お店ジャンル

百十 あびこ筋店【大阪市 長居】

最近マイブームのもんじゃ焼きを焼く練習をするために表記の店を訪問。普段は長居商店街にある本店によく行くんだけどこちらのお店の方がメニューも多く自分で焼くことも出来る(店長から認められてバッチをもらった人に限る)ので普段からいつも満席状態。土日は行列必至。

店内はカウンター席7席ぐらいと2人席のテーブル席が3つ・4人テーブル席が3つの25席が定員。ももじゅうスペシャル1050円の他に本店にはないスタミナホルモンもんじゃやスパイシーメキシカン、レッドホットアラビアータなど珍しいメニューもあって興味深い。

2016-04-14 10.22.38

この日は餅とトマト、チーズ、バジルの入ったイタリアンもんじゃを所望する。汁を残して具材だけおもむろに鉄板に広げてコテを使って具材を切り刻む。丁寧にて手早くリズミカルに・・・イメージと実際の動きが異なるのが自分でも可笑しい。切り刻んで焼きまくって具材の色が変わったら土手を作って汁を入れる。最後に汁と具材を混ぜ合わせてトマトとバジルを乗せる。途中でうまくいかなくなって店長に助けてもらいながらなんとか完成する。

2016-04-14 10.22.42

食してみると激ウマ。まさにbuono!この食材の取り合わせは今までありそうでなかった。バランスもよくすべての素材がベストマッチ。目からうろこの美味しさで赤ワインが欲しくなる感じ。もんじゃの生地がソース味ではなくしっかりと鶏ガラでいい味がついているので全く食べ飽きない。チマチマいただきながらゆっくりと時間を過ごす。とても美味しかったです。ごちそうさまでした。

大阪市住吉区長居東3-15-26
06-6693-0066
定休日 月曜日
営業時間 17:00-1:30

大阪市 長居 お好み焼き

いきなりステーキ あべのルシアス店【大阪市 天王寺/阿倍野】

天王寺にあるルシアスビルの1階に出来た大躍進中の立ち食いステーキ店を訪問。日曜日の昼間であるが行列はなし。リーズナブルな価格で大きなステーキ肉を食べられることがウリなんだけど立って食事をするのが苦手なので今まで行かなかった。

元から席はないので席数はわからないが80名くらいは収容出来る感じ。簡素な調理場には肉をカットする人と焼く係の方がいるだけ。ホールもアルバイトの2名で運営。最初にサイドメニュー(ライス、サラダ、スープなど)とドリンクを注文して肉は「カット場」と言われる場所に行くように言われる。

肉はUSのリブロース、ヒレ、サーロイン、“本格熟成”国産サーロインの4種類。それぞれ1gあたりの値段が6円、9円、7円、10円。

ロイヤルホストのアンンガス牛を使った「サーロインステーキ」は240gで2480円なので1g換算では10.3円。こちらのお店だと同じ量で1680円で食すことができる。この日選んだのは1グラム当たり9円のヘレステーキ250g 2250円と1グラム当たり8円のアメリカ産アンガス牛サーロインステーキ250g 2000円を所望する。目分量でカットされるがけっこう正確なのにビックリする。

オーダーしたら席でしばらく待つ(席はないけど・・)そのあいだにサラダとビールが来る。サイドメニューの価格はそう安くはない。サラダのドレッシングはペッパードレッシングと、店名を表したオニオン味のいきなりドレッシングの2種類。両方とも特にどうって事はない。

しばらくして炭火で焼き上げられたステーキが運ばれる。
肉の温度を下げないようきちんと魔法瓶に入れられて保温された少し酸味のある辛口ステーキソース、エバラ系の甘口のいきなりソースの2種類のソースを使って食す。塩こしょうやワサビ、醤油、ニンニク、マスタードなどの薬味も豊富。

2016-04-24 22.35.09

サーロインは肉の旨みも充分で脂肪の量もほどよくて和牛よりも食べやすい。オーストラリア産とは格段の味の差を感じる。肉の付け合わせはコーンとガーリックチップ。扱う食材を絞り込んで調理工程を簡素化し少ない従業員でも運営出来る仕組み。

2016-04-24 22.35.04

ヒレはやわらかくてほとんど脂がなくさっぱり。少し物足りない感はあるがしょうがない。肉を焼いているところが客席から見えるのでエンターテイメント性もありとても楽しい。ピーク時の客数から計算するとこちらのお店で一日の売り上げは40万円くらいと推察。高原価との引き換えがスペース効率と回転率なのでいかに客に飽きさせずリピーターを確保出来るかが生き残りのポイントと考える。

リブロースも食べようかと思ったが次回のお楽しみ。

2016-04-24 17.22.00

*大阪城公園で乳母車に子犬を15匹乗せてリードで5匹繋いで散歩するおばさん発見。満員電車状態でした。

大阪市阿倍野区阿倍野筋1-5-1
06-4393-8429

大阪市 天王寺/阿倍野 洋食

済州島グルメいろいろ

済州島に急遽グルメ旅行。
直行便で2時間弱なのであっという間に到着する。
こちらには何回か訪問したことがあるが昔と大きく異なるのが中国人観光客の多さ。街中にはハングルとともに中国語が書き連なっている。

