肥後橋

大衆酒場さわ村【大阪市 肥後橋】 【大阪市 淀屋橋】

週末でひと気がない肥後橋界隈で常に満席状態を誇る表記の大衆居酒屋を訪問。
この日も時分時で当然のことながら満席だったが親切な客が席を譲っていただいた。
お酒はすべて380円で最強コスパで近隣のお勤め客でいつも賑わう。客層は女性グループと40代の常連が中心。

ビールとともに名物のおでんを所望。どれもが120円から200円くらいのものばかりなのが嬉しい。

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しっかり味の浸みた大きな大根とスジ肉、厚揚げとこんにゃく。どれもが安心の予想通りのいい味加減。食べやすいように包丁目を入れてくれているのも嬉しい。

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続いてじゃがいもとちくわ。。まさに王道の美味しさ。席が空いたらすぐに次の客が入ってくる。まさに安くて美味しい庶民の憩いの酒場。

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寒かったので菊正宗の熱燗を所望。銀のちろりでいただくと身体がぽかぽかする。一緒に注文したなまこ酢580円もボリュームたっぷり。メニューもおでんの他に焼き物、酢の物、刺身、寿司とバラエティーに富みまくる。そのすべてが380円、480円、580円なので財布にも優しい。

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卵とごぼ天とソーセージを追加。燗酒とおでんってどうしてこんなに相性がいいのだろうといつも不思議に思う。多分双方が同じくらいの温度なので味蕾が同調するのであろう。おでんが上品でないのがいいのであろう。本醸造酒は軽く温めると1.5倍は美味しくなる。。

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鱈白子焼きも燗酒にドンピシャ。普通のものが普通に美味しいことが幸せである。

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烏賊げそ塩焼きも380円。新鮮なので臭みなどは全くない。美味しい酒と美味しいアテが安く楽しめるので連日満員も納得である。

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横の客が寿司を注文しまくっているので同じように所望する。しっかり炊き込まれてフワフワの穴子、食べやすく包丁目が入った塩でいただく生蛸、泉州の鯖、イクラ。どれも居酒屋のレベルではないのでビックリ。

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最後は紫蘇巻と穴子巻でフィニッシュ。今日もよく食べて飲みました。会社帰りのチョイ飲みにぴったりだな。ハートフルな雰囲気があるので心も温まります。場所は肥後橋と淀屋橋の間くらい・・・ごちそうさまでした。。

大阪市中央区道修町4-7-1
11:00-15:00
17:00-23:30
定休日日曜日

大阪市 肥後橋大阪市 淀屋橋 居酒屋

ラ・フェットひらまつ【大阪市 肥後橋】

中之島フェスティバルタワー37階にあるワンフロアに広がる表記のグランメゾンを訪問。今回は私が総理する30人くらいの団体での会食。パッケージとなった宴会用の9000円の献立をご提供いただく。(飲料込みで税別14000円)こちらはどのバンケットルームも景色が素晴しくこの日の夕刻は淡路島も彼方に見ることが出来た。

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持ち込みシャンパンで乾杯をして最初に小さな箱に入ったマカロンが登場。女性受けしそうな設えはさすが。見栄えだけでなく食してもかなり美味しかったのにビックリ。最初の一皿で6割以上の印象が決定するのでその辺りがしっかりと科学されていることが理解出来る。

そのあとは通年で提供されるグジェール(チーズを練り込んだ一口サイズのシュー)。小さなものであるが最初の一口には最適なものである。

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続いてスプーンに乗ったサーモンとサワークリームの取り合わせはかなり上質感があった。他の方はマグロ料理だったが私が苦手なのを知って代わりにツブ貝の冷菜をご提供いただく。

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「フォワグラのポワレとセップ茸のリゾット トリフの香りがしっかりついたソースペリグー」もこちらの定番料理というか宴会フレンチの鉄板料理。牛肉系のフォンにマディラ酒とみじん切りしたトリュフが入ったソースなんだけど泡状に仕立てているのでトリフの香りがよりしっかりと立つ。万人受けする上質感はとてもいい。

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中がムッチリとした自家製パンもかなり美味しかった。バターはいつものエシレ。LALの国際線でいつもいただく。酸味の効いた香り高いバターはどんなパンでも美味しくなる。

