蕎斬(Kyozan)【大阪市 梅田/JR大阪】

歯科治療の帰りに北新地の上通りのビルの地下にある表記の店を訪問する。御堂筋寄りの年季の入った飲食ビルの地下はかなり薄暗くてなかなかいい雰囲気を醸し出している。今は閉店された高額フレンチのシェフの監修と聞き及ぶ。店内はL字型のカウンター8席でランチタイムのメニューは蕎麦、出汁カレー、ヘレカツ、ごはんのついた出汁カレーつけ蕎麦(1,000円)」1種類のみ。大盛りはプラス300円。

塩のかかった分厚いヒレカツは縦にカットされていて驚くほど柔らかい。細めの蕎麦は見ただけで丁寧に作っていることが感じられる美しい麺線で、いただくと適度なコシと蕎麦の香りもしっかりと感じられるハイレベルなもの。カレー出汁がかなり良く出来ていて、程よいとろみと辛さと甘さ、柔らかさが感じられる和の範疇を超えない中での立体的な味わい。

特筆のヒレカツは最初はそのまま塩でいただいて、カレー出汁につけたり辛子ソースでいただいたりして楽しむことができる。サービスの温泉卵も世中で入れると味がマイルドになってとてもいい。最後にカレー出汁の中にご飯を入れていただく。。
店名は蕎麦の常識を斬るという思いを込めてつけたらしい。夜はあさり蕎麦がオススメとのこと。

大阪市北区曽根崎新地1-7-6
新日本新地ビル東館B1F
営業時間:17:00〜翌日2:00
定休日:日曜日・祝日

蕎斬そば(蕎麦) / 大江橋駅北新地駅東梅田駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 梅田/JR大阪 蕎麦

北新地 天富【大阪市 梅田/JR大阪】

北新地で歯科治療をした後に表記の店で一人ランチ。飲食ビルの2階に昔からある老舗店。大阪では珍しい胡麻油を使った天ぷらが特徴。夜は10000円のコースのみ。年季の入った店内はカウンターとテーブル席、小さな座敷が一つづつ。

ランチメニューの天丼は1500円、海老が2本になると2000円、穴子が入った上天丼が2000円。今回は海老2本のW天丼を所望する。

目の前で天ぷらを揚げてそれを醤油ベースの甘いタレにポチャンとつけてご飯の上に盛り付けられる。このままでは食べにくいので丼の蓋に天ぷらを仮置きしてからご飯と一緒にいただくのがこの店流。

大きなサイズのブラックタイガー海老と鯛の大葉巻き、茄子、蓮根、玉ねぎ、茄子、ピーマン、かぼちゃなどが入る。胡麻油の香りと甘いタレが関東を感じさせる

歯科治療での麻酔が覚めていない中の食事だったのでしっかり食べることができなかったのが残念。しかしながらいい天丼です。

大阪市北区曽根崎新地1-5-2 大川ビル本館2F

北新地 天富天ぷら / 北新地駅西梅田駅東梅田駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 梅田/JR大阪 天ぷら

カルネジーオ ウエスト【大阪市 梅田/JR大阪】

休日に友人と六甲山登山。帰りに阪急梅田駅高架下の「茶屋町あるこ」という施設にある表記の店を早い時間に訪問。登山帰りにはよく立ち寄るお気に入りのお店。店内はテーブル席と個室が一つずつであとは全てオープンキッチンを囲むコの字になったカウンター席。

間接照明と高級感ある内装で若い女性客が半数以上。丁寧に連携を取りながら作る料理の出来上がりを見ながら食事ができるライブ感がとてもいい。サービスのイケメンスタッフさんも明るくフレンドリーでとても気持ちのいい接客をされる。

お通しのモチモチのパンとふわふわのスモークしたホイップバターも秀逸。特に毎日手作りしているホイップバターはワインにぴったり。かなりの人気繁盛店で夜は常に満席で予約なしではほぼ入店できない状態。

前菜はいつも注文する生ハムととプラッターチーズ1200円の盛り合わせ。現在は生ハムの入荷が最近難しいので希少商品となっている。オリーブオイルのかかったフレッシュプラッターチーズと合わせていただくととても美味しい。

宮城県産の生牡蠣はかなり大きなサイズ。新鮮で食べ応えもあってスパークリングワインにぴったり。

和牛のタルタル1800円は注文を受けてから目の前で塊肉を切り出して丁寧に作る。シルキーな舌触りでピクルスとエシャロットもいいアクセントになっている。塩、胡椒、オリーブオイル、レモン果汁のバランスもとてもいい。牛肉の脂の甘みとピクルスとレモンの酸味がなんとも言えない美味しさ。生肉は普段食べないけどこちらのものは別格。

薄くカットされたバタートーストに乗せて食べると止まらなくなる。最近、帝国ホテルで同じものをいただいたものとは調理法が異なるのかもしれないけど肉が茶色で価格は2倍だった。

続いてトリッパのトマト煮込み。。柔らかくてトマトソースが濃厚で界隈にあるものとはワンランク上の異なりがある。

こちらのお店のシグニチャーメニューのアルゼンチン産のグラスフェッド牛のヘレステーキ「ビステッカ」は200g  4000円。今回は400gで所望する。和牛肉もあるけど価格はほぼ同じ。赤身肉の美味しさを堪能することができる。仕入れの都合でオーストラリア産の婆もある。

大きな塊肉から切り出して火口の横で温めて芯温を上げてから客の食事の具合を見ながらタイミングを見計らって鉄板でしっかりと焼きこんでからオーブンで仕上げをする。

オーブンから取り出してそのまま熱々の皿で供され、サービススタッフさんがバターにんにく醤油を焦がしながら大きなナイフで皿の中の肉を切り分ける。このパフォーマンスがこのお店の真骨頂。丁寧に焼き込まれた赤身肉はとても柔らくて独特の鉄分の美味しさをしっかり感じることができる。軽めと濃いめの赤ワインを味比べしながら楽しむ。ワインの値付けもかなり良心的。

口直しのライムと塩で味付けされた春菊爆弾500円はパリパリの食感と爽やかな香りでエグミが全くない。

残ったにんにくバターソースでガーリックライス880円。これも驚くような美味しさ。ホテルの鉄板焼き店のものを遥かに凌駕する味わい。

総じてリーズナブルで雰囲気も良くて、美味しい赤身肉をいただける普段使いの大好きなお店です。

六甲山から有馬温泉に抜けて瑞宝寺公園に紅葉観賞。予想以上の美しさに感動。。。

過去のカルネジーオはこちら

予約は全てネットから。。。現金決済不可能です。

大阪市 北区芝田1-6-2 茶屋町あるこ1F

 

大阪市 梅田/JR大阪 レストラン