休日に大阪城で走った帰りに表記の店で友人と冷麺を食べようと訪問したがメニューのサムギョプサルがかなり美味しそうだったのでビールとともに頂く。日曜日なのでこちらのお店も超満席。いろんな冷麺がセットになった定食が人気のよう。

最初にチョレギサラダとキムチが登場。キムチは苦手なので焼いていただく。お店の姉さん変な顔で見てたけどこれが私流。

大きなバラ肉を弱火でしっかりと焼きまくる。陶器の鍋で焼くのは初めて。姉さんに聞くと韓国ではこれが主流らしい。横の溝に卵を流し込んで半熟で頂くと茶碗蒸しのようでかなり美味しい。この食べ方がトレンドなのかと驚く。。。この卵だけ追加注文する客も多いらしい。肉はカリカリに焼いて荏胡麻とチシャの葉っぱと味噌をつけてニンニクを挟んでごま油でいただく。ややこしいのでお姉さんに巻いてもらうとらくちん。

マッコリと一緒に頂くといくらでも食べる事が出来そう。走ったあとはいつも肉を食したくなるがサムギョプサルは野菜も獲れてとてもカラダに良さそう。

横の客がフリ弁当定食（1050円）を注文するのを見る。アルミの弁当箱が出てきて1分間弁当を振って中身を混ぜるという料理らしい。混ぜたあと蓋を開けるとかなりぐちゃぐちゃでギャグかなと思った。お腹いっぱいで冷麺を食べる事が出来なかった

大阪市東成区東小橋3丁目19-9

冷麺館　鶴橋店 （冷麺 / 鶴橋駅、玉造駅（ＪＲ）、玉造駅（大阪市営））

夜総合点★★★☆☆ 3.5

昼総合点★★★☆☆ 3.5

神戸の友人に誘われて表記の店を訪問する。JR三宮の駅から徒歩5分なんだけど結構人気のない琴ノ緒町という商店街の入り口に位置する。普段韓国料理は焼肉以外は食べる習慣がないので友人に注文はお任せとする。
メニューを見ると見たことないものまでいろいろあるんだけどこの日はサムギョプサルとチヂミと豆腐チゲのついたコース2300円を所望する。
その他にもチャプチェや蒸し豚、ビビンバ、冷麺、豆腐チゲとかがついた「味楽コース」、「お鍋のコース」、「参鶏湯コース」（いづれも2200円）もある。

ビールで乾杯して前菜をつまむ。優しい辛さと旨味全開のキムチやカボチャと小麦粉を合わせたの焼き餅状のものなど見た目はぱっとしないがかなり美味しい。お店のお母さんがかなり親切。人としての優しさが全身に満ちあふれている。。

野菜サラダなんだけど見慣れない野菜が入っている聞けば韓国から取り寄せているらしい。ドレッシングも独特の酸味があって珍しい味。

ボリューム満点の３段バラ。分厚い鉄板にニンニクと一緒に焼き上げる。

年末にソウルに行ったとき明洞の店でワインに漬け込んだものとか、ハーブや紅茶の葉をまぶしたものとか極薄の焼きしゃぶ風とかいろんなレパートリーのものがあったのには驚いた。焼き上がりにハニーマスタードやきな粉をまぶしたりかなり進化しているよう。

カリッと焼いた豚肉を塩の入ったごま油をつけてサンチュと荏胡麻の葉っぱに水菜のサラダとニンニクを載せて味噌をつけていただく。甘くて酸っぱくて辛くて塩っぱい何とも表現しにくい複雑な味が面白い。あっさりしているのでいくらでも食することが出来る。

チヂミもぱりっとしていてとっても美味しい。片栗粉が入っていると言っていたな・・・マッコリをいただきながら食べると食が進む。

こちらのお店でテンジャンチゲとともに有名な豆腐チゲ。このような簡単そうな料理を美味しく作るのが難しいことは周知の事実。この豆腐チゲも旨味が半端ない。。辛みの奥にある深い味はどう表現すればいいかわからない。煮干しベースにコチュジャン、唐辛子粉、ニンニク、ごま油が入っているのはわかる。風味の良さを保ちながらスープが塩辛くならないのが素晴しい。キムチや豚肉の下味に使ってる何かがいい味を出している。あさりの海鮮出汁もいい。おぼろ豆腐と絡まって白い御飯と一緒にいただくと御飯５杯くらい食すことが出来そうである。

