イタリアン

MICRADO【大阪市 北加賀屋】 【大阪市 住吉大社】

昨年の6月にオープンされた表記の店をランチタイムに一人で訪問。私の会社から徒歩3分くらいなんだけど近すぎて全くのノーマーク店。北加賀屋駅、住吉大社駅から徒歩10分くらいで姫松橋の北側に位置する。

若き女性 オーナーの名前がミクさんと聞き及ぶ。東京や大阪本町の主にオーガニック系の レストランで修行されたと言っておられた。

日本各地の自然に寄り添って営む生産者食材を使った Farm to Table”が コンセプト。長野県や丹波篠山等で採れる野菜や広島や長崎の農園の果物、篠山のジビエなどの食材を様々なスタイルで提供される。長崎県雲仙の岩崎さんは在来品種を種取りされている有名な農家。

ランチメニューはデリプレート1000円か肉か魚のメインディッシュが入ったプレート1000円〜、本日のパスタセット900円、本日のサンドウイッチなどからなる。この日は篠山産鹿モモ肉のソテーを所望する。

最初に黒大根のポタージュ。。塩味を抑えた喉にストンと落ちる軽くて綺麗な味わい。

ワンプレートに盛り付けられた鹿肉はとても柔らかくて赤ワインと柑橘で作ったソースとの相性も素晴らしい。。ご飯は十六穀米を使用、添えられた生野菜がドレッシング含めとても美味しい。

デザートを追加で注文。オーガニックバニラを使ったアイスをいただく。1400円の会計でした。。かなりいいお店です。。次回は夜に訪問予定。。

大阪市住之江区中加賀屋4-2-3
日曜休み

 

MICRADOレストラン / 北加賀屋駅住吉大社駅住之江公園駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 北加賀屋大阪市 住吉大社 イタリアンフレンチカフェレストラン

トムクリオーザ 4月【大阪市 梅田/JR大阪】

友人に招待いただき表記のミシュランイタリア料理店を訪問。北新地駅から徒歩5分のダイビルの近くの雑居ビルの2階に位置する。ポンテベッキオでの料理長を経て2013年にこの地で独立。

この日は9名での貸し切食事会。16500円のコース料理にワインペアリング20000円をつけていただく。

最初にシャンパンで乾杯して、一皿目は百合根のクリーム(調味料なしで水と百合根のみで作るらしい)と素揚げした百合根とキャビア。

続いて蛍烏賊のパスタ。蛍烏賊を潰して作ったソースで蛍烏賊の肝のコクと合間ってとても濃厚で美味しい。

続いて名物料理24ヶ月熟成させたペルシュウの登場。パルマハム職人の岐阜在住の多田さん(お会いしたことはないけど・・・)という方が作ったもので、それをスライサー界のフェラーリーと言われるベルケル社のハムスライサーで透けて見えるほどの厚さにカットして提供。脂身の融点が低いために口の中で甘く溶ける感じと独特の香りが何ともいえない。

途中で熱々の寿司米が出てきてそれをハムでくるんでミニおにぎりにしていただく。同時に菜の花のサラダとジャガイモのニョッキ、半熟卵も提供される。

ハムのお供は昨日に千葉県木更津の竹島さん(この方も知らない・・・)が作って航空便で届くフレッシュ感がある水牛モッツアレラ。フレッシュ感がとてもいい。

続いて鴨肉のラビオリとホワイトアスパラガス。上には黒トリュフとパルメザンチーズ。

魚料理は甘鯛とちりめんキャベツのスープ(魚貝のスープにサフランと生クリーム)仕立て。このスープがとても濃厚で凝縮感がすごい。

2つ目のパスタは手打ちキッタラ。生の北海道産の牡丹海老と一寸豆とそのソース。
最後にイタリアカラスミのボッタルガが掛かる。

牛肉のカツレツ(ひょっとしてラムかもしれない・・・)ワイン飲み過ぎて記憶に残らなかった・・・しかしながら肉が甘くてポルチーニの濃厚なソースとドンピシャの味わい。
合わせた赤ワインとの相性も完璧。

ドルチェはイチゴのコンポート。。

名物のピスタチオのパンナコッタはとても濃厚で香りが強烈。グラッパと一緒にいただく。。

ワインのペアリングも上質なものばかりセレクションいただく。

サービスのスタッフも若い方ばかりだけどしっかりしていて、美味しいものを美味しく食べていただくという気持ちが伝わるとてもいいお店です。

前回のトムクリオーザはこちら

大阪市北区堂島1-2-15 浜村サンプラザビル2F

大阪市 梅田/JR大阪 イタリアン

角屋【大阪市 天下茶屋】

西成の表記のお店を訪問。お店の種類はビストロのようでイタリアンのような複合的なお店。北天下茶屋駅から徒歩2分、天下茶屋駅からは東に5分くらいの場所に位置する。銭湯の向かい側にあり店は角屋だけど角にはない。

2016年の6月に開店されたお店でそれまでは北新地でされていたらしい。ファザードやお店の中は喫茶店の居抜きのような感じ。店内はカウンター9席と4人がけテーブルが一つ。店主と物知りの若い女性スタッフ2名で切り盛り。

メニューはアラカルト中心でかなりたくさんある。冷前菜、本日の鮮魚、温前菜、お魚料理、お肉料理、ピザ、パスタ、カレー、デセールに別れていてそれぞれから選んで注文する仕組み。この日は一人だったのでまずは前菜盛り合わせを作っていただく。

黒豆枝豆とセロリの味噌和え、牡蠣のオイル漬け、豚ハム、ビーツとアンチョビのポテサラ、玉ねぎなどのエスカベッシュ、豆乳と湯葉のプリンなど。。

この日は4800円くらいのこちらのお店で最も高いシャルドネをいただく。。

名物のサザエのグラタン990円。サザエの肝をペースト状にしてベシャメルに練り込んでいるのが特徴。中には角切りのサザエがゴロゴロと入る。野趣溢れた料理かと思ったがかなり丁寧で深い味わい。。貝殻の淵の焦げた部分がとても香ばしくて美味しい。

メインは肉料理にしてエゾ鹿のロースト1900円を所望する。肉料理は他にも鴨やラムチョップ、黒毛和牛4種類となっている。

蝦夷鹿はほぼクセもなく鉄分の中に鹿ならではの旨味を感じることができる。よくある鹿ステーキの定番の甘酸っぱいソースではなく醤油ベースのソースも馴染みがあって食べやすい。数人で訪問してシェアしていただくのもいいと思う。下町の隠れ屋のようなお店です。

大阪市西成区天下茶屋3-2-14
06-6655-5344
定休日 :日祝

大阪市 天下茶屋 イタリアンフレンチレストラン