カテゴリー:和食

懐石料理 徳 住之江本店 5月【大阪市 住吉大社】 【大阪市 住吉公園】 【大阪市 北加賀屋】

私どもの会社が経営する創業50数年の和食店。大阪メトロ北加賀屋駅、南海本線住吉大社駅から徒歩8分。夜は完全予約制でこの日は所属する公職の会合の後の食事会で相伴する。10000円のおまかせコース料理。河内長野の天野酒5種類とペアリング。

黄交耻の器に入った先付けは芹、蕗、こごめなどの春野菜のゼリー寄せ。あしらえにレアに火入れした車海老、岩茸。ソースは山葵クリーム。

ガラスの器に走りの鱧、長崎産の鰹(私は細魚に変更)。

刺身2品目は高知産の烏賊素麺。。

煮物椀は伊佐木の葛打ち、芽ネギ、菖蒲独活、水前寺海苔、ユズの花。

八寸はガラスの器に新物の蓴菜、あっさりと炊き込んだ鯛の子含め煮、稚鮎田楽、チーズ豆腐、菜種昆布しめ、大和芋黄身酢、鼈甲生姜、鮑磯煮など。どれも手のかかった昔ながらのいい仕事。

肉料理は但馬牛のもも肉を使ったローストビーフ。野菜をたくさん入れた醤油ダレに一晩漬け込んで時間をかけて蒸し焼きにする。ゼラチンで固めた醤油系ソースで供される。あしらえは酸味のある和風ソースで和えられたグリーンアスパラ、新じゃが。いくらを乗せたセロリなど。

酢肴として新物の毛蟹。あしらえは白芋、防風など。。

食事は一寸豆ご飯に車海老のそぼろをかけたものと豚バラの入った味噌汁。

甘味はイチゴと洋ナシとりんごのコンポート。焼きたてのミニ最中でフィニッシュ。本日も美味しく頂戴しました。

大阪市住之江区東加賀屋3−15−9

 

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Vient (ヴィエント)【大阪市 住之江公園】

先月、住之江にオープンしたフレンチに友人と3人で訪問。大阪メトロ住之江公園駅から徒歩5分のH.B.Pという瀟洒なホテルの2階に位置する。本格的でイノベーティブなフレンチをカジュアルにアラカルトでクラフトビールと合わせていただけるという稀有なスタイル。

今回はシェフお任せの7種類のクラフトビールを料理と組み合わせたコースを所望する。

シェフの竹矢匠吾氏は全国でも有名なフレンチの出張料理人として活躍されてこられ、様々なポップアップのレストランや料理教室、若手料理人の育成にも注力されてこられたと聞き及ぶ。料理にクラフトビールを合わせるのではなくお気に入りのクラフトビールをベースに料理献立を考えると言っておられた。

アミューズは「ブーダンノワールのタルトレットに有機栽培のミニトマト」。ブーダンノワールは豚の血と脂を使った腸詰だけど今回は腸詰でなくリエットのような状態でいただく。生臭さや癖は全くなく、コクはあるけど濃厚すぎず、添えられた上質のトマトとトマトのビールの影響もあり、かなり上品でさっぱりした味わいとなっている。

「新玉ねぎのフラン」は玉ねぎの甘みが玉子に溶けて透明感のある優しい味わい。和食の茶碗蒸しよりも軽くてウスバカゲロウの羽のような儚さがある。柑橘系の酸味のある軽めのビールとともにさっぱりといただく。

「ホタルイカの山菜アヒージョ仕立て」は行者ニンニクを使用。この工夫もこちらのお店ならではのフュージョンスタイル。揚げた山菜の香りと相まってかなり考え込まれた献立。苦味とコクのあるビールで口が灌がれるのが醍醐味。

「鮎と水ナスのピサラディエール 山菜のフェッテ」 ピサラディエールはアンチョビを使ったフランスのピザでそれを低温調理で火入れした鮎でオリジナルなスタイルで表現。盛り込まれた山菜やオリーブもとても美味しくて美しい。全てが細やかな仕事でグランメゾンのよう。引き出しの多さに敬服。

「クリュスタッセとアスパラガスのショーフロア 紫キャベツのザワークラフトソース」

好物のクリュスタッセ(甲殻類)が出てきて気分が上がる。アスパラガスを裏ごしして味を入れたものをゼラチンとともにレアに火入れした車海老に纏わせたもの。ソースにしたザワークラフトは当然のことながらクラフトビールと相性抜群。まさに目の覚めるような一皿。

「釣りの鰆のポワレ 初夏野菜のエチュべ ふきのとう香るヴァンブランソース」

こちらも鰆を弱火で水を使わずに調理されたもの(多分ですが・・・)身の中心が綺麗に透き通っているのがお見事。しっとりとした食感とともに魚の旨味が突進してくるような美味しさ。酸味のある白ワインのソースも軽くて魚の味の邪魔をしない。。素揚げにした「ふきのとう」のほろ苦さがビールと絡み合う。

