木村香辛料飯店 *ビリアニ推しの阿倍野のスパイスカレー店【大阪市 姫松】 【大阪市 西田辺】

阿倍野の表記のスパイスカレー店を訪問。阿倍野筋の播磨町交差点の北西あたりマツモトキヨシの薬局の隣に位置する。店内はカウンター4席のみ。界隈にコインパーキングあり。

店主のユースケさんが作るインドの炊き込みご飯の「ビリアニ」を和風仕立てにしたものが昔から有名。そのビリアニにカレーのついたプレートを提供されている。

カレーは3種類でこちらの店を代表する「豚バラの鰹出汁カレー」と酸味がクセになる「鯖の梅出汁カレー」と「月替わりカレー」。

カレー1種が1300円、2種で1500円、3種で1700円となっている。この日は月替わりカレーの「自家製鶏がらと煮出し出汁のバターチキンカレー」とこの日特別に仕込まれたシーズナルメニューの「鯛だし麻婆」の2種盛りを注文する。

しばらくして着皿。とても細やかな盛り付けでビジュアルがとても美しい。最初にビリヤニだけを一口いただく。ふっくらと炊き上げられたインドの高級米バスティマライスはスパイスの他に馴染みのある鰹出汁の香りがしてかなり美味しい。

副菜の大根も鯛の味がして和食の煮物のようなテイスト、そのほかにかぼちゃのチャダルの和マサラ炒め、ささみ胡瓜のスパイス塩昆布和え、黒雛豆、柿のライタ(ヨーグルトのようなもの)などの副菜が添えられる。

最初に少しずついただいて皿の上ですべての具材を混ぜ合わせていただく。食感含め色々な味が混ざり合うんだけど優しい出汁のせいか不協和音は感じられない。スパイシーな酸味や甘味、塩味、和の旨みが混じり合い、そこにビールの苦味と渋みを合わせて楽しみながら最後までいただく。ごちそうさまでした。。。

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大阪市阿倍野区万代1‐6‐3
11時半〜

大阪市 姫松大阪市 西田辺 カレーライス

堕楽暮 11月 *阿倍野のスパイス料理店【大阪市 松虫】

最近は月に2回くらい訪問する阿倍野のスパイス料理店を一人で訪問。チンチン電車の松虫駅隣接、天王寺から2駅で5分くらい。スパイス料理では大阪を代表する人気店となっている。月の半分はイベント等で全国を回ってカレーやスパイス料理を作られている。

お店は昼はカレーを提供されて夜は様々な見たこともないようなスパイス料理がいただける。またスパイス料理だけでなくスパイスデザートやお酒にもスパイスを使用したものが多くフルコースで楽しむ事ができる。

最初にオリオンビールと平鯵のバイマックル(東南アジアでよく使用される昆布みかんの葉を乾燥させたもので力強い柑橘系の香りがする)酢味噌なめろう600円。。スパイス感あふれる生魚をいただいたのはこの店が初めて。

この日のおすすめ白ワインは国産のデラウエアワイン。キリッとした酸味がスパイスにピッタリ。

柿、谷町にあるラクダ坂乾燥納豆、味噌たまりのピータン豆腐600円。豆腐は阿倍野の名店の真ちゃん豆腐を使用。濃厚で深くて香ばしい逸品で角ウイスキーをスパイス漬けにしたものと一緒にいただく。

堕天使式きまぐれスパイスパスタ1200円はフレッシュな鰆を使ったオイルタイプ。鰆の美味しさが秀逸なのとスパイスオイルのパンチがこの店ならではの逸品となっている。当日ある食材と好みとソースの種類で色々とアレンジいただける。

数種類あるスパイスフルーツの中からこの日は大きなイエガー(ハーブがたくさん入ったドイツのリキュール)入りかぼちゃシュー600円。これをウイスキーで割ったアイスコーヒーといただく。

たっぷりのクリームは食べ応え満点。スパイスもほのかに感じて大人の味わい。

こちらの店舗での営業日が少ないのでインスタで確認の上で訪問されることをお勧めする。

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大阪市阿倍野区松虫通1-1-4

大阪市 松虫 カレーライス

晃市 11月 *大正区の創作多国籍料理【大阪市 大正】

前月の訪問に引き続き大正区の表記のお店を5人で訪問。大正駅から徒歩20分、バスの利用が便利(駅から5分くらい)。こちらはイタリアンをベースにした無国籍料理の隠れ屋のような店で創業38年となる大正区を代表する老舗レストラン。35年前くらいによく通った記憶がある。

店内はカウンター8席と6人掛けテーブル1卓。本年65歳になるご主人ともう一人の男性で切り盛り。黒板には本日のこだわりメニューが90種類くらいずらりと並ぶ。メニューのほとんどは洋食だけど木津市場で仕入れる新鮮で高品質の刺身も数種類ある。ほとんどの客が好みを伝えて店主にお任せするという。

最初にビールと松葉蟹のジュレ1200円をいただく。蟹の身と味噌がたっぷり入ったグラスに酸味の効いたジュレがたっぷりかかる。見た目よりも食べ応えあり。

カブのスープはとても濃厚で食材もこのスープ用の品種があると言っていた。シャインマスカットとモッツアレラ1500円はさっぱりとした透き通った味わい。

名物たこのニンニクオイル焼き1200円は一見アヒージョのようなんだけど和風の味わい。オイルの中にポートワインと蜂蜜を煮詰めた秘伝のタレが入る。残ったオイルを持ち帰りにして自宅でピラフ等の味付けに使う客が多いと聞き及ぶ。このベースのタレは創業以来ずっと継ぎ足して使っていると言っておられた。

その甘塩っぱいタレを使った「たらの白子の香味焼き1200円(写真撮り忘れ)」もかなり美味しい。

この日のメインは天然河豚と松茸の土鍋蒸し。自家製のまろやかなポン酢でいただく。仕入れてから3日間熟成させた河豚は3キロオーバーのものでこの大きさしか使わないと言っておられた。

メニューにはない「賄いピラフ」はシラスや蟹の身など全部で35種類の具材が入っているらしい。ドリアやパスタ、リゾットもあるけど店主の一押しらしい。味も個性的でおすすめの逸品。

南部鉄の鉄瓶で入れたお茶は鉄分のせいで真っ黒。。店主のキャラも濃くて最後まで楽しく食事を楽しむことができました。予約必須です・・・

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大阪市大正区泉尾3-3-1
06-6553-3337
営業時間 17:00-24:00
定休日 水曜

大阪市 大正 イタリアンフレンチ その他