数日に一度、中国から大型客船が港に着くらしくこの日も一度に3000人が下船したと言っていた。今回は鮑粥を極めるため到着後早々にロッテ免税店の前のファストフード風の店を訪問する。粥専門店で様々な具材の入った粥がラインナップされていたが看板商品の粥は12000W(約1200円)

細かく切り刻まれた鮑は何となく欠片感を感じる程度の食感。不味くはないけど1200円の価値は全く感じられない。磯の香のするグルタミン酸の効いた粥という印象なり。

2016-03-28 17.59.22

夜は地元では名物の海鮮鍋。キムチやナムルなどの突き出しのあと烏賊の耳のつくり登場だったんだけど味はたいしたことはない。

2016-04-01 07.19.32

鍋の具はサザエ、30gくらいのトコブシより少し大きめの鮑、小さな渡り蟹、有頭海老、ムール貝など。セリのような癖のある葉っぱが乗る。〆はインスタントの乾麺。

2016-03-28 19.54.24

強火でガンガン煮込みまくるのがこちら流。魚介が固くなる心配ははなからしていない感じどんどん煮込みまくった後にうねうねと動く蛸をおもむろに投入する。その蛸に火が入ったら食べても良しとのこと。

予想通り蟹やムール貝はスカスカ状態。サザエは肝を食べてはいけないと注意される。鮑も同様養殖なので肝に毒素があるらしい。蛸ははさみを使って墨を抜いて切り刻んで食す。この鍋は出汁に特徴があって基本塩味なんだけど「海」の風味と香りが強烈に感じる。多分、貝の殻を煮込んで磯の味を付けていると分析する。

途中でキムチを入れると味にパンチが出るしご飯を入れると海鮮クッパになる。常連はそうやって最後まで楽しむと言っていた。

2016-04-01 07.20.27

翌日はタクシーをチャーターして観光するが特に見るべきところもなし。タクシー運転手に昼食に海鮮チゲ鍋の一番おいしい店を紹介いただき訪問する。小鍋に大きな赤座海老と蛸と蟹とムール貝が入った海の味のする海鮮三昧なんだけど唐辛子がしっかりと入っていて熟れた味ながらもピリっとしてかなり美味しい。hiteビールが進みまくる。でも韓国のビールはどれも水みたいなのでいくら飲んでも飲み足りない。

2016-04-01 07.20.50

夜は済州島一と言われる焼肉店でサムギョプサル。観光バスが10台以上停めることが出来る大型店で300人収容。客単価と収容人数と回転を計算すると月間15000万円と予測。

2016-03-29 17.58.14

肉は分厚いけど特にどおってことはない。日本の高級店でいただくよりも価格はかなり高かった。日本でサムギョプサルの食べ放題の店はよく見かけるが支持人口が少ないために良質の食材を使う高級店は少ないのが現状。

2016-04-01 07.21.12

翌日の朝は済州島で一番人気の鮑専門店の「珊瑚あわび」でウニスープと鮑のお粥(写真なし)と石焼ビビンバを食べる。スープは塩味で鍋と一緒の「海」の味。ウニも特にどおってことはない。注文していない諸々の小皿に入ったつまみがたくさん出てくるのが嬉しい。

2016-03-30 09.10.16

石焼ビビンバは雑穀と豆の入った鮑のスープで炊かれたものでご飯にいい味がついている。芋やカボチャスライスされた小さな生の鮑がトッピングされてこれをおもむろに掻き回していただく趣向。こちらの島で養殖されているアワビはよく日本でも見かける代物で身質は柔らかく味も薄く日本の天然物とは大きく味の異なりがある。地元のスーパーマーケットで300円くらいだった。

2016-04-01 07.23.09

昼ご飯は珊瑚あわびの横の同業の店でタクシー運転手曰くそちらの店の方が美味しくて親切で安いとのことでランチで訪問。豆をすりつぶした薄いお好み焼きのようなものやキムチを含むいろいろな総菜、玉ねぎを甘辛く炒めたものなどが最初に登場。ビールやマッコリでこれらを楽しむ。美味しい美味しいと言って食べまくっていたらどんどんお替わりを出してくれるのでこれだけでビールを3本空けてしまう。

2016-03-30 14.15.53

小振りの鮑をカットしてごま油をかけて焼いたものが3つで6000円。食感はゴムみたいで鮑の磯の風味や深い味わいは全くない。これ以外にも更に小さな鮑を使った定食や天然鮑の焼き物など用途によっていろいろな種類と大きさの鮑が水槽に入って客が望むグレードのものを好きなように調理すると言う仕組み。

しかしながらこの養殖のアワビを生食で出すところはほとんどないらしくこの島での鮑養殖の怪を見た気がした。日本に輸入されたものにボツリヌス菌が混ざっていたというのも過去に聞いたことがある。多分養殖場の餌等に身体に悪影響を及ぼす化学物質等が混ざっているのであろう。

このあと空港に寄って帰阪する。

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