カテゴリー:焼肉

焼肉 やっちゃん 10月【大阪市 京橋】

大阪城でランニングの練習会に参加した後、京橋の表記の焼肉店を友人と訪問。21時半くらいに予約したけど店内は相変わらず超満席。場所はJR京橋駅北口から徒歩1分の最高立地。カウンター14席のみで店はかなり年季がはいっている。ここ数年は暖簾分け制度で大阪、神戸、東京などあっという間に11店舗。店が増えても京橋の本店は店主のやっちゃんが店を切り盛りする。

オラオラ系のふりをする店主のやっちゃんのコミュニケーション力や目配り、おもてなし力が強烈で初見の客はほとんどリピートされてしまう。

メニューはかなり絞り込まれていて希少部位などはほとんどない。私自身も毎回ほとんど同じものを所望する。焼肉は全てお客からの注文を受けてから肉を切り出して下味をつけてから提供。1人前がどれもきっちり200gで他店の3倍のハイボリューム。思いっきり飲んで食べて一人5000円くらいの会計となる。

メニュー数はたくさんないんだけど脂たっぷりの厚切りタンとハラミの美味しさは比類がない。肉は全て注文されてから塊からいちいち切り出す。1人前が200gで他店の3倍の量が盛り込まれる。

最初の生物はしっかり洗いこまれた生センマイはポン酢で供される。ココロ刺しも美味しいのでいつも迷ってしまう。

続いて看板メニューの塩タンを所望する。白くピカピカ光る脂のよく乗ったタン元を厚切りにして隠し包丁を入れて仕上げる。どの肉も切り出した後にボールに入れて色々な調味料で下味をつけるのがこの店の特徴。

厚切りならではの独特のショクシャクした食感とあっさりした脂の旨味は何物にも代えがたい美味しさ。軽くレアでいただいてもしっかり焼き込んでもそのままでもレモン汁をつけても美味しい。

仕入れ価格高騰中の名物の新鮮ハラミは塩焼きで所望。タレに漬け込んで焼いても美味しいんだけど今回は塩のみ。ビジュアルの美しさでもわかるように圧倒的な柔らかさに圧倒される。こちらは甘口醤油とワサビでいただく。

最後はホルモンミックスの塩焼き。毎回アカセン、テッチャン、ココロ3種の盛り合わせ。さっと炙って韓国産の辛くない唐辛子をつけていただく。残ったワサビをつけても美味しい。こればかり永遠に食べ続けられる気がする。ごちそうさまでした・・・訪問するときは予約必須です。

大阪市都島区東野田町3-1-3
090-4279-1864

大阪市 京橋 焼肉

Matasaburo(又三郎) 10月【大阪市 長居】

長居にある表記の肉料理店を久しぶりにお会いする某団体先輩と訪問。大阪メトロ長居駅・JR長居駅から徒歩3分の長居パークホテルの1階にお店は位置する。関西では有名な熟成肉のパイオニア店で在阪有名シェフは必ず訪問されていると聞き及ぶ。

若い頃はジュエリーデザイナーだった荒井勢津子オーナーの審美眼と全ての食材に対するこだわりが多くの客を魅了する。実は創業は30年以上前からで熟成肉が日本に入っていない頃にニューヨークに単身渡米して様々なステーキハウスを訪問し、試行錯誤の中で今の業態を確立。こちらの店を真似するお店はたくさんあるけど様々なノウハウと改善力、愛情を持った仕入れの確かさはどの店も追随できないと言われる。

2年前に店内を大改装されてさらにおしゃれでモダンな格好のいい店となる。同時に店名を標記の英語表記にされた。重く大きな扉を開けて高い天井の店内に入るとすぐに巨大なドライエイジング用の熟成庫が壁の中に埋め込まれていて、その中には赤色や茶色の骨付きのさまざまな部位と種類の塊肉が納められている。取り扱う肉は全て一頭買いで枝肉で仕入れる。ステーキ以外の部位はソーセージにしたりハンバーグにしたりスープにしたりとフル活用。かっこいい高級感あふれる個室もあってデートにもぴったり。

今回は熟成肉を楽しむコースを所望する。これ以外にも肉の量や部位などの異なりで数コースあり。当然オーソドックスな焼肉やアラカルトメニューもある。現在、高級食肉が値上がりの中でどれもがかなりのお値打ちの値付けであることは間違いない。

最初にビールで乾杯をしたのち座付に赤身のユッケ登場。当然免許を持っておられる商品。使用する塩にもこだわりがありとても味わい深い。カラトリーを始め使用する食器はどれもがかなり美しい。。界隈にある焼肉店のレベルではないことは確か。

