京都市

K36 ルーフトップ

京都の清水寺近くの表記のバーに友人7名で訪問。京都駅からタクシーで15分くらい。

昭和初期に建てられ廃校になった「清水小学校」の校舎をコンバーションしたラグジュアリーホテルの「ザ・ホテル青龍京都清水」の4階に位置する。現在は宿泊客のみが利用できるとのこと。

目の前に五重塔が見える。サンセットの時間帯はオレンジに染まる京都の街並みを見下ろしながらお酒をいただくことができる。場所柄、周りの席は外国人観光客がばかり。この日は花冷えの中、1万円のコースを皆でいただく。

最初に名物のワイングラスにたっぷりの氷とボトルが入ったジントニック登場。前菜は海老の入った揚げ物。続いてローストビーフサラダ、2種類のピザと続く。シラスと筍の入ったパスタ、和牛ヘレ肉ステーキでフィニッシュ。席が暗いのと寒いのとでしっかり味わう事が出来なかった・・・気候がいいときはオススメです。

京都市東山区清水二丁目204-2
The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu 4F


カテゴリー その他料理, 京都市 |

渓流床 8月

友人と暑気払いに8月下旬に訪問したお店です。。こちらも時差投稿になります。

洛北にあるしょうざんリゾートの中にある表記の料理店を訪問。かなり大きな敷地の中には色々な種類の飲食店や結婚式場を含む宴会場などもある。最近は宿泊施設でヒルトン系列のホテルも敷地内にできたと聞きおよぶ。

その敷地内の広大な日本庭園の横を流れる紙屋川の上に張り出した「渓涼床」で夏限定で会席料理を提供されている。過去に何度か訪問しているけど夜に伺うのは初めて。

足元には日が沈むまでは川の様子もよく見えて魚の泳ぐ姿も見ることができる。夜になると川のせせらぎと川面を抜ける風が心地よく、昼間とは異なる幻想的な雰囲気に一変する。

冷たいビールで乾杯。先付けは「トウモロコシ寄せと夏野菜」。着物を着た女性が接待をしてくれる。外国人は大喜びのロケーションだろうなと思いながら食事をいただく。続いては蓋物に入った「フカヒレの茶碗蒸し」。フカヒレは丁寧に戻しており、茶碗蒸しの味との相性も悪くない。お造りは「鱧の落とし、鮪の中トロ、鯛の昆布〆」

続いてのお凌ぎは「野菜寿司2種」。メインの「鮎の塩焼き」は琵琶湖産。丁寧に焼きこ込まれていて日本酒と一緒に美味しくいただく。続いては鰻の東寺揚げ、紐唐辛子とヤングコーンの素揚げ。ガラスの器に入った冬瓜と帆立貝柱の含め煮。食事は夏野菜の竈焚きご飯。デザートはグレープフルーツゼリーでフィニッシュ。大阪からは少し遠いけど自然の中で美味しい会席料理をいただき、いい暑気払いになりました。

過去の渓流床はこちら

京都府京都市北区衣笠鏡石町47


カテゴリー 和食, 京都市 |

天よし

京都の木屋町にある表記の老舗天ぷら店を訪問。祇園四条駅、京都河原町駅から徒歩2分くらい、有名な超高級寿司割烹蘭の横で60年くらい前から営業されている。(100年という方もいるが真相は不明)私も数年に1度くらい訪問する。高齢の穏和なご主人と奥さんで切り盛り。この日は16時の開店直後に一人で予約。店内は白木のカウンター12席。油の前の席を案内いただき寡黙なご主人と世間話をしながら食事をいただく。お店は京都らしくメニューやお品書きなどは一切なしで値段も不明。常連率高し。。

隣には30才くらいのカップル。離れたところに先生と呼ばれる70才くらいの夫婦が並ぶ。最初に冷たいビールと香ばしいインゲン豆の胡麻和え(これがかなりのおいしさ)が提供される。

続いてご主人がおもむろにまな板の上にピチピチと跳ねる大量の車海老を並べて頭をとって皮を剥きまくる。一通り剥きまくったら衣をつけて揚げまくる。

とりあえず一人あたり5尾を一気に揚げられて供される。熱々のうちに塩をつけていただく。衣はひたすら薄くカリッとホクホクで揚げられる。小ぶりの海老は包丁でまっすぐに伸ばしていないので食感がとてもいい。揚げ油はさっぱりとした軽い口当たりのコーン油で一度揚げたら全て捨てて入れ替えるため供するのにとても時間がかかる。

続いて「鱚食べはりますか〜」と聞かれて薄衣で揚げられた旬の鱚は小ぶりで上品サイズだけどとても上質。

冷酒を所望すると久しぶりに見る「賀茂鶴」登場。アルコール添加で余韻が深くて、ねっとりとした飲み口に昭和の懐かしさを感じる。天ぷらを段取りして揚げるまでかなりの時間を要するのでカウンター下で文庫本を読んで残った海老の尻尾とともにお酒をチビチビといただく。(これがまた美味しい・・・・・)

この日は特別に「鱧もあるよ〜」とのことなので所望する。熱々でホクホクの身は大根おろしをたっぷり入れた濃いめの天つゆとの相性抜群。

ここで海老のお代わりをする。この店ならではで満足いくまで海老の天ぷらをいただくことができる。隣のカップルはさつま芋とミニ玉ねぎ、蓮根の天ぷらを食べていたが私は海老に専念するために野菜はパスする。一気に2皿目も食べて3皿目を所望。海老の天ぷらは注文があって皮をむくのでまたしばらく文庫本を読む。

口直しの南高梅を使った蜂蜜漬け梅干しが途中で供される。

海老と三つ葉のかき揚げも車海老が5匹くらい使用される。ご飯に乗せて天丼にされる方もいる。

最後は残ったお酒と海老の脚の唐揚げをいただく。しばらく海老を見るのが嫌になるくらい食べまくった。。帰りは奥さんが外まで出て丁寧にお見送りいただく。近くのサンボアバーでハイボールをいただいて帰阪する。好みは分かれるかと思うけど僕は大好きなお店。海老の追加なければ料理8000円くらい。。

京都市中京区鍋屋町213


カテゴリー 天ぷら, 京都市 |