のバケツ盛り930円。このサラダで3日分くらいの野菜を食べた気になる。。珍しい野菜も入っていてとても楽しい。

この日のオススメメニューの野菜がたっぷり入った魚介のアヒージョ1000円。。どの料理も野菜をたっぷり使っているのが特徴。糖質制限中だけどバケットをつい食べ過ぎてしまう。

魚介の紙包み焼きケイジャンソース1400円は夏な感じで白ワインがよく進む。

奈良産牛と奥丹波鶏、大和ポークの炭火焼3種盛り2980円。バジルソース、マスタード、岩塩、バルサミコソースでいただく。付け合わせは焼いたアボガド、珍しい葉つき牛蒡など。。

テラス席もあって気持ちよく過ごすことができました。。。

過去の奈良食堂はこちら

奈良県橿原市内膳町1−1−60
0744−23−0020
10:00~22:00
年中無休

 

 

イタリアンカフェレストラン 奈良県

イルポーペロディアヴォロ 8月【大阪市 大国町】

大国町にある魚に特化した私が個人的に大阪で一番美味しいと思う表記のイタリアンを訪問。場所は木津卸売市場に隣接する阪神高速の高架下のグルメゾーン「なんば木津まち横丁○(エン)」の中のトラットリア。店名はイタリア語では「可哀想な悪魔」という意味。

今年35歳のシェフの羽田達彦さんがイタリアのエミリアロマーニャ州トッリアーナにあるミシュラン一つ星の店「Il Povero Diavolo」のスーシェフを3年間務められ同じ店名を冠して7年前に独立。

旬の魚介に旬の野菜を組み合わせたオリジナリティ溢れる料理が続く。食器はすべて暖かみのあるイタリア製の「ヴィルジニア カーサ」を使用。

最初にグリッシーニがきてぽりぽり食べながら最初の皿を待つ。

一皿目は鰯の新子と自家製バターを高菜で包んだもの。ピリッとした高菜の味わいが胃を刺激する。

2皿目は鱧の身と鱧出汁をミキサーにかけて冷凍したものに自家製のフレッシュチーズとゴーヤとブロッコリーのサラダを合わせたもの。温度差の妙にびっくり。

続いてスプーンで供されるのはトキシラズを細かく叩いたものとその筋子を合わせてみかんの皮のピューレとビネガーを合わせたもの。

フレッシュな剣先烏賊を叩いたものと火入れした葱、万願寺唐辛子を合わせて上にとんぶりを添えたもの。烏賊のスープと一緒に味わう。

この日はワインのペアリングで所望する。シャンペンから始まってオレンジワイン、ガメイのビオワイン、バルベラ、綺麗目のネピオーロ、ピノノワールなどタイプの異なるワインを料理に合わせて出していただく。

通称おじさんと呼ばれるヒゲのある魚の稚魚の「ヒメチ」とその内蔵で作るソースの逸品。パプリカのみじん切りを挟んで赤タマネギの素揚げとカポナータをペースト状にしたものを合わせる。上にはペンタスの花が添えられる。魚が美味しいのはもとより全ての料理が一つの芸術品のように味の調和を見せ、かつ複雑に様々な味わいが舌の上で主張する。

北海道産のトウモロコシと粒貝、ミニトウモロコシ、とうもろこしのヒゲを牛の脂で合わせたものに上に昆布出汁にポップコーンの香りを移して泡を作り合わせたもの。味の層が幾重にも重なってとても複雑な美味しさを醸し出す。

フレッシュのシラサエビを使ったサラダはフルーツトマトのピクルスとスモモと卵で作ったマヨネーズで合わせられる。風味づけに桜海老の乾燥パウダーと木の芽などが添えられる。

ソテーした鮎に稚鮎をペーストにしたソースを纏わせた料理。自家製の柴漬けやアメリカンチェリーが添えられる。ソースは鮎の内蔵のソース。

レアに火入れした真鯛のソテーは茄子のピューレとともにいただく。添えているのは賀茂茄子の焼き茄子に韮の発酵したものをソースがわりにしたもの。

お店はシェフとサービスの方2人で運営される。

しっかりと乳化されたアサリと鱸のパスタは酸味と甘さのバランスにびっくり。トマトコンソメを魚の出汁で煮詰めたものをソースがわりに使用とのこと。

メロンのシャーベットはカルダモンなどのハーブのシロップづけとともに。

ドルチェは杏仁豆腐をチョコでコーティングしたものでこの店のスペシャリティー。白桃が添えられる。。

酸味のあるアプリコットのケーキとエスプレッソでフィニッシュ。ご馳走様でした・・・今回も大満足で店を出る。

過去のディアヴォロはこちら

大阪市浪速区敷津東2-2-1-317 なんば木津まち横丁「○(エン)」内
TEL:06-4395-5150
営業時間:18:00~23:00
定休日:水曜日

大阪市 大国町 イタリアン