レストラン

Ikedaya BBQ style 12月【大阪市 東天下茶屋】

阪堺線東天下茶屋駅隣接の表記の店を訪問。夏に店の近くに引っ越した事とお得なドリンクのサブスクのせいで(1ヶ月680円で全てのドリンクが何杯飲んでも1杯220円)訪問頻度がかなり高くなっている。3杯以上飲めばその日のうちに元が取れるということで界隈に住む友人の多くが常連化している。

広くて明るいお店は昭和40年代の駅舎をリノベーションしたもので天然酵母を使ったハード系のパンを製造販売するベーカリーが併設。定期的に産直野菜のマルシェやこだわりの屋台などが出るイベントが開催されている。

店名にもある炭火を使ったBBQ料理も美味しいけれど季節で変わる小皿料理と称するものもかなりレベルの高いものばかり。
一皿550円で3つで1200円という内容を見れば決して高くはないサービス価格。つきだしはおかわり自由の自家製のサワーブレッド。岩塩とオリーブオイルが添えられる。

最初の一皿はラ・フランスを酢でマリネしたものとコンポートにしたものにクリームチーズ。あしらえに生ハム。生ハムの塩気が最高。。熟した富有柿にトリュフオイルを加えたクリームチーズその上にロルイノヴエッロのオリーブオイル。

生の落花生を湯がいてクミンなどのスパイス、オリーブオイルと和えたもの。赤ワインが進みまくる。甲イカの下足を使ったフリットはチーズがかかる。どの料理も一仕事を施しているのが特徴。

白バイ貝の分葱ソースもオリーブオイルたっぷり。バイ貝の磯の香りと食感もうまく残してありとても上質な前菜となっている。

この日の主催のスパイシーチキンも見た目は地味だけど味が複雑で辛いだけではなくてかなり美味しい。。最近では最もヘビーユースしているお店です。

過去のIkedayaはこちら

大阪市阿倍野区阿倍野元町6-25
火曜日定休

大阪市 東天下茶屋 バルレストラン

カルネジーオ ウエスト【大阪市 梅田/JR大阪】

休日に友人と六甲山登山。帰りに阪急梅田駅高架下の「茶屋町あるこ」という施設にある表記の店を早い時間に訪問。登山帰りにはよく立ち寄るお気に入りのお店。店内はテーブル席と個室が一つずつであとは全てオープンキッチンを囲むコの字になったカウンター席。

間接照明と高級感ある内装で若い女性客が半数以上。丁寧に連携を取りながら作る料理の出来上がりを見ながら食事ができるライブ感がとてもいい。サービスのイケメンスタッフさんも明るくフレンドリーでとても気持ちのいい接客をされる。

お通しのモチモチのパンとふわふわのスモークしたホイップバターも秀逸。特に毎日手作りしているホイップバターはワインにぴったり。かなりの人気繁盛店で夜は常に満席で予約なしではほぼ入店できない状態。

前菜はいつも注文する生ハムととプラッターチーズ1200円の盛り合わせ。現在は生ハムの入荷が最近難しいので希少商品となっている。オリーブオイルのかかったフレッシュプラッターチーズと合わせていただくととても美味しい。

宮城県産の生牡蠣はかなり大きなサイズ。新鮮で食べ応えもあってスパークリングワインにぴったり。

和牛のタルタル1800円は注文を受けてから目の前で塊肉を切り出して丁寧に作る。シルキーな舌触りでピクルスとエシャロットもいいアクセントになっている。塩、胡椒、オリーブオイル、レモン果汁のバランスもとてもいい。牛肉の脂の甘みとピクルスとレモンの酸味がなんとも言えない美味しさ。生肉は普段食べないけどこちらのものは別格。

薄くカットされたバタートーストに乗せて食べると止まらなくなる。最近、帝国ホテルで同じものをいただいたものとは調理法が異なるのかもしれないけど肉が茶色で価格は2倍だった。

続いてトリッパのトマト煮込み。。柔らかくてトマトソースが濃厚で界隈にあるものとはワンランク上の異なりがある。

こちらのお店のシグニチャーメニューのアルゼンチン産のグラスフェッド牛のヘレステーキ「ビステッカ」は200g  4000円。今回は400gで所望する。和牛肉もあるけど価格はほぼ同じ。赤身肉の美味しさを堪能することができる。仕入れの都合でオーストラリア産の婆もある。

