蕎麦

手打ち蕎麦 慶俊庵【大阪市 住之江】

わが母校安立小学校の裏側にある住宅街の中路地を入ったところの手打ちそば店。 霰松原神社を横手に見ながらいざ突入。。昭和に建てられた民家をリノベーションした店内はお座敷とテーブル席。女性のお客で満席状態であったが相席でざるそばをいただく。 misesoba.JPG いろんな定食などもあり手打ち蕎麦屋にありがちなかたぐるしい敷居の高さはみじんも感じられない。 接客担当の奥さんも丁寧。価格はすべて下町価格。。 menyusoba.JPG 10割そばということであるが界隈でよく感じるもそもそした食感はみじんも感じられない。 モンゴルの塩でいただくと蕎麦の香りが鼻に抜ける。と言っても田舎そばの様にブチブチした野趣は感じられない。あくまで正攻法でのど越しもよく上質の絹織物の様な食感と甘みがじんわりとあとから感じる。私的には少しつけ汁が甘いかなと思ったがこれは好みの部分であろう。 女性客にはこれくらいが安心できるおいしいと感じる塩梅であろうと推察される。 sobasoba.JPG 突き出しの蕎麦豆腐も秀逸。次回は日本酒をいただこうと決めて御馳走様でした。。。 営業日 木・金・土・日 11:00~蕎麦がなくなるまで 6673-2178 住之江区住之江1-2-4 南海本線住ノ江駅徒歩3分

手打ち蕎麦 慶俊庵そば(蕎麦) / 安立町駅住ノ江駅細井川駅

大阪市 住之江 蕎麦

会合【大阪府 堺市】

最近たまに行く堺の泉北方面に或る蕎麦店。 住宅街の奥にあるので地元の人しか知らない(グルメブログにはノーマーク)が蕎麦は以前からうち続けておられ蕎麦祭りなどを地域の方とされているらしい。農家を改造したお店は田舎のおばちゃんの家って感じ。 お店の庭に蕎麦神社がある。蕎麦の神様は生まれてはじめて見た。店名の会合は会合衆という言葉から来ているのか・・それは不明。肝心の蕎麦はスタンダードな二八のそばでエッジも効いたのど越し系。 つゆは節の味がしっかり効いた関西風。いつもは田舎そばともりそばの合い盛りをいただくが今日は特別に梅干しの入ったネバネバ蕎麦(名前があったのだが忘れた)を所望する menyu-.JPG 結構値段は高めだが最初に蕎麦の揚げたのが出てきたりそば茶も秀逸。休みの昼間のゆっくりランチには最適。お店は高台にあるのでクーラーをつけなくても天井の梁が高いため風がお店の中をかけぬけまさにザッツリラクゼーションって感じ・・・ egou.JPG 出てきたお蕎麦はオクラに山芋のネバネバ攻撃と蕎麦のしっかりとした食感、梅干しのさっぱり感。。元気も出るし食欲も沸くしと何とも店主の愛情と工夫を感じる逸品。 そば湯も出てきて大満足。1000円の支払いでした。 大阪府堺市田園(たぞの)506 072-239-3929 定休日: 火曜日 

大阪府 堺市 蕎麦

そば切り 凡愚【大阪市 大正】

大阪の手打ち蕎麦の老舗。 18年くらい前に縁があってオープン当時通い詰めた。 大正区のはずれで駐車場もなく週の半分が休みで営業が昼間だけ。 出てくる蕎麦はへんちくりん(失礼・・) でも石臼を使ってそば粉をひいて器も手造りで私のアーティスチックな部分をくすぐり 面白半分でしょっちゅう食べまくった。 そのうちなくなるだろうと思っていたらもはや20年近い年月がたつ。 ということはやっぱホンマモンだったということ でもご主人と奥さんの温かい人柄やそば粉や器、つけ出汁にここまでこだわった蕎麦屋は その当時関西にはなかった。もちろんそれが大正区にあるというので 私もそばの味をここで初めて知った。 それまでは信州や越後や島根のごりごりの麻縄のようなものが蕎麦の定番で 食べればのどが詰まって窒息死しそうなものが蕎麦だと思っていた もしくは大阪ならではの恩地食品を代表するふにゃふにゃの小麦粉たっぷりの蕎麦しか知らなかった。 新今宮駅内のえびす蕎麦が世界で一番うまいと思っていたあの頃・・・ この店で目が覚めた このご主人のもとで修業をし今や老舗と呼ばれているお店(蔦屋や月山)は数知れず。 個人的に文化功労章を差し上げたい。まさに大阪蕎麦打ちの総本山。 お店は相変わらず生い茂った観葉植物の中に見えるファンキーモンキーな看板が目印となっている。 本当に久しぶりに伺う。奥さんとやあやあと言いながら鴨汁そばを所望。 bonngu1.JPG いろんなところで最近鴨汁をいただくことが多いんだけど 出汁の加減は個人的にはとても好みである。回帰現象かも。 昔から醤油強めの味の加減であるがそれはノープロブレム 鴨汁は十分つけ出汁をそのまま飲めるレヴェル。 蕎麦は粗挽きの粒子とまだらな星が見え隠れする透きとおったタイプ。 香りが足らないとか風味がないというアホな意見もたまに聞くが この店の価値はそんなところにはなく グイグイした食感とコシを感じる舌触りはまさにオンリーワンであり先駆者の貫録。 ネギもトロトロで鴨肉も臭みも全くなく上質であることはすぐにわかる。 鴨肉から出る脂もかなりクリアである。 futo.JPG 名物の太切りも当然いただく。ドイツの2億年前の塩や各国の岩塩を 少しつけていただくとモチモチのそばがきのような野趣あふれる食感に感動する。 ガシガシといただきモグモグと咀嚼する 見た目はオラオラ系でこれでもかという形の蕎麦なんだけど、 悪い意味でのそば特有の臭みがなく個人的にはあっさりと洗練されている様に感じる。 おろしたての山葵の香りが満喫できるわさび醤油もベストマッチ。 太い蕎麦に負けない力のあるソースはこれしかないと思った。 焼酎でいただきたかったが昼間なので断念。 大好きな天野酒と一緒にそばをいただく夜長は至高の贅沢かもしれないと思った・・・ 太切りそば 900円 細切りそば 900円(一つ半盛400円増、二つ盛700円増)と書いてあった 手挽きそば 1,200円 大根おろしそば 1,200円 鴨汁そば 1,300円 天野酒(大阪) 800円 大阪市大正区泉尾4-4-7 電話番号: 06-6553-7272 営業時間:11時~15時頃(売り切れまで)月、火、水曜日は、定休日

凡愚そば(蕎麦) / 木津川駅

大阪市 大正 蕎麦