2300円のコースでお腹いっぱい。お母さんが外まで見送りいただく。また来月来るね！と言って店を後にする。

 
神戸市中央区琴ノ緒町3-2-15
078-241-1088
時間：11:00～15:00　17:00～24:0

神戸・三宮 韓国家庭料理 味楽 （韓国料理 / 三宮駅（神戸新交通）、三ノ宮駅（ＪＲ）、神戸三宮駅（阪神））

夜総合点★★★☆☆ 3.5

南大門市場の地下鉄５番出口の近くの豚まん専門店。

看板だけ見ると何屋か絶対にわからない。。
「カメコルイェンナルソンワンマンドゥ＆ソンカルグッス」長過ぎて絶対覚えられない名前なんだけど店の前に長蛇の行列ができているのですぐにわかる。夕方が行列のピーク。朝の8時からやっているので朝食にもいいかもしれない。

マンドゥは４ヶ　３０００ウォンで一つ５０円くらい。
こちらのお店は１日17,000個を手作りでつくるらしい。客数は一日800人以上。。（凄過ぎ・・・）
店の前で見てても２０個３０個買うのは当たり前で、狭い店の中で15人くらいの人が包みまくっている。いわゆる蓬萊の豚まんの超忙しいバージョン。蒸す作業は外でやって包んで膨らますのは店内。

客の8割がテイクアウトらしい。取り合い状態で「私も私も」と大量に買って行くのはすごい光景である。

お店の中でも食べる事が出来ると聞いたのだけど全くその場所が見つからない。。店員に「タベルバショドコダニカ」と聞くと2階を案内。調理場のど真ん中を人をよけながら通って２階に上がるとテーブル席が２０席くらい。マンドゥは辛口と普通の２種類あってソッコソといえば混ぜてくれる。。

出来立てのホカホカしたマンドゥはほんのり甘くてモチモチとした食感の皮が特徴で蓬萊と感じが似ている。餡は、タマネギ、ネギ、ニラなどの野菜と豚のミンチ。辛口はヤンニョムで味付けをしててぴりっとして全体的にキムチ味となっている。荒くカットされた餡はたっぷりと入っていて結構嬉しい。

ソンカルグッスは手打ちうどんで隣の客が食べていたけど日本のものとあまり変わらなかった。
一人で豚まん４個はさすがにどうかなと思っていたが存外ぺろっと食べる事が出来た・・・

横のお店ではこんなマネキンがお辞儀をする。サングラスがシュールでいい。

周りにはおやつ屋台がたくさん建ち並ぶ。低温の油で練り物を揚げるかまぼこ屋は大人気。ソーセージや蟹肉や唐辛子が入った練り物を歩きながら食べまくる光景もすごい。

この他ソウルのキングオブおやつのトッポギもそこら中にある。あの唐辛子味噌ソースを嫌いと言う韓国人は見た事がない。甘さ控えめの小振りのたいやきもこちらでは大人気。。

焼きぐりやとうもろこしもあちこちで売っているがそのもの自身に甘味がないので美味しいとは感じない。あと最近日本でもよく見かけるホットクはシナモンの黒蜜入りパンで、たっぷりの油で揚げ焼きにしたもの。食べる時は紙コップに入れて渡してくれる。揚げたてを食べると中から出てくる黒蜜でいつも口の中をやけどしてしまう。中に入ったピーナッツやシナモンシュガー、クルミ、かぼちゃの種が身体に良さそう。。個人的には結構はまる味。。

朝ランをしたあといつも朝食はホテルで食べずに屋台でトストゥをいただく。

安いマーガリンをたっぷり敷いた鉄板で焼いたスライス食パンに、ほのかに三温糖で甘味をつけた野菜入りの卵焼きを挟んでケチャップをかけた手作りホットサンド。チーズを挟むととても美味しい。僕はマスタード抜きのチャンポンと呼ばれるものをいつもお願いする

地元の人はこのトストゥにバナナウユ（バナナ牛乳）やコピウユ（コーヒー牛乳）を合わせていただくらしい。珈琲は当然インスタントが今でも主流。コーヒーがついて200円くらい。。文化の違いがとても面白い・・・