大きな塊肉から切り出して火口の横で温めて芯温を上げてから客の食事の具合を見ながらタイミングを見計らって鉄板でしっかりと焼きこんでからオーブンで仕上げをする。

オーブンから取り出してそのまま熱々の皿で供され、サービススタッフさんがバターにんにく醤油を焦がしながら大きなナイフで皿の中の肉を切り分ける。このパフォーマンスがこのお店の真骨頂。丁寧に焼き込まれた赤身肉はとても柔らくて独特の鉄分の美味しさをしっかり感じることができる。軽めと濃いめの赤ワインを味比べしながら楽しむ。ワインの値付けもかなり良心的。

口直しのライムと塩で味付けされた春菊爆弾500円はパリパリの食感と爽やかな香りでエグミが全くない。

残ったにんにくバターソースでガーリックライス880円。これも驚くような美味しさ。ホテルの鉄板焼き店のものを遥かに凌駕する味わい。

総じてリーズナブルで雰囲気も良くて、美味しい赤身肉をいただける普段使いの大好きなお店です。

六甲山から有馬温泉に抜けて瑞宝寺公園に紅葉観賞。予想以上の美しさに感動。。。

過去のカルネジーオはこちら

予約は全てネットから。。。現金決済不可能です。

大阪市 北区芝田1-6-2 茶屋町あるこ1F

 

大阪市 梅田/JR大阪 レストラン

MICRAD(ミクラド)10月【大阪市 北加賀屋】 【大阪市 住之江公園】 【大阪市 住吉大社】

住之江区にある表記のヘビーユースするレストランを久しぶりに訪問。大阪メトロ北加賀屋駅・住之江公園駅、南海本線住吉大社駅から徒歩10分という辺鄙な場所に位置する小体なレストラン。カフェのような白を基調としたお店はカウンター5席とテーブル2卓。バーの居抜き物件をリノベーションしたので店内は細くて縦に長い。

カウンター内の小さな厨房で調理歴16年の童顔オーナーシェフのミクさんが驚くくらいの手際の良さと綺麗な仕事でこだわりのある高品質のアラカルトメニューを作り出す。ジャンルはイタリアンとフレンチと最近ブームの中東料理を合わせたフュージョンスタイル。

お店で使用される野菜は契約農家さんから直送、あか牛を中心とした肉類は粉浜商店街の老舗精肉店「うしや」から上質なものだけを仕入れる。そのほかの調味料もほとんどが手作りかオーガニックのものを使用。お酒は地元のこだわりリカー「ばんどう酒店」から低価格で個性的なワインをセレクションしてもらっている。ランチメニューは様々な前菜の入ったヘルシー系のデリプレート1000円か、肉か魚のメインディッシュが入ったプレート1000円〜、本日のパスタセット900円、本日のサンドウイッチなどからなる。

メニューはアラカルトが中心でグランドメニューと壁に手書きで書かれたシーズナルメニューから構成される。何を食べても食材の良さを含めてワンランク上の美味しさ。この日は自社の女子社員との会食だったので5000円でコース仕立てにしていただく。

タラ白子のムニエル下にはジャガイモのピュレが敷かれる。天盛りは直送のカリフラワーのスライス。。

赤・紫・白の大根を使ったポタージュ。塩味を控えたシンプルであっさりした味わい。。

フランスの辛口ロゼワインとともに北海道産粒貝のバターソテー。かなり新鮮で貝好きの私はとても嬉しい。肝の味も深くてワインにバッチリ。

続いてジャガイモのニョッキ。当然全てが手作りでチーズたっぷりのクリームソースの美味しさが秀逸。見た目よりかなりあっさりといただける。ソースは自家製のフォカッチャにつけて綺麗にいただく。普段はパスタも数種類あってどれもとても美味しい。

ここでカベルネ赤ワインに切り替え。

熊本産あか牛のステーキ。数種類のベリーとそのソースでいただく。赤身肉で部位はランプと言っていた。

羽曳野産の6種類のイチジクの盛り合わせ。下にはヨーグルトムース。

追加注文でバスクチーズケーキを所望する。全ての料理にしっかりと手がかかっていてワンランク上の美味しさがある。コースメニューは前日までに予約が必要。界隈に多数のコインパーキングあり。

過去のミクラドはこちら

大阪市住之江区中加賀屋4-2-3
日曜休み
090-3736-0286

大阪市 北加賀屋大阪市 住之江公園大阪市 住吉大社 レストラン