近畿地区

洋食とワインのお店 土筆苑

西宮北口駅から徒歩1分の場所にある表記の老舗洋食店を訪問。1973年の創業とのことでテレビ等でよく紹介されると聞き及ぶ。50年の年期を感じさせる店内はウッディでカントリー風な感じ。この日は満席でカウンター席に案内をいただく。素敵なマダムが挨拶にこられ、お店のアラカルトメニューの代表的なものを集めたプリフィクススタイルの税込5500円のコース料理をおすすめいただく。

最初の前菜は蓴菜とフルーツトマトにコンソメのジュレをかけたもの。

続いてカップに入ったポタージュスープ。とてもクリーミーで懐かしい味わい。

フライ料理はカニコロ /エビフライ/ 帆立フライからチョイスするスタイル。当然好物のエビフライを所望する。衣が少し硬かった・・・

メインディッシュは上タンシチュー/上ビーフシチュー/ハンバーグ/ホタテグラタン/エビグラタン/ビフカツから選べるようになっている。この日はマダム一推しの上タンシチューを所望する。タン元をトロトロになるまで煮込んでいて肉の繊維が感じられないくらいでびっくり。ドミグラスソースは甘さ控えめであっさりしたタイプ。濃いめのワインと一緒にいただく。

デザートは名物の粘度の低いプリン。。ほぼ液体状でとてもミルキーな味わい。女性客も多くて活気のある繁盛店でした。ごちそうさまでした。

西宮市高松町11-2-102
0798-65-3366
営業時間:11:00~14:30 17:00~22:00
定休日:月曜

洋食 兵庫県

祇をん 豆寅

休みの日に京都の表記の店でランチをいただく。外国人観光客で賑わう祇園の花見小路に位置する。2階の広間に案内いただき豆すし膳¥5500をいただいた。

桜の花に見立てた豆鉢には鴨ロース、ホタルイカと万能ねぎ、一寸豆と花豆の煮物、大徳寺麩の白和え、湯葉豆腐、もずくなど。京都の甘口のお酒と一緒にゆっくりといただく。

煮物椀はえんどう豆のすり流し。海老を叩いた真薯と菜の花が入る。

名残の筍の天ぷら。こしあぶらと潤が添えられる。

メインの豆寿司登場。一口大の寿司が13種類並ぶ姿はとても美しくて可愛い。全部いただくとボリュームもあってお腹がいっぱいになる。

鶯餅と煎茶でフィニッシュ。京都らしい料理を目でも楽しむことができる良いお店でした。

京都市東山区祇園町南側570-235
11:30〜14:00 17:00〜21:00

寿司 京都市

尼龍

尼崎在住の読者さんお薦めの表記のラーメン店を訪問。国道2号線沿いにある古くて癖のある看板が特徴。尼崎センタープール駅から徒歩15分くらい。外観からは営業しているのかどうかわからない感じ。

カウンター7席のみの店内は薄暗くて歴史を感じる空気感に満ち溢れていて最近ではあまり見ないスタイル。入り口にある券売機で食券を購入。寡黙な店主のワンオペ。先客がいて少しホッとする。

メニューはおすすめの尼龍らーめん(醤油)・塩ラーメン、チャーシューメン(醤油・塩)、鶏からラーメン、塩まぜそばと鶏唐揚げなどのサイドメニューがある。この日は尼龍ラーメン醤油700円を注文する。

暫くして白磁の丼鉢が着丼。

琥珀色のスープは鶏ガラと豚骨の動物系に煮干しのような魚介を合わせたもの。かえしの醤油の角もなくてとてもまろやかで優しくて上品。静かに出汁の旨みが押し寄せてきて香味油のせいか甘味も感じられる。麺は多加水でパツパツ食感の細いストレートの平打ち。喉越しも良くスープとの絡みもとてもいい。

肩ロースを使った切り立てのチャーシューは味がしっかり染み込んでいてとてもジューシー。トッピングした味玉はお約束通りのレア状態。このほかにも柔らかなメンマとネギが入ってとてもバランスのいい一杯となっている。久しぶりにスープを全部飲み干しました。予想以上の美味しさに感激。ごちそうさまでした。。

尼崎市崇徳院1-12
水曜日定休
18:00-23:00

麺料理ラーメン 兵庫県