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52度で柔らかく蒸し焼きにした真鯛とハマグリのエスカルゴバター 付け合わせはポワロとクリームチーズを合わせたラビオリ。エマルションされた軽い酸味のあるあっさりとしたサフランソースもまずまずの仕上がり。

他の動物性タンパク質よりも融点が低い魚の脂分を出来るだけ逃がさないようにすることと身にダメージを与えないための調理法で最近界隈のレストランでこのようないただく機会も多い。以前いただいたときはイマイチだったけど今回は鯛の身がかなりしっとりして火入れと塩の加減も完璧であった

食事は総じて全体的に上品な仕上がりであらゆる年代層の方でも美味しくいただける工夫が随所にされているのはさすが。
ワインもすべてひらまつ直輸入のものらしくこの日はフローラルな感じのリュベロンの白とそれなりにボディもありながら飲みやすいコート・デュ・リュベロ。双方ともにはボディーもあり早飲み系だけどそれなりに美味しい。高価な味わいではないけどクセや嫌みのない、皆が美味しいと感じる上質な味わい。

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シャラン産の鴨肉の炭火焼に季節野菜と赤ワインのソース。これもよくある仕事であるが鴨肉に炭の香りがよく効いており下に敷かれたマッシュポテトとの相性もまずます。宴会料理にすると肉の質も含めレベルは高いと思われる。

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デセールは写真の通り。

ミニャルディーズは一口サイズでどれも美味しい。ホテルを含めいろんなところで団体での宴会フレンチをいただくことが多いけど、美味しさと上質感ではリッツカールトンとともにこちらが大阪では双璧であると思われる。

さらに特筆すべきはこの日のサービス責任者の義富綾乃氏の気配りと先を読む力、卓越したコミュニケーション能力に代表されるスタッフ力である。この部分は他のホテルやレストランを完全に凌駕していると確信して店を出る。

北区中之島2−3−12
中之島フェスティバルタワー37階。

大阪市 肥後橋 フレンチ

ラ・フェットひらまつ【大阪市 肥後橋】

年末の貸し切りパーティーの打ち合わせに表記のお店を訪問。今や大阪を代表するグランメゾン。200以上の席数を持つフレンチは大阪では
エントランスより営業担当の方にご案内していただく。店内は女性客を中心に平日なのに満席。予約していなければ入店も不可能のよう。37階から見える景色に圧倒される。中之島フェスティバルタワーのワンフロアーすべてをこちらのレストランが占有しているのでお店の中はまるで迷路のような感じ。

この日は最も廉価な平日限定の1800円のワンプレーとランチを所望する。

しばらくするとサービス係の女性がワゴンを押してきてジュースや食前酒の注文を聞きにくる。只かと思いきや有料らしくプレゼンテーションの巧みさもあり洋梨をスパークリングで割ったものを薦められるままに頂く。あとで聞くとアルコールの入ったものは1700円、ノンアルコールは1000円らしい。食事の価格と同等の価格に驚く・・・商魂の逞しさにビックリ・・・

そのあとは水を所望する。ガス入りとガスなしを聞かれたが「大阪市水道局謹製のもの」とお願いする。

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アミューズはふわふわの2種類のチーズがのったパイ生地のカナッペ。想像以上に美味しいのに驚いた。

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白い皿に入った2つのボウルを頂くのであろう。特に美しさを感じない・・・

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豚バラ肉を煮込んだものをカリッと油で揚げたもの。オクラやブロッコリー、オクラなど。ホースラディッシュをスープに溶いて頂く趣向だけど特にどおってことはない。

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秋刀魚のソテーが乗った和風のオイルパスタ。大葉とケッパーがピリっとして刺激がある。菊の花をあしらっているが味は凡庸。

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デセールは秀逸。2種類のチーズクリームや青リンゴを乾燥させたもの、ミルフィーユのようなものはおっさんの私が食しても美味しいと感じた。

一口サイズのミニャルディーズも甘みや酸味、食感の異なるものが5種類でひとつひとつが丁寧に造られている。特にショコラは死ぬほどおいしかった・・・

コスパについては1800円に食前酒1700円を足して3500円。そこに10%のサービス料がついて税金を足すと4158円なり。帰りに肥後橋で豚カツを食べて帰る。

大阪市北区中之島2-3-18 中之島フェスティバルタワー37F
ランチ/11:30~13:30(L.O.)
ディナー/17:30~20:30(L.O.

大阪市 肥後橋 フレンチ