天ぷら 小ざき 10月【大阪市 昭和町】

阿倍野区役所すぐ近くにある表記の天ぷら店を先月に続き訪問。
メニューはコースのみで時間帯は17:30からと19:30からの2部制。カウンタ−8席だけなので予約がなかなか取れない事でも有名。今回は19:30に入店。前回と同様4000円のかき揚げのついたコースを友人と相伴する。ジャズのかかる清潔で明るい店内はとてもいい空気が流れる。

揚げ手のご主人と奥様とお母さんとこの日は洗い場にお父さんも参加の完全家族経営。

ビールとともに座付きは車海老の足部分と穴子の骨の唐揚げ。この時期どちらのお料理屋さんでも頂く事の多い占地と黒豆の枝豆の白和え。どれもがビールが進みまくる。。鱧の焼き霜造りも一緒にいただく。

この日のお酒は出雲のひやおろしと山形の秋上がりをいただく。どちらも夏を超して円熟味のある味わいでこの時期ならではを感じる。


天ぷらの扉は車海老から。薄衣で少しだけ水分を残した王道の揚げ方。2番目は車海老を大葉で包んで揚げたもの。松茸も味と香りが凝縮。定番の銀杏は餅の食感。

このあと鱧そのままと梅肉を挟んだものの2連発(写真撮り忘れ・・)と続き玉ねぎ、脂がのって味の余韻の深い穴子(尻尾部分を所望する)、徳島産のシャリシャリの蓮根と続く。。。天つゆの味わいも深くてこの店で食事をすると写真を撮る事がどうも億劫になる。。。追加で蓬麩を頂く。

最後は焼き芋状態になったさつま芋。食べようとすると真半分に割れる魔法の天ぷら。。

〆は車海老のたっぷり入った「かき揚げ」を天茶でいただく。コスパも最高で予約が難しいのも当然。天ぷらを食べた事を忘れるくらい食後も膨満感を感じない。。。
次回は11月に訪問予定。

過去のこざきはこちら
大阪市阿倍野区松崎町4-11-38
06-6628-0063
営業時間17:30~21:30

大阪市 昭和町 天ぷら

ふくの助【大阪市 昭和町】

昭和町駅徒歩3分の標記の店を訪問。5,800円の焼きふぐコースを友人と所望する。小体なお店はご主人と奥さんと2人でされている。すべて個室仕様になっているので使いやすい。

先付けは透明に仕上げられた煮こごりと皮の湯引き。煮こごりの塩梅は完璧。

コリコリのてっさは厚切り。水槽の泳ぎふぐを潰したてのものなので新鮮極まりないけど少し寝かした方が旨味が出ると思うがこれは個人の好み。

メインの焼きふぐはパンチのある醤油ダレと塩ダレの2種。とうとう身は湯がいているのでさっと炙るだけ。大きくカットされているので食べ応え満点。ニンニクチップを注文して乗せて頂く。

こちらは河豚店にしたら美味しい日本酒もたくさん取り揃えていて色々楽しむ事が出来る。写真はヒレ酒の冷や。。冷たく冷やされたヒレ酒は風味豊かで雑味なし。美味し過ぎて同じものを続けて数杯一気に頂く。

ニンニクの風味がする塩ダレと淡白なふぐの相性は抜群。

てっちりはあごの部分と鶯(口)の部分が入るのはお約束。

大きな身なので手を使ってしゃぶり付く。養殖だけどよく肥えていてとても美味しい。ポン酢は酢橘中心の酸味強め。

〆の雑炊は卵の溶き方と入れ方がポイント。ふわふわ卵のふぐ雑炊。。。

最後はアイスクリームのデセール。コスパも最高で次月も再訪間違いなし。

大阪市阿倍野区阪南町1-47-24
06-6621-1129
営業時間: 17:00~23:00<p><a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/27095543/?tb_id=tabelog_c59a17e58505c37580ce87ff2aa714a5acd29483">ふくの助</a> (<a href="https://tabelog.com/rstLst/RC011212/">ふぐ</a> / <a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R4979/rstLst/">昭和町駅</a>、<a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R8907/rstLst/">文の里駅</a>、<a href="https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R9296/rstLst/">松虫駅</a>)
<br />夜総合点<span style="color: #FFD700;">★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆</span> 3.5
</p>

 

大阪市 昭和町

雷光 7月【大阪市 昭和町】

表記のちゃんこ鍋の店で暑気払いに訪問。使い勝手がよく、団体のときは2階の座敷を予約し小人数は個室になったテーブル席、1人のときはカウンタ−で頂く事が出来る。腕利きの職人さんがいるのでちゃんこ鍋以外でも高品質な季節の小料理を提供されていてそれを目当てに伺う事も多い。

最初に冷たいビールと一緒にとろろ汁を頂く。長芋を出汁で割っただけのものだけど透明感のある味わいが美しい。最初に頂くと精がつく気がする。続いて名物のおからを所望。いろいろな野菜と出汁が一緒に煎り込まれていてしっとりと仕上げられている。30分くらい灰汁を取りながら焦がさないように煮詰めるのが大変なのを知っているので特に味わいが深い。

旬の冬瓜も皮目に包丁を入れて食べやすく仕上げられている。鶏肉と一緒に炊いているので味に深みがある。蛸の柔らか煮も活蛸を使用。この日は雌を使用。程よく柔らかくて素材の味がとてもいい。

日本酒は山口県岩国市の酒井酒造の「five」(ラベルの文字は漢数字の五を崩したもの)かなり希少なお酒らしく重厚で芳醇な口当たり。いろんなアタックを咥内で感じながら酵母の存在感が大脳を刺激する。

玉蜀黍のかき揚げと一緒にグイグイ飲んでしまう。鱧鍋で締めようかと思ったけどお腹いっぱいになったので落としを所望。骨切りも完璧で脂ののりまくった身はふっくらとして噛み締めると独特の滋味を感じる。

カウンタ−で職人さんといろんな話をしながらいいお酒と料理をしんみりいただく盛夏の候でした。

過去の雷光はこちら

大阪市阿倍野区阪南町2-4-22
06-6623-0917
月曜定休

 

大阪市 昭和町 居酒屋