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天天菜館 *千鳥橋の街中華の名店【大阪市 西九条】

此花区の表記の中華料理店を夜に訪問。阪神電車の千鳥橋駅から北港通り沿いにユニバーサルスタジオの方向に徒歩3分。界隈にコインパーキングあり。

創業から今年で52年になる地元民に愛される街中華の名店。地元の客のみならず遠方からも多く来訪する。外国人客も多い。昭和な店内はカウンター5席と4〜6名用のテーブルが合わせて5卓くらいの全30席。

ご主人を含む調理師の方が数人と白髪の奥さんと外国人のサービスの女性で切り盛り。テレビを見ながら食事をする1人客から年配のカップル、家族連れまで客層はかなり広い。

毎回、接遇が素晴らしくて細やかで親切でスタッフの皆さんが優しい。心が通い合う接遇をされることにいつも敬服する。

ランチタイムの名物料理は卵で小海老天をとじた「天天丼」。これと並んで有名な数年前に開発されたカツカレー858円に辛煮玉子150円をトッピングしたものを注文。

しばらくして着皿。こちらのカレーは丁子、八角、花山椒、辣油などの中華スパイスがしっかり効いたオリジナルカツカレー。食べる前からスパイスの香りが鼻に刺さる。口に入れるとカルダモンと陳皮の香りが鼻に抜ける。痺れ系のスパイスカレーだけどちゃんと中華料理になっているのが不思議。牛すじやひき肉も入っていて味もコク深い。

高温で揚げられたであろうカツカレーのカツはひたすら薄くて肉は厚みが3ミリくらい。パリパリの食感がカレールーによく合う。

汗をかきながら一気に完食。ご主人の奥さんも優しくて丁寧でなんとも言えない癒しを感じる。昼間は836円の定食が8種類あってとてもお得らしい。ご馳走様でした・・・

以前の記事はこちら

大阪市此花区梅香3-28-11
06-6463-9614
営業時間11:00~15:00/17:00~22:00
*日祝は通し営業
定休日:なし

大阪市 西九条 中華料理

晃市 *大正の老舗洋風レストラン【大阪市 大正】

大正にある表記のレストランを久しぶりに訪問。創業38年の大正区を代表する繁盛多国籍レストラン。35年前くらいによく通った記憶がある。大正駅から徒歩20分でバスの利用が便利。

店内はカウンター8席、8人掛けテーブル1卓。本年65歳になるご主人ともう一人の男性で切り盛り。懐かしい昔話を色々しながら料理を出していただく。

開店当初から仕入れは木津市場と鶴橋の市場でいいものだけを購入。食材と味へのこだわりは当時から強烈なこだわりの記憶がある。当然のことながら客筋もよく遠方からタクシーで来る客ばかり。

黒板には本日のこだわりメニューが90種類くらいずらりと並ぶ。選んでられないのでほとんどの客が店主にお任せするという。

こちらのお店の特徴は洋食だけど新鮮な刺身があること。この日も塩釜産の本鮪、てっさ、すさみの鰹、サゴシ、締鯵、伝助穴子などが揃えられる。

最初はビールと渡り蟹のジュレ1000円(写真忘れ)をいただく。

続いて名残の桃とモッツアレラ1500円。シンプルな料理だけどとても美味しい。オリーブオイルは創業時から最高のものを取り寄せて使用しているとのこと。

名物の蛸のニンニクオイル焼き1200円。35年前からアヒージョという料理が一般的でなかった時から提供されていた料理。オリーブオイルの醤油だれのようなものが入ったオリジナルソース。甘くて辛くてコクがある。微かな酸味はバルサミコではなくワインビネガーの香り。残ったオイルは持ち帰って焼き飯などに使われる客が多いらしい。

メキシカンサラダ2000円には焼き込んだ牛バラ肉が添えられる。本来は羊肉らしい。昔から料理を提供しながらもガッツリ話しかけてくる個性の強いオーナーに懐かしさを感じる。。

たらの白子の香味焼き1500円は火入れした白子にポートワインと蜂蜜をオリーブオイルであわせたソースでいただく。このソースは開業以来継ぎ足して作っているので独特の深みがある。38年間途切れたことがないと言っておられた。

そのほかの38年間継ぎ足しのソースを味見させてくれる。どれも真っ黒で年季が入りまくっている。

北海道産の牡蠣のフライ900円。。細かいパン粉が特徴・・・・

伝助穴子と松茸の土鍋蒸し2000円はポン酢でいただく。大きな土鍋で豪快に提供。

豚の生姜焼き1800円も安定の美味しさ。豚肉は厚切りだけどひたすら柔らかい・・・・

締めは渡り蟹のリゾットを所望。これでもかというぐらい蟹の身が入る。オーナーおすすめのまかないピラフは具材が32種類とのこと・・・・次回の楽しみにする。

コーヒではなく鉄球を入れて鉄分を出したお茶でフィニッシュ。これは初めていただいた。。

過去の晃市はこちら

大阪市大正区泉尾3-3-1
06-6553-3337
営業時間 17:00-24:00
定休日 水曜

大阪市 大正 イタリアンバルフレンチ

まさる 9月 *夕陽ヶ丘の老舗寿司店【大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘】

4日前の時差投稿・・・・

夕陽ヶ丘にある創業28年の老舗寿司店をグルメ友人と訪問。大阪メトロの四天王寺前夕陽ヶ丘駅2番出口から西に坂を下って徒歩5分。阪神高速松原線の高架の下の奥まった裏通りに位置する。

私が個人的に大阪で一番美味しいと勝手に思っているお気に入りのお店。

店内はL型のカウンター席で坊主頭の吉村店主と見習い職人が1人。メニューはコースもあるけどアラカルトも可。握りで40種類、巻物で20種類という圧巻の食材の揃え方にはいつも敬服する。酒肴もあるけどこの店では「寿司」特に「米粒」を食べてほしいというご主人の弁。

最初にビールと毛蟹の酢の物を所望。蟹は温めて供される。

年中寿司の扉は鱚昆布締め大葉鋳込みから始まる。続いて脂たっぷりののどぐろと続く。カワハギはおろしポン酢で供される。キンキは芽ねぎと肝添え、鯖漬けは粒マスタードが添えられる。コリコリ食感になるように包丁をした剣先烏賊、皮目を炙ったかます、好物の煮鮑と続く。寿司はかなり小さなサイズでいくらでも食べ続けられる気がする。

名物の独特のフォルムの海老味噌を鋳込んだ車海老は大好物。黒胡椒を添えたつぶ貝は旨味たっぷり。北海道の雲丹、焼きたての鰻の海苔巻きもオリジナルな味わい。出汁漬けをした煮蛤、海老や野菜が入った帛紗焼き玉子と続くいくら、追加で赤貝のひも巻きでフィニッシュ。ごちそうさまでした。

食後は難波の焼酎バーの「ニチヨウビ」を訪問。

過去の記事はこちら

大阪市浪速区下寺2-3-10
06-6649-7227
営業時間:平日 17:00~翌2:00  日祝 17:00~23:00
定休日:水曜日

大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘 寿司