寿司

鮨処よし田 8月

私どもの本社から歩いて30秒という近場なんだけど地元で一番繁盛しているすし店。店主は世良正則クリソツのロックンロラー系。かなりイケメン。。

いつもいただく寿司のコースは当日仕入れのネタによって価格は異なるが4000円から5000円。この日は4300円だった。この日はあんまりお腹がすいていなかったので一人前注文してをツレと仲良くシェアする。

カウンターと奥にテーブル席。7時ごろはいつも超満員。。。9時くらいだとネタがなくなる。。いつ行けばいいのか困る。。。

寿司以外の肴も豊富ですべて値札がついているので安心。。テレビもあって敷居も高くない。。そのかわりネタはいつも厳選。基本握りは2貫づけで1貫づつ味を変えて出してくれる。一つは醤油、一つはポン酢という感じ。

最初は剣先イカの上に甘甘のウニをのせたもの。。一つは煮切り醤油で、一つは塩で供す。。ヒラメもポン酢おろしと塩レモンの2種類。。シャリが小さいので一口でいただく。

カワハギに肝をのせたもの。これもポン酢と塩で供す。。カワハギは通年仕入れされている。身も分厚くて脂ものってとっても美味しい。手前はシマアジとカンパチの食べ比べ。(写真は携帯なのでボケボケ)

甘エビも甘々。。たこもイボがコリコリしてとっても美味しい。一つは酢みそで一つは梅肉でいただく。。

北海道の厚岸の夏蛎はとってもミルキー。。。この店ならではのネタで本日のナンバーワンなり。

甘エビの頭を焼いて頂いて焼酎の水割りとともにいただく。。

最後はトロの生と炙り。。。本マグロなのであっさりしながらも咥内でとろけるとのこと。。

私は別に普通の海老と北海道産のツブ貝をいただく。。私が中学生の頃、両親が地元で小さな小さな寿司店を2人でしていた。学校から帰ると母親の顔を見に寿司店に飛び込む。。母は私のおやつに海老の握りを作ってくれた。。

その握りが私の寿司の原風景になっている。。活きた車エビではなく普通の冷凍の海老がとても美味しく感じる48才。。

その話をするとツレは「海老の寿司が子供のおやつというのは変やわ!」とのたまうが実際そうだったのでしょうがない。。翌朝の3時まで寿司店を営業して明け方に自宅に帰ってくる両親はそれでも子供に弁当を手作りしてくれた。

しかしたまに手を抜いて弁当に寿司が入っていることもあった。キュウリ巻きやシンコ巻きならいいがある日、マグロの握りが入っていて夏場だったせいか変色して異臭を放っていた。

でもせっかく母ちゃんが作ってくれた弁当なので感謝しながら辛抱して食べた。。不味かった。。。(涙)

それ以来40年近くマグロを口にしたことがない・・・・

これが私がマグロを食べない理由。。今までいろんな方に聞かれる私の小さな秘密をカミングアウト。

大阪市住之江区東加賀屋3-16-16

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魚商 りき丸

顧問税理士と打ち合わせのあと昼食に木津市場の鰻を食べようと向かったが定休日だったのですぐ近くの知人が営む表記の店に訪問。

この日は奮発して上握り1800円を所望。甘々の北海道ウニ。甘エビ、トロトロの煮穴子、天然ブリ、天然ヒラメ、塩で食す霜降り剣イカ。ぶっとい数の子、マグロが苦手な私のために天然の鰻。。。

どれも上質でいいネタばかり。。

発泡スチロールでできた水槽にはミル貝とクエの子供がいた。。和歌山産と言っておられた。。この店のおすすめは寿司定食小500円。ワンコインで小さなうどんと小鉢付き。回転寿司とは間違いなく一線を画す。。。市場のコインパーキングがあるので便利。

