カテゴリー:近畿地区

富小路 やま岸

京都市内にある予約困難店を英会話教室の先生が誘ってくれたので訪問する。お店は京都らしい歴史を感じる一軒家。築100年以上の民家を改装したと聞き及ぶ。

暖簾をくぐり引き戸を開けると飛び石のある露地が登場。お店には靴を脱いで入るレイアウトとなっている。1枚板のカウンターに9人の客が座り18時に一斉スタートとなる。

ご主人の表情の柔らかさが印象的。こちらのご主人は茶道や華道に精通しておられさりげなく生けられた茶花や茶懐石に則った料理の提供方法などとても興味深いものとなっている。

最初はマダムお任せのビンテージシャンパンで乾杯・・・・

食事の扉は柔らかく炊いた淡路の肉厚のアワビ、ホワイトアスパラ、うど、白芋茎。。それを酸味の効いたジュレでいただく。器に光の当たった陰影がとても美しい。

2品目うすいまめすり流しの中に湯葉の真薯と大きな車海老を添えたもの。。海老が好きなのでとても嬉しい。。すり流しの繊細な味もとてもいい。

なにやらうどんが出て来たと思いきや小豆島の太素麺とのこと。それを昆布締めにして河豚の白子で作ったソースで和えたもの。昆布感がしっかりと前に出て濃厚な白子とともにシャンパンにとてもよく合う。。

大きなサイズの昆布締めにしたねっとり食感の白甘鯛と淡路島の走りの雲丹。それぞれを一緒にいただくと悶絶級の美味しさ。

続いてのとり貝は石川県七尾産の超ジャンボサイズ。。まずは殻を向いたものをプレゼンテーション。

 

炭火でさっと炙って供される。身の分厚さといい味のふくよかさといい今ままで頂いたとり貝の中では一番のものであることは確実。

煮物椀はこれもジャンボサイズのアブラメの葛打ちしたもの。ふわふわの身がほろほろと口の中で解ける。脂もしっかりと乗っていて素晴らしい出来栄え。新蓴菜と茗荷が添えられる。

今年初めていただく鮎もしっかりと焼き上げてプレゼンテーションされる。三重県宮川のものと言っておられた。

杉の八寸板に盛られたこんがりと炭火で焼きこまれた鮎と鯛の寿司のちまき。ビジュアルの美しさの秀逸。鮎はヒレ以外頭からすべていただいた。これも辛口のシャンパンと相性がとてもいい。

大きなタイラギ貝を軽く炭火で炙って自然薯と海鼠腸を鞍掛にしたもの。花ワサビが添えられる。。貝好きの私にはたまらない逸品。

ここで日本酒を所望する。。黒龍の純米大吟醸は美味しすぎて残念・・・

蒸しただけの白子のたけのこ炭火焼とコシアブラ天ぷらは普段いただくものとは全く異なるフレッシュな食感が残るワンランク上の美味しさを感じる。続いて卵カステラと鯖のへしこ(ぬか漬け)登場だけど写真撮り忘れ。

分厚いフカヒレの揚げ煮は最初に油で揚げて(だと思う・・・)炊き込んだもの。。山菜の餡もとてもいい。フカヒレの食感にびっくり。。

よくインスタ等で見かける北海道の雲丹を使ったウニドック・・ご主人が直接手渡ししていただける。遊び心も満点・・・

炭火の上で燃えさかる脂を見ながらやっと登場のキンキの塩焼きは身厚のジャンボサイズ。。火入れの良さもさながら食材のパワーに圧倒される。

一文字に盛られた煮えばなの白米は茶道に則ったもの。2膳目はお焦げ部分をいただくんだけどダイエット中のため断念する。ご飯のお供しらす、タラコ、なめ茸、たけのこ山椒煮。

