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MICRAD(ミクラド)11月【大阪市 北加賀屋】 【大阪市 住吉公園】 【大阪市 住吉大社】

住之江区の中加賀屋という場所にある表記のお気に入りレストランを幼馴染の友人と訪問。大阪メトロ北加賀屋駅・住之江公園駅、南海本線住吉大社駅から徒歩10分という歩きごたえのある立地。カフェのような白を基調とした内装のお店はカウンター5席とテーブル2卓のみ。ファザード間口はかなり狭いのでお店の存在はほぼわからない。

調理歴17年の童顔女性オーナーシェフのミクさんが小さな厨房で手際よく作るイタリアンとフレンチと中東料理をフュージョンしたオリジナリティー料理が口に合う。自家製のフォカッチャなどのパンも秀逸。メニューはアラカルトが中心でグランドメニューと壁に手書きで書かれたシーズナルメニューから構成される。何を食べても食材の良さを含めてワンランク上の美味しさ。しかも強烈なコスパで会計時には再度にっこりする。

最初に前菜の盛り合わせを所望。鶏レバーのパテ、雛豆をペースト状にした中東料理のフヌス、人参のラペ、煮卵、海老のタルタル、ピクルスなど。どれも丁寧に調理した素朴な逸品。

こちらのお店で使用される野菜はほぼ契約農家さんから直送。あか牛を中心とした肉類は粉浜商店街の老舗精肉店「うしや」から上質なものだけを仕入れる。そのほかの調味料もほとんどが手作りかオーガニックのものを使用。お酒は地元のこだわりリカー「ばんどう酒店」から低価格で個性的なワインをセレクションしてもらっている。

前菜の後は静岡産のマンガリッツァ豚のソテー(写真撮り忘れ)。脂部分はカリカリに仕上げて身はレアに火入れされている。シルキーな肉質と口の中で溶ける脂にびっくり。これ以上美味しい豚料理は見たことがない。

続いて赤牛のステーキを所望する。イチボ部分なんだけど適度な脂も廻っていて口の中で肉汁とその旨みが迸る。岩塩とカンボジア産の生の胡椒でシンプルにいただく。添えられた野菜は黄かぶら。

ワインが余ったので自家製のレーズンバターを所望する。干し葡萄をラム酒に漬けて手作りされるということにもびっくり。

ごちそうさまでした。。

過去のMICRADはこちら

大阪市住之江区中加賀屋4-2-3
日曜休み
090-3736-0286

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ムグニ【大阪市 心斎橋/四ツ橋】 【大阪市 難波】

アメリカ村にある表記のオムライス専門店を訪問。西心斎橋で個性的な店が集まるディープスポットの「三ッ寺会館」1階に位置する。目の前にコインパーキングあり。世間では大阪で一番美味しいオムライスの店と言われている。

営業中はずっと行列ができていて平日であっても入店にはかなり苦労する。店が狭いので1時間待ちは普通とのこと。今回は開店15分前に到着して1巡目に滑り込む。退店時の12時前には15人くらいのウエイティングが見られた。

店内はカウンター4席とテーブル2台のかなり小さいお店。調理担当のご主人と奥さんの2人で切り盛り。メニューはオムライスのみでサラダやスープの有無を選べる。

スタンダードなトマトソースやクリームチーズソースのオムライスから、白ワインクリームソースの明太子オムライス、神戸ビーフや黒毛和牛が添えられたオムライスなどがある。今回はレコメンドメニューのゴルゴンゾーラチーズソースのオムライスのトリュフ風味のもの2100円を所望する。

しばらくして着皿。まず見た目が美しくてびっくり。私が知っているオムライスとは全く様相が異なる。とろとろでふわふわの玉子がバターライスの上にかかっていてその上に濃厚なゴルゴンゾーラが効いたソースがたっぷりかかる。トリュフの香りも秀逸で何もかもが一体化していてオムライスというよりもフレンチの一つの上品な料理と言って良いくらい完成度が高い。

濃厚なチーズソースなんだけど粘度もなくさらりとしていてご飯との親和性も高い。ベシャメルとのバランスがとても良くてワインにも合いそうな目から鱗で唯一無二の逸品。あっという間に完食しました。ご馳走様でした。。

大阪市中央区西心斎橋2-9-5 日宝三ツ寺会館 1F
06-6212-5068
11:00~15:00(現在はディナーやってるかもしれません)

大阪市 心斎橋/四ツ橋大阪市 難波 洋食その他料理

越中屋 Jr.【大阪市 天下茶屋】

天下茶屋の表記の寿司店を友人と訪問。南海線の天下茶屋駅に併設されたショップ南海というところに越中屋東野という店があるがこちらはその向かいにある以前は持ち帰り専門店だった店を立ち食い寿司に業態変更した新店。
西成屈指の寿司の名店である越中屋本店のご主人の若いご子息が店を一人で切り盛り。ジュニアという店名は私が命名した。

狭い間口の店は5人で満席。背中には全くスペースがない。お酒を注文してから好きなものをアラカルトで注文。

ネタケースを一目見ただけでこちらの店のグレードの高さが窺える。握りは全て値段が表示されていて完全な明朗会系。握り以外にも魚のカマ焼きなど数種類の酒肴あり。

初めての客はおまかせ握りすし5貫1000円がおすすめとのこと。

最初に剣いか200円を所望。ネタはご子息が毎朝、木津市場に買い付けに行くとのこと。続いて北海道産の生の北寄貝250円と北寄貝ひも200円。小骨があるので骨切りををた関西では珍しい鰊(にしん)の炙りは300円。しっとりと仕上げられた煮蛤300円と続く。

カワハギ肝のせ300円はかなり新鮮。大好物の天然車海老400円はかなりのお値打ち。生穴子250円は歯応えと上品な脂が特徴。

蟹味噌で和えた軍艦仕立ての北海道産のズワイガニ300円もかなりお得。鯵茗荷巻き500円をいただいてフィニッシュ。その他にも天然本鮪250円や天然ぶりとろ300円などが破格の値付けで提供される。

現状この店以上のコスパの高い店は見たことなし・・・開店の17時に入店するのをお勧めします。年内で閉店する期限付きのお店です。

大阪市西成区岸里1-1-9

大阪市 天下茶屋 寿司