お店ジャンル

うれう (半年)【大阪市 玉出】 【大阪市 塚西】

お気に入りの地下鉄玉出駅東200mのうどん店。 毎日粉を変えてその場でのばして打って、ゆがくという今まであり得なかった時間のかかる提供方法でうどん好きの心を鷲づかみ。主人のこだわりやもっとうどんを美味しくしてやろうという想いと自分はうどんに人生をかけていると言い切る姿勢に共感し訪問できる日はほとんど食べている。 好みはあろうかと思うがここのうどんをいただくと他では食べれない。 梅田「は○くれ」や「○るうどん」も食した。確かにうまいがうどん自身のエッジの立ち方やうどん自身のニーっとした伸び具合、腰の強すぎなさ、塩の抜け加減、美しさなど決して負けてはいないと思うしファンとしてはそれ以上の商品も多いと思う。とにかく現在大阪ではいい線を言っているうどん店と思う。 まず食していただきたいのが豚肉とゴボウが思いっきり入ったつけ麺。。これは以前のブログにも書いたけど目玉が飛び出しそうになるくらい旨い。。最近値下げをされて食べやすくなった。 最近食べたラインアップ紹介いたします。。。「かけうどん500円」大阪によくある出汁の加減とは全く違う。甘さ控えめ、昆布とイリコの出汁がよく効いている。出汁ではなくうどんを食べるためのかけうどんと私は解釈している。 PB050008.JPG これも純粋に旨いとおもう「アボガドのぶっかけちくわのせ」。ちくわにはこだわりを感じる。。ミキシングした生のアボガドに刻み海苔とワサビ。。ぶっかけ出汁との相性抜群。。これはこの店でしか食べられない。絶対にお試しを。。。 abogado.JPG ぶっかけはトッピングがいっぱいあって海老と卵のぶっかけは半熟卵の天ぷらを潰してうどんといただくとひんやりあつあつでなんとも言えない食感が楽しめる。トッピングはアナゴの天ぷらもお勧め。アナゴ超でかいよ・・・ ebitotamago.JPG 唐揚げもジューシーに仕上がり、うどんとの相性はこの店で初めて知る。鶏の天ぷらでもいいかなと思う karaage.JPG カレーうどんは開店当初からずっと進化し続けており、今はあんかけで出汁の効いた京都風。細かくカットされた刻み野菜が目に麗しい。昔いただいたジャワ風のカレーうどんも懐かしい。つけ麺にしてまたいただきたいと思う。 kare.JPG そんで生醤油うどん。うどんの塩気と醤油だけのシンプルな味加減なのでこの店のうどんの味そのものを楽しむならおすすめ。 kijouyu.JPG きつねうどんも大きなお揚げが鎮座。。。これも甘さ控えめ。 kitune.JPG てんぷらカレーもカレーにコクがでておすすめ tennkare-.JPG てんぷらうどんは天ぷら別盛り。今までありそうでありえなかったが最初はだしにつけずにがぶり・・2本目はしっかりとだしにつけていただく。衣と揚げ方は改良の余地があるが大きなエビは食べ応えたっぷり。価格以上の価値は絶対にある。 tennpura.JPG 何を食べても外れることなし。時間はかかるがひとつづつ心をこめて作る様子は素晴らしい。このご主人本当にうどんが好きなこと、料理を作ることが好きなことがわかる。このお店のご主人近い将来日本のうどん業界を圧巻するお店になること確信。常にもっとうまいうどんを・・どうすればいいのか・・・信念を持って一生懸命うどんを作る。。。見習わなくてはといつも自戒する。 新作予定のきな粉うどん。。試作と言うことで意見を求められる。最初はわらびもちのような食感でデザートとしても使えるかなと思う。大分のだんご汁がそんな感じかな。しかしそれに生醤油をかけるとうどんの味が大変身。甘くてしょっぱ辛い伊勢うどんのような逸品となる。うどんの味も思いのほか際立ちかなりいい線まで行っている。 店主はこれをどのように改良しようかと思索中。私個人的には蒲鉾、甘辛く味をつけた揚げのみじん切り、天かす、さっとボイルして青さを抑えたきゅうりの千切り・・・うーん難しい。。こっちまで引き込まれ一緒に考えてしまう。。 PA290004.JPG このブログ書いていたらうどん食べたくなってきたので行ってまいります。。。。