デセールは牛乳プリン。ねっとりとした食感。。。

宮崎産のアップルマンゴーはかなり上質。カウンターで料理を作るところを見ながら最高の食材をいただける。接客もとてもフレンドリーでいい時間を過ごすことができる。

ちなみに次の予約は来年の4月17日とのこと・・10月と12月も予約して店を出る。。

あまりにお腹がいっぱいだったので鴨川周辺を1時間あまり歩いて帰る。

京都市中京区冨小路通六角下る骨屋之町560
050-5263-7655

<p><a href="https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26026316/?tb_id=tabelog_dc96a27c9f9658258de23b1a79e1f7d184f6267a">富小路 やま岸</a> (<a href="https://tabelog.com/rstLst/RC010110/">日本料理</a> / <a href="https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/R2933/rstLst/">京都河原町駅</a>、<a href="https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/R2810/rstLst/">烏丸駅</a>、<a href="https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/R3321/rstLst/">京都市役所前駅</a>)
<br />夜総合点<span style="color: #FFD700;">★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆☆</span> 3.5
</p>

 

 

 

和食 京都市

奈良食堂 5月

私どもの会社が経営する近鉄大和八木駅徒歩3分の表記のカフェレストランで連休中にライブをするというので食事も兼ねて大食いの友人と訪問する。

駅前のカンデオホテルの1階でテラス席も入れて108席の大型店。昼のランチタイムはサラダ食べ放題で地元の女性客に大人気でいつも行列をいただいています。

夕方5時から7時まではハッピーアワーでビールとハイボールが半額の190円なり。これからの季節は仕事帰りにテラスで一杯も良さそう。

前菜5種盛り(2人前1280円)はイタリアンオムレツにローストポーク、ローストビーフにブロッコリーのアイオリ、シメジのオイル漬け、イタリアン切り干し大根、地元野菜のラタトゥーユ、ポテサラの8種類が入ってボリューム満点。

忙しくしているスタッフを尻目にビールをいただいて野菜たっぷりの海老のアヒージョ890円を所望。オリープオイルと岩塩をかけた冷奴380円も好物。ポテサラ380円も当然手作りでイタリアンな感じ。。。農園サラダ900円は社内で栽培するパクチーが山盛り入る。

鳥肝がしっかり入ったパテドカンパーニュも人気の一品。。赤ワインとの相性抜群。。

原価率100%の奈良産牛のステーキ1380円はインスタ映えする一品。モモ肉の柔らかい部位でボリュームもあって食べ応えあり。焼き野菜もたっぷり。。

ライブはChileという方でボサノバを堪能する。

旬の野菜のたっぷり入ったパスタも大人気。6月にはメニュー一新で乞うご期待です。

高級ブルゴーニュワインのモンラッシェもほぼ原価販売。。デートや女子会にぴったりです。。

奈良県橿原市内膳町1−1−60
0744−23−0020
10:00~22:00

年中無休

過去の奈良食堂はこちら

 

カフェレストラン 奈良県

Giorco(ジョルコ)

奈良の大和八木にある自社の支店を視察したのちに一人で駅北口の裏路地にある表記のイタリアンで一人飯。

最近できたお店なんだけど界隈ではイケメンのオーナシェフが作るワンランク上のこだわりのイタリアンが大人気で時分どきはいつも満席。

白を基調とした店内はカウンター8席、テーブル16席。以前訪問した時のパスタの美味しさに悶絶したのをきっかけにたまに立ち寄る。

座付はラタテューユの上に生ハムを乗せたもの。

ダイエットを気にしながらの夜のパスタは名物のイカ墨が入ったモチモチのフィットチーネに生のコウイカカラスミと焼き茄子が入った冷製ジェノベーゼ1380円。コクのある手打ちパスタの美味しさはもちろん新鮮なイカと焼き茄子、甘すぎる千葉産のミニトマトの取り合わせは驚く美味しさ。この他にも手打ち麺がいろいろあるので全て制覇しようと思う。ワインの酔いもあって気持ちよく電車で帰阪。

 

奈良県橿原市内膳町4-4-3
0744-47-4722
営業時間
17:00〜翌0:00
第2月曜、日曜休み

過去のジョルコはこちら

イタリアン 奈良県