蕎麦

蕎麦切り大城 6月【大阪市 鶴ヶ丘】 【大阪市 長居】 【大阪市 西田辺】

日曜日の昼間にラン友と表記のお店を訪問。界隈ではかなりの人気店でこの日も時分どきは満席状態。学校の後輩の黒木瞳に似たマダムの丁寧な接客と料理店のような居こごちの良さ、本格的な玄蕎麦を提供する店として名を馳せておられる。

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最寄りの駅はJRの鶴ケ丘。日曜日の昼間に行くと知り合いに出会う率がかなり高い。家族連れから老夫婦、カップルなど客層はいろいろ。
平日は地元のおしゃべりオバサンチームが占領する。50才を超えたら女性は急激におしゃべりになると言う話をどこかで聞いたことがある。ホルモンの関係であろうか。

料亭のようなお店の設えや窓から見える前栽の美しさも個人的には楽しみ。庭が見えるカウンター席がお勧め。季節の花をみながら美味しい蕎麦を頂く時間は最高の贅沢。いつも時間が過ぎるのを忘れるくらいの魅力がこの店にはある。

生ビールを頂いて天丼と盛りそばのセット1200円を所望する。お得なランチメニューは次の通り。

・蕎麦と天むす2個(900えん)
・蕎麦と釜揚げしらす丼(950円)
・蕎麦と海鮮丼(1100円)
・蕎麦と天丼(1200円)
その他、本日のおススメランチもある。内容とくらべると全然高くはない。。

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まずは天丼登場。。。プリプリの大きな海老と野菜いろいろ。。生ビールもすすみまくる。。カロリー摂取過多気味であるが午前中にランニングで1500カロリー消費したので大丈夫。

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焼き杉の板に載せられて盛りそば登場。食すると見た目よりも量が多い。この日は福井県産とマダムの説明。汁はあまりつけないのが私流。こちらの店の蕎麦はすべて玄蕎麦で黒っぽく野趣あふれた感というかごつごつして田舎ぽい感があるが、食すととても瑞々しくて噛むたびに蕎麦の甘みが感じられる。

平日の夜は蕎麦屋酒膳というものがあって好きな酒肴2品と蕎麦チップと〆のそばと飲み物1杯がついて税込み2000円というかなりお得なセットが登場。夜は予約した方が確実だな。。

大阪市阿倍野区西田辺町2-6-13
電話 06-6691-0046
営業時間 11:00~14:00 17:00~21:00
休み 火曜日 第2第4月曜日

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手打ち皿そば ひいらぎや

週末は丹波篠山まで一泊旅行。城下町を見学して表記の店を訪問。出石の皿そばは有名だけど出石にあるお店の支店らしい。店のあるお土産通りには焼き栗や高価な松茸などが並ぶ。

街中であちこちにあるそば店の中で比較的評判がいいと聞き及ぶ此方のお店は昼時はいつも満席で蕎麦がなくなると営業終了らしい。

手打ちの十割蕎麦の皿そばって書いてあるけど店員さんに聞けば実は9割って言ってた。食品偽装のはびこる現在回転寿司も表記の変更をしまくっている。伊勢エビの中納言なんかどうなるのかなと心配。活ロブスター料理に名前変更するのかな。。。そんなことはどっちでもいい話で地酒と共に肴をいろいろ所望する。座敷で腰を据えてお酒を飲む。。

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スルメの麹漬けは日本酒にぴったり。米麹がお酒と合うのは原理原則なり。CPは決してよくないけどこれは観光地だからしょうがない。。

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地元では山芋がよく獲れるらしく擂り下ろした山芋で作る磯辺揚げ3ヶ450円。フワフワもちもちしてとっても美味しい。

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握りこぶしみたいな大きさの揚げ出し豆腐のようなものが440円。トロトロして塊もあってなかなか乙な味。国産の山芋自体が結構高いので商品価値だけ言えば高くないのかもしれない。そのほか鰊の甘煮が440円、細魚の干し物が440円を所望する。

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そしてメインの皿そばが一人前五皿が780円、追加一皿110円つの小皿に分けられて登場。蕎麦自身は真っ黒で太めのガシガシ系。しっかり冷やされて供される。香りと言うか風味はあまりない。漬け出汁は関西風なのか結構甘い。化学調味料のような味もするがこれはまったりした旨味と解釈。

薬味は丁寧にカットされたネギと乾燥青さ海苔。蕎麦湯はゆずが入っていてサッパリと楽しめる。本格的な蕎麦が好きな人にはどうかと思うがお酒を頂きながらのランチとしては充分な出来である。これからは特に温かいそばが美味しいと推察される。

篠山市二階町56

電話: 079-552-5965
木曜定休

蕎麦 兵庫県

ちく満【大阪府 堺市】

日曜日の朝は雨が降っていたのでランニングは中止にして友人と表記の店で打ち合わせランチ。この店は創業元禄8年という尋常でないレベルの老舗。創業してから300年以上たつということか・・・

場所は阪堺線の宿院の駅前。近くに先祖の墓があるので子供の頃に墓参りの帰りに父とによく連れてきてもらった記憶がある。お店の形状がとても変わっていて製麺場と言うか工場が併設されている。のれんをくぐると明治時代さながらのテレビドラマのセットのような設えとなっている。もしくは田舎の資料館って感じ。レジを担当している若き店主に番号札を渡されてその番号の靴箱に靴を入れて指定された席に座る。お店が混んでくると2階席に通される。

昼時はどういうわけか100席近くあるお店が満席となる繁盛店でもある。ままごと用のようなちゃぶ台をはさんで2人で座る。

注文はせいろそばの一斤800円または一斤半1000円のみ。蕎麦は一斤という数詞なのかとこの店で初めて知った記憶がある。食パンと一緒なのね。。

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まずは「つきだし」120円とビールを所望。鰹節にネギとワサビと醤油をかけたもの。。旨いとは思わないがまあこんなものと言えばこんなものか。

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そして蕎麦登場。。気のふたを開ければ湯気がでまくり。30cm四方のせいろなのでボリューム満点。そのせいろの上にだし汁、生卵、薬味。。見た目の通り蒸篭で蒸されたようにして出される蕎麦はふにゃふにゃの角の取れたソフトな伊勢うどんのような食感。

濃い目の甘辛い出汁に玉子をかき混ぜて麺を入れていただくと摩訶不思議な食感で濃い卵の吸い物に麺を浸けて食している感じか。京都の竹邑庵太郎敦盛という店でもこんなの食べた記憶がある。

時間が経てば更に柔らかく伸びてでろんでろん状態でお箸でつかめなくなる。卵が絡んで歯がなくても食べれる状態である。たぶん時間は気にせずに大量に湯がいて蒸篭に入れて放置していると思われる。

そして最後は蕎麦湯で〆る。卵の味がよく利いていてこれは秀逸である。創業以来このスタイルでお店を続けられていることに敬意を表すると共にこの店のデフォルトが蕎麦の原点かといつも感心する。

あとどっちでもいいことなんだけど

お店はいつ来ても改修工事中。私の記憶では30年前から工事が続いている気もする。建物自体の築年数は不明で、ある方からこの店は

いまだに完成していないと聞いたことがある。ひょっとして設計者はアントニオガウディか?

堺市宿院町西1-1-16
TEL : 072-232-0093
営業時間 : 10時30分-21時
定休日 : 月曜

ちく満そば(蕎麦) / 宿院駅寺地町駅大小路駅

昼総合点★★☆☆☆ 2.7

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