南船場にある表記の有名スパイスカレー店をランチタイムに訪問。創業して20年くらいになる大阪のスパイスカレーのレジェンド店。昼時はいつも行列で提供に時間がかかるのでなかなか伺うことができなかったがこの日は行列がなかったので3年ぶりに伺うことにする。
大阪メトロ堺筋線「堺筋本町駅」3号出口から南東へ徒歩6分、長堀線「長堀橋駅」3号出口から北東へ徒歩8分、松屋町駅からも徒歩圏内。周りにコインパーキングたくさんあり。この店は店名通りカレー屋でなく和レー屋とのこと。窓には日の丸が飾られる。
入り口には「乳児・幼児をお連れのお客様は申し訳ございませんが、入店をご遠慮願います。もう少し大きくなったら宜しくお願い致します」との張り紙あり。入りにくそうな重たい木のドアを開いて入店。
薄暗い店内は当然満員。店内でしばらく席の開くのを待つ。カウンター8席とテーブル2卓と無造作にダンベルが置かれている座敷あり。
お店はご主人の完全なワンオペ。当然回転が悪く料理待ちやオーダー待ちが多い。ご主人の手が空いたときに注文を聞くシステム。途中で来店順も分からなくなりお客さんが教えるようになっている。食後は使用した皿とコップをカウンターに返すルール。テーブル席の客も同様で常連客は慣れている様子。
カレーは4種類。激辛のチキンキーマ700円が人気でそれを単品大盛りで注文する常連客多し。この日は「激辛チキンキーマ」「パイタンGES」のあいがけ1000円を所望する。
(GESとはなんだろうか・・・)
しばらくして着皿。脂感の少ないパラパラでホロホロのチキンキーマはかなり粒が大きく、ミンチとは呼べないビジュアル。それだけを一口いただくと確かに辛い。醤油系の濃いめの味付けで辛さもあり山椒の痺れもあり、カレーというより台湾の田舎にありそうなミンチ飯な感じ。出汁が効いているとのことだけど辛くてわからない。しかしミンチ肉の旨みは微かに理解できる。
パイタンの方は、魚介クリームシチュー風の白湯ソース。これもかなりの辛さ。具材はエビとタコが少し。上にかけられたラー油もスパイシーで頭皮の毛穴が開くのがわかる。
卓上には、にんじん、玉ねぎ、大根、きゅうりのピクルスが置いてあり、途中でいただくと口の中の辛味が治ってカレーが食べやすくなる。客がみんな「美味しかった」と言って店を出るすごいカレー店です。
大阪市中央区南船場1-7-8 ダイアパレス順慶町 103
11:30ぐらい~15:00ぐらい
定休日:水木
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