続いてピンクの断面が特徴的なカツサンド。部位はわからないけど肉の味が濃い気がする。パン自身の美味しさも秀逸なり。

この日に使用される熟成肉のプレゼンテーション。この日は岩手産の黒毛和牛メスのランプとイチボの混ざった部分とこちらの店でもなかなか巡り合わない高知産の土佐赤牛メスの骨つきロース70日熟成と岩手産短角牛の未熟性のハラミ肉の3種類が登場。これだけでかなり気分が上がりまくる。

この日は荒井オーナーが担当で焼いていただくこととなる。トリミングされた塊肉を高知産の炭で優しく火入れし、アルミ箔を巻いて休ませながら約40分かけて仕上げる。煙は全て吸気口から吸い上げられる。その間の荒井オーナーのウイットに富んだ話はとても面白く、まさに一刻千金の内容。売れていない在阪漫才師が話法を習いに来るとも聞き及ぶ。

焼いている間に魚介の料理登場。かなり新鮮なホタテ貝と皮付きのハリイカを炭火で焼き上げたもの。ピリッと辛いネギの薬味を付けていただく。

焼けた熟成肉は調理場でカットされ綺麗に盛り付けされて再登場。表面は炭火ならではのカリッとした食感で切り口はロゼピンクで完全無欠な火入れに感激。非熟成のハラミ肉は藁焼きにして供される。生の胡椒や辛めのソースなどをつけると味が変化してとても楽しい。熟成肉独特の茶豆の香りと凝縮した肉の味わいは比類なき美味しさ。

この日はオーナーチョイスのボルドーワインと一緒にいただく。あまりにも美味しいので非日常感が強くなってしまうのが欠点かもしれない。

締めは茶漬けなど数種類のものからチョイスできる。ワインが余ったのでチーズを数種類サービスで持ってきてくれたことにも感謝。

デザートもメニューにある中で好きなものを選べるようになっている。年中所望できるミルク金時でフィニッシュ。まさに長居の名店。。いつ来てもいい時間を過ごせるお店です。週末の予約はできるだけ早めがオススメです。

過去の又三郎はこちら

大阪市住吉区長居2-13-13
営業時間:11:30~14:00
17:30~23:00
定休日:日曜日・木曜日

 

大阪市 長居 その他料理焼肉

焼肉ホルモン 宝 8月【大阪市 難波】

現在、外国に出張しております。こちらの記事は8月上旬に訪問したお店の時差投稿です。

千日前の裏なんばにある表記の焼肉店を友人と訪問。南海なんば駅、日本橋駅から徒歩5分くらい。南海難波駅から黒門市場方面に向かう途中のテナント募集だらけのアーケードを抜けたあたりの角に位置する。5年くらい前にリニューアルしてから初めての訪問で以前の赤いテントが黒色に変わっていた。

店内はカウンター10席ほど。アラカルトメニューと別にお任せコースが9000円から25000円くらいまである。今回は軽めにお勧めをいただく。壁の棚にはドンペリやサロンのシャンパンの空き瓶がたくさん並ぶ。以前は韓国からの観光客がかなり多かったと聞き及ぶ。

この日はご主人のワンオペだったのでゆっくりとした時間が流れる。名物の龍の玉子を乗せたスーパーユッケはパスする。焼肉以外にも生牡蠣や握り寿しも提供される珍しいお店。

最初にかなり濃いハイボールで乾杯。この日とてもいいものが入ったと曰うタン塩からスタート。軽く炙って添えられたネギをのせていただく。よく脂ののったタン元を使用されている。

続いてのタレ焼きは薄切りにしたイチボとサガリ。A5肉だけどその中でも上質な脂を纏ったものを使用とのこと。ご主人はかなりの話好きで喋りながら肉を切ったり焼いたり大忙し。

熊本赤牛のロース3600円。値段もいいけど脂も軽くてかなり美味しい。箸で切れるくらいの柔らかさにびっくり。この値段で提供しても儲けはほとんどないと言っておられた。

こちらのお店のお勧め熊本赤牛のヘレのシャトーブリアン5800円。。しっかりとした赤身の美味しさを堪能できる。最後にミノとてっちゃんをいただいて店を出る。ハイボールを4杯いただいて2人で25000円。値段もなかなかです。

大阪市中央区難波千日前11-28
休日なし
営業時間17:00〜

大阪市 難波 焼肉