「河内鴨のデクリネゾン 焦がし万願寺唐辛子のサルサヴェルデ」鴨肉のロースは蜂蜜などをベースにしたソースを皮目に塗って焼き上げたもの。火入れは完璧で断面全体が均一にロゼ色に仕上げられる。焼き込まれた手羽元と素揚げの手羽先も一緒に添えられる。よく見るイタリアンパセリの代わりに焦がした万願寺唐辛子を使用したソースは旨味と苦みの合間った大人の味わい。初めていただくこのソースには感動・・・・

石榴のグラニテで口直し。。

デセールは和歌山の善兵衛農園の柑橘と下に敷かれた蕎麦のムース。蕎麦のムースも初めていただいた。華やかな香りのデザートビールと合わせてコース終了。

・トマトのビール
・シークワーサーが入った大正ビール
・ホップの香り満載のおさるIPA
・華やかなフルーティーな香りの箕面ヴイツェン
・スッキリとした酸味のある蔵ケルシュ
・強い苦味と焦がした麦の香りのロブストポート
・華やかで軽い花の香りのラベンダー&カモミール

スタッフさんの料理の説明も丁寧でとてもいい時間を過ごせました。この場所でこのようなフレンチをワインでなくクラフトビールといただけるとは全く思わなかった。。フレンチとビールの相性も再発見。定期訪問のお店がまた増えました。。。

お店のHPはこちら

大阪市住之江区新北島5丁目1-50
H.B.P HOTEL 2階

080-3405-2528
11:30~15:00(L.O.14:00)
18:00~22:30(L.O.20:30)
水曜日定休

大阪市 住之江公園ワインビールフレンチ和食

リストランテ野呂

京都の二条城近くにある表記の店を友人と訪問。全国から支持される超人気店でジャンルはイタリアンをメインにしたフュージョン料理。JR二条駅から徒歩5分の場所に位置する。店内はカジュアルだけどライブ感溢れるカウンター席と2階のテーブル席、離れの個室からなる。今回は早くから野呂シェフ正面のカウンター席を予約。オーナーの野呂シェフは京都の人気ビストロ「洋食おがた」でも仕事をされ5年前にこの地で独立。

メニューは鮮魚を主にした冷前菜、温前菜、お肉色々、食材や麺・ソースの種類など組み合わせ自由なパスタ、デザートから構成されていてそれぞれ10種類以上の中から好きなものを選んで自分でコース仕立てにできるようになっている。2人の訪問だと小さなポーションにしてシェアも可能。かなり自由度が高く食材の量などもお腹に合わせてリクエストも可能。

座付はアスパラガスのスープ。香り高くて粘度も高くスッキリしていながら味わい深い。

20以上ある冷前菜で一番の人気が「魚の食べ比べ」。
新鮮な鮮魚を色々な味付けで盛り合わせで供される。

この日の食べ比べは12時の方向から時計回りに
・鰆の炙りローズマリー風味の葱たれ
・ヒラメのカルパッチョ自家製からすみとともに
・かますの炙りは芽ねぎと玉ねぎドレシング
・スモークサーモンのカルパッチョは青柚子の香り
・帆立貝柱の炙り
・ハマチの炙りは分葱の炊いたものと
・ユカタハタのカルパッチョはアンチョビとレモン
・鯛と甘エビのルクセル仕立て

京都のクラフトウイスキーのソーダー割りと一緒に楽しむ。

続いて温前菜は黒バイ貝とイタヤ貝と筍のアンチョビバターソテーを所望。アンチョビバターの塩梅がとてもいい。キノコや貝のエキスと合わさってなんとも言えない美味しさ。旨味たっぷりで穏やかで優しい味わい。

続いて香住産の名残のズワイガニの入ったクリームコロッケ。これもポーションを小さくしてシェアして供される。トロトロのソースも軽くて繊細なカニの旨味もしっかり感じることができる。

おすすめピノ・ノワールと一緒にいただく。ワインの値付けもとても優しい。。

メインディッシュは名物のミンチカツと京丹波高原豚のトンテキりんご醤油ソースの盛り合わせ。ミンチカツの材料は黒毛和牛、平井牛と三元豚の京都ポーク。

熱々のメンチカツは中はミディアムの火入れ。外はさくさくで玉ねぎの甘みが主張するデミソースにバルサミコが入っているので濃厚だけど酸味のあるさっぱりとした味わい。

B級のミンチカツとは異なる繊細な味で流石のリストランテの技巧と感心。トンテキも脂の甘さと軽さが秀逸。

パスタはホタルイカとホワイトアスパラとイタヤ貝のペンネをバジルソースで所望。これも野呂シェフの手にかかればあっという間に出来上がる。お腹いっぱいになったのでデザートはパス。

高度な技術のイタリアンをベースに洋食と和食のエッセンスを加えた独自の料理スタイルに敬服。またアラカルトスタイルで様々な客の要望にも対応し、カジュアルに好きなものを好きなだけ頂けるのはかなり嬉しい。

店を出て駅に向かっていると野呂シェフが店の前から大声で「ありがとうございました!」と頭を下げて挨拶。振り向くと両手を振ってお見送り。。店は満席なのに大恐縮。。流石の人気店と納得しながら帰阪する。

お店のHPはこちら

京都市中京区西ノ京職司町67-14

リストランテ野呂イタリアン / 二条駅二条城前駅大宮駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

京都市ワインレストラン洋食イタリアン和食