カテゴリー:和食

まごころ料理 つる井【大阪市 我孫子】

JR我孫子駅近くにある日本料理店。40代の若いご主人がご母堂様と2人で切り盛り。某ボランティア団体の事務局員が一押しの界隈ナンバーワンのお店と聞き事務局の彼女と同伴。

地元の繁盛店でこの日も団体予約でほぼ食材がない状態。以前は西心斎橋で料理店を営んでおられ創業は半世紀以上と聞き及ぶ。

食事を済ませたあとの二次会利用のためハイボールと簡単な肴数種を作っていただく。

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鰻の骨煎餅とトマトを器に見立てた卯の花。普通のものだけど普通より美味しい。

2015-07-30 21.04.10

 

大振りの煮物椀に盛られたのは揚げた冬瓜と新蓮根の饅頭。これを見ただけで料理人の腕がわかる。

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蛸の柔らか煮もいい仕事ぶりである。

2015-07-30 21.21.29

デセールは西瓜とメロンとマンゴーの盛り合わせ。次回はゆっくりと食事しにきます。

大阪市住吉区我孫子3-12-8
06-6609-4141
11:00~14:00 17:00~22:00
定休日:水曜日

まごころ料理 つる井割烹・小料理 / 我孫子町駅あびこ駅我孫子前駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 我孫子 和食

華蓮【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

仕事のお付き合いで心斎橋の表記の肉料理のお店を訪問。御堂筋沿いのドルチェ&ガッパーナのビルの地下にある鹿児島に本店のある黒豚を主力商品とした店。鹿児島を中心に数店舗展開されているらしい。

店内は上質感があり綺麗な感じ。店の真ん中には小さな庭園もあり和のテイスト満載でお店の方も和装で対応。
しゃぶしゃぶ・すき焼のほかにせいろ蒸しが有名ということで9000円のコースを所望する。

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ビールを頂きながら前菜3種盛りを頂く。ゴーヤのお浸し等、一応手作りだけど特にどおって事はない。

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お造りの5種盛りはすべて食材が養殖ものでクオリティもイマイチであるが肉料理の店なので特に気にならない。

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豆腐を使った炊きあわせであるがこれもどおって事はない。お店は半個室になっていて商談やデートにぴったりて感じ。この日も社用系の客で店はほぼ満席。

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メインのせいろ蒸しが登場。肉は鹿児島産の黒豚バラ・黒豚肩ロース・鹿児島産和牛ロースの3種がかなり大きなせいろに整然と盛りつけられる。

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下段は野菜の盛り合わせ。かなり種類が多く野菜畑状態。なかなかここまで野菜を食べることが出来る料理は珍しい。これは女性が大好きであることは間違いない。目の前で蒸された上段の肉汁が野菜に落ちて野菜に染み込みさらにおいしくするという算段である。

これをポン酢とゴマだれで頂く。最初に肉を頂くがしっかりと蒸されて適度に脂も落ちてそれなりに食べやすくなっているんだけど牛ロースはすこし脂の後味がきつい気がした。3切れ食べるともう満足・・・・

黒豚肩ロースはチルド臭が感じられて残念。山椒や七味を入れると少しまし。しかし蒸し野菜がたくさん食べることが出来ることはかなり貴重。生野菜だとこれだけの量を食べrことが出来ない。〆に蕎麦が出てアイスクリームのデザートで終了。

お腹いっぱいで歩けないくらい。ごちそうさまでした〜

大阪市中央区心斎橋筋2-7-18 プライムスクエア心斎橋 B1F
06-6213-8929

華蓮 大阪心斎橋店しゃぶしゃぶ / 心斎橋駅大阪難波駅四ツ橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0

大阪市 心斎橋/四ツ橋 和食

大阪とらふぐの会【大阪市 寺田町】

普段お世話になっている方をお連れして表記の会員制の店を半年ぶりに訪問。こちらは同名の会員制の河豚料理の店を大阪市内に何店舗か展開され、昨年はニューヨークにも出店されたと聞き及ぶ。

この日は一番いい個室を予約。壁には芸能人や政治家の色紙がたくさん飾られる。(この部分はあまり趣味が宜しくない)

2015-07-21 17.57.38

最初にビールで乾杯をして河豚皮の湯引きをいただく。鮫皮と青ネギと白ネギとポン酢。こちらの店のポン酢は特段美味しい。金箔が飾られているのはご愛嬌。

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てっさ登場・・・養殖河豚だけどクセは全くないし丁寧に熟成されているので甘く濃い味がしっかり感じられる。ゆっくりと空気と一緒に頂くと後味がしっかり感じられる。江戸時代は河豚は「夏」によく食べられていたとなんかの本で読んだことがある。当時は養殖技術もなかったので産卵後のものしかなかったが今は美味しい河豚が年中安価で食すことが出来ることに喜びを感じる。

2015-07-21 18.11.04

こちらの店で「アブラ」と呼ばれるもの。ごま油と青ネギで食す。特別どおってことのない味。

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ここで名物のヒレ酒を所望する。部屋の電気を消して光る滝のようなパフォーマンス。阪南大学2回生のアルバイトちゃんは水を使って何度もトレーニングしたと言っておられた。外国人が見ると喜ぶであろう。

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しっかり焼かれた分厚いヒレはかなり上質感あり。お酒もかなりおいしい。。

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このヒレ酒を味わいながら鱧の塩焼きを頂く。骨切りは完璧。大振りにカットされたレアに火入れされた鱧をおもむろに齧り付きヒレ酒で流し込む。ふわふわの鱧との最高のマリアージュに舌が喜びまくる。

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このあとは名物の焼き河豚登場。かなり大振りのカットは食べ応え満点。唐辛子の効いた塩ダレだけで食すのもいいしポン酢をつけても美味しい。身皮、とうとう身やスジの部分など丁寧に部位ごとにカットされているので味や食感の異なりを感じることが出来てとても楽しい。

添えられたニンニクも暑気払いにぴったり。江戸時代の河豚料理の「ふくとう汁」は味噌と醤油で味をつけ茄子とにんにくとともに頂くという料理なのでこちらの焼き河豚料理とかなり共通点が多い。

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唐揚げは細かなあられをつけ粉にしている。食感がよくスパイシーな衣と身の相性がとてもいい。スダチを絞って齧り付いてヒレ酒で流し込むと幸福感で頭がいっぱいになる。どこにもありそうなものだけどどこにもないこだわりの逸品。

2015-07-21 19.11.29

メインディッシュは普通のてっちりじゃなくて河豚と鱧と松茸の贅沢スープ仕立て。松茸は雲南省から海を渡ってやってきたらしいが思ったよりも香りも上々。それぞれの食材からでるスープが美味しすぎる。早松といって昔は梅雨時によく松茸が採れたが今は全くない。初物を頂くと75日寿命が延びるというのでありがたい献立である。

2015-07-21 19.49.01

〆はお約束通り雑炊を頂く。河豚だけではなく鱧の出汁と松茸の香り付き・・・この日は何とも贅沢な盆と正月が一緒に来たような食事でした。

大阪市 寺田町 和食