大阪市 玉出大阪市 塚西 麺料理

三ッ輪【大阪市 大国町】

大阪の木津市場にある食堂。。 木津市場の食堂では赤井秀和氏の友人が経営する当志郎が有名だがその隣のこの店が私は大阪のトップオブ・ザ・食堂の称号をささげたい。検索エンジンで見てもほとんど登場しない。 その登場しない理由はお店の古さと狭さ。。カウンター8席ほどで営業しているのだが 入口に荷物も置かれていてなんとも入りにくい雰囲気を醸し出している。。 初めて行く友人はたいてい席に座ると固まってしまう。。。 料理を作る担当のご主人と弟のまさお君のやり取りもかなり面白い。 肝心の料理だが壁にいろいろと書かれているけどとりあえず座れば「大将いらっしゃい~」 「今日は○○と××がええのはいってるよ~」「しらさエビのかき揚げつくろか~」 「野菜のたいたんもおいし~で~」とかかってに延々と説明してくれます。 昔はおばあちゃんもいて途中で兄弟の口げんかが始まって 仲裁をしていました。。 ほんでとりあえず小飯と粕汁を注文 mesi.JPG 一口いただいただけで粕汁の粕の上質さがわかる。 先代の時も美味しかったがきっちりと味を受け継いでいる。。 yasai.JPG カウンターの上にある野菜の炊いたのを適当に盛り合わせ 高野豆腐もしっかりとした味付けで小芋かなと思ったら海老イモでねっとりとした舌触り最高・・ ささげもしっかりと味を含んでそこらの食堂のレベルではなく割烹の職人でもこの味は出せない。。 本当にしんみりとした味加減で旨いものを食べさせてくれる。 何を注文しても絶対に外れない。刺身は新しいだけではなくほんまにええのしか仕入れてない まさにトップオブ・ザ・食堂。。。陳列ケースにあるブリの照り焼きや鮭の塩焼きも加減が完璧。 アマダイも太刀魚も脂がノリノリ。。 名物のカニの身がてんこ盛りになったポテトハムサラダも名物。 PB080050.JPG 今日のメインはこれも名物の肉巻き750円。ふわふわで出汁も旨くしっかりと味の付いた国産牛が てんこもり。。私はlこの店の肉巻きは卵料理の雄といつも呼んでいる。 そのほか海老の天ぷらもええ素材使ってるし自家製のいくらてんこ盛りのイクラ丼もバリうま。。。 そこらにある食堂とは全くレベルが違う。豚汁も秀逸。。。。 隣の客は粕汁を持ち帰りしていた。ポリ袋に入れてゴムでくくって。。。 営業は早朝から昼まで平日のみ。 ビールを朝から飲める日があれば絶対に行ってもらいたい。。。 客も市場関係者から業界人、ようわからん人までいろいろ。。。

大阪市 大国町 和食

イタリア物語【大阪府 泉南市】

季節の変わり目に行きたくなるお店がいくつかある。 好みに合った寿司店、中国料理店もいくつかあるが この店のパスタも間違いなく個人的な好みの5本の指に入る。 何をいただいても絶対に間違いないと保証できる。 私は食べてる途中で再びメニューを見て次回来店時に食べるものを考えてしまう。 たくさんのメニューのすべてに店主の想いと優しさが感じられる。 「泣けるパスタ」と個人的に命名している 今日も昼下がりに大阪市内から阪神高速を何回も乗り継いで約1時間でこの店まで到着。 過去に何度も訪問しているがまず店主の福井賢太郎氏の風貌がいい。 いい料理人は顔つきとその体型に共通項が見て取れる。 それなりの年齢だと思うのだがお客に目配りをしながら一人でパスタを作る 調理している姿は神々しく老舗の寿司職人を思わせる。 今回少し訪れない間にメニューが充実して何を食べてよいか迷ってしまう。 menyu.JPG スタンダードのパスタにしようかと思ったが 大奮発して「浜ゆで牡蠣のトマトソース」を所望する。 献立名だけ見るとパスタの上に 牡蠣が2つ3つのっかているだけのように思われるが 例の如く野菜のテンコ盛り・・・ 一寸豆、白菜、人参、マッシュルーム、小切り茄子、大根、ピーマン 赤ピーマン、黄ピーマン、しめじ、山芋、冬瓜、柿、ゆで卵。。 まさに野菜の下にパスタが隠れている状態。。 野菜の主張と手打ち麺のバランスも程よく「グレイト!」と叫びたくなる完成度。 野菜をひとつずつ食べていく楽しみもあり細かな仕事ぶりがひと皿の中にが感じられる。 トマトソースも実に優しく調和のとれた、しかもコクのあるなんとも言えない味わい。 ニンニクのせいかオリーブオイルのせいか私はパスタを食べると必ずお腹を壊すが このお店だけは大丈夫。 野菜も旨いしソースも旨い。。そんでこの店の名物の生パスタとソースが絶妙に絡まって そこらにあるスパゲティーのアルデンテのツルリンとした感じとは全く違う 生めん独特の味わい深いニューと伸びる感じとザらっとした食感も素晴らしい。 一緒に出してくれたお箸で周りを気にせずにずるずると音を出していただくと ほんまに息がとまるほどの味わいの深さ。 旨いというコトバでは言い表せられない。。。泉南の田園風景と漁港が口の中で瞬時に映像となって駆け抜ける。いろんな味が舌の味雷に働きかける。野菜がこんなにトマトソースに合うことに今もって感激する。 もちろん牡蠣のエキス味もトマトソースにより深い味わいを作っている。 PA260003.JPG メニューの充実度も以前来た時より間違いなく進化している。失礼だがこの年齢にして恐るべし探究心である。 このパスタ大阪市内だと価格は3倍以上することまち違いなし。 というよりこのスタイルで都会で営業したら旨すぎて行列ができすぎて暴動が起きる可能性あり。 店主が体をこわされないよう祈りながら、お礼を言って 来た道を帰る。朝早くからやっているのでモーニングパスタいいよ。 次はゆっくりと電車で行って美味しいワインと洋風なべをいただこうと思う。 大阪府泉南市樽井1-2-13 イタリア物語 年中無休(体が続くまで・・らしい)

大阪府 泉南市 イタリアン