大阪市浪速区敷津東2-4-4

06-4397-0555
11:30~14:00(LO.13:30)
17:00~23:00(LO.22:30)
日祝休

魚商 りき丸魚介・海鮮料理 / 大国町駅今宮戎駅恵美須町駅


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まさる 7月

週末に所属するボクシングジムの興行。。一緒に練習していた若手の選手をリングサイドで応援。。。せやけどみんな負けっ放し(涙)

メインイベンターのエースがKO負け。。一生懸命練習していたのを見ていたのでとても悲しい。。しかしながらこれが勝負と言うもの。

試合のあとご一緒した最近日本でシェアナンバーワンとなったIT会社の社長とともにへビーユースする表題の店にいく。この時期の目当てはもちろん「シンコ」。今年も超高値と聞く。。一キロ26000円。歩留まりを考えると最高級のトロよりも高い。

このシンコ一貫2800円くらいの原価である。。これを500円で販売する吉村の親父はつきあってはや14年・・坊主頭の顔面は超怖い。。最近私がブログで超怖いと書くので恐いもの見たさで訪れる客が多いとも聞き及ぶ。。受け答えも一見「愛想なさそう」という感じなんだけど仕事はとてもきっちり。いつも直立不動。。。話せば優しい。。。

この日は最初から握って頂く。

まずはあまてレイの昆布締めから。。。淡白でかつ上品な脂があって絹のような舌触り。。見た目も艶っぽくてとても美味しい。

皮目を炙った旬のカマスはとても香ばしい。。脂もあって口の中で消えてなくなる感じである。。この店の最大の特徴はシャリが小さめで女性でもたくさん食べれる点である。

5枚づけのシンコ。。。薄いかそけき身は舌の上でシャリと一体になる。青魚の香りもするが透明感があってまさに初夏のごちそうである。この五枚付けはまさに芸術品。

塩の当て方や酢の加減などかなり難しいであろうと推測される。。この仕事は関西では一番であると断言できる

キンキは肝と芽ネギ。。。これも旬でいい後口の残る脂がある。。。もう失神しそうなくらい旨い。。この店看板がないので一見では行きにくい。ペロペロ見たよと言って予約すれば結構スムーズ。。そういうお客さんがとても多いといつも言われる。。営業部長のようなものか。周りにお店はほとんどないので待ち合わせも難しい。。

大好物の煮鮑はいつもゼラチンのいっぱいついているところを出してくれる。やわやわのとろとろのシコシコ。。咥内で鮑の旨味が全開する。。。

鱧はこの日は焼き霜。。半生で脂がのったかなりいい商品。。多分最高級の韓国産であろう。ボイルするよりも間違いなく旨い。。骨の当たりは全くなし。

隣の客が注文した太巻きの残りをいただく。。何がどんだけ入ってんねんと思うくらいの具の多さ。すべての具材とシャリが渾然一体。。。考え尽くされた物である。

あさりの握り。。かなり上質であることはよくわかる。普段は煮ハマグリなんだけどよっぽどいい物が仕入れできたと推察する。江戸前と違って甘く煮すぎていないのが私好み。

この店のスペシャリティーである車エビはひたすら甘い。。。ビジュアルも美しすぎる。。。

淡路産のウニも最近あちこちで出回っているがこの店のは粒が大きく最高の物を仕入れているので別格である。。ご主人も史上最強と自分で言っていた。

最後はボイルしたキャベツの細巻き。。この店の難点は寿司がおいしくて酒が進みすぎて翌日寿司を食した記憶がなくなること(涙)

ネタやつまみの種類も多くこれでも全体のこれで全メニューの1/3程度。
どちらかと言えば大人な店で誰を連れて行っても絶対喜んで頂ける。価格以上の価値は必ずある。。同じ物を新地やミナミで食すとちょうど2倍の価格。。この店とても良心的あるよ。

大阪市浪速区下寺2-3-10 梅吉マンション 1F

TEL:06-6649-7227
営業時間:平日 17:00~翌2:00 日祝 17:00~23:00
定休日:水曜日


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