北加賀屋

ノリの食堂【大阪市 北加賀屋】 【大阪市 住之江】

私どもの会社(本社)は私の父が昭和48年に8席の寿司店を創業した住之江区の東加賀屋と言うところに現在もあり、最寄りの駅は南海本線住吉大社駅、地下鉄四ツ橋線北加賀屋駅であるがともに徒歩10分くらいかかり、また周辺には個人店の小さな飲食店しかないため、又そういう個人飲食店も競争のために激減する現状のなか本社社員は普段の昼食にこと困る。

そこで福利厚生の一環で今回社員に無償で栄養バランスのいい、美味しくて健康的な食事をとってもらおうとコンセプトで食堂を再整備しタニタ食堂をベンチマークし「ノリの食堂」と言う名で稼働させている。

担当者を数名指名しプロジェクト会議を数度重ねてこのたび完成。

コンセプトは
・皆がランチを楽しく食べられること
・皆が休憩をしっかりとれること
・皆の憩いの場であること

ノリノ5つの基本ルール(タニタをアレンジ)
・「1汁3菜の献立」
・野菜たっぷりつかう献立
・噛みごたえのある献立
・塩分はあまり気にせず(体力系のお仕事の方もいるので)
・御飯は大盛り(しっかり食べて午後も頑張りましょう)

食事の構成は
・おかず主食
・おかず副菜
・おかずサラダ
・汁
・ご飯   *丼の日など違う日もあります。
・食後のコーヒー付き

2015-11-04 13.38.46

この日の献立は鶏の立田揚げ。副菜は大きな木綿豆腐で湯豆腐。野菜たっぷりの豚汁はお店の出汁を借用しているのでかなり美味しい。ポテトサラダと野菜サラダは自分で好きなだけとる。

私もオフィスにいるときはできるだけ相伴する。テレビを見ながらワイワイと過ごす。コーヒーのクオリティーをもっと上げましょう・・・とかいろいろ意見もでる。

2015-11-07 10.01.02

清掃は部所ごとに皆で交代制。
食べたあとは自分で皿を洗って最後に食事をした人が火元をチェック。

ちなみに会社のHPはこちら

大阪市 北加賀屋大阪市 住之江 レストラン

ニューとん助 11月【大阪市 北加賀屋】

毎月最初の金曜日は表記の店で豚カツを食べる日と決めている。昨年まで住之江区の北島の店でされていたときからずっと同じペースで通い続け、本年私どもの会社の近くに移転されてから特に利用しやすくなりとても嬉しい。場所は関西アーバン銀行住之江支店の左隣。

お店はカウンター14席のみ。以前と異なり若い女性のホール係と男性の調理師が増えて高齢のご主人も少し楽になったかもしれないな・・・と思いながら注文をする。

メニューは 豚カツ900円 豚カツW1100円 ハンバーグ800円  エビフライ1000円  ライス小100円  ポタージュスープ300円 ヘレビフカツ1600円  ヘレテキ2500円  ヘレテキスペシャル4700円。

今回はポタージュスープ、デフォルトの豚カツと海老フライトッピング500円を所望する。これがいつもの私の鉄板メニュー。

2015-10-26 11.27.58

客さんのほとんどが注文する人気のポタージュスープは最初から出来たものではなく客の注文ごとに一杯ずつ作る。最初にお湯をやかんでフライパンに投入。沸騰したら魔法の調味料(味の素)を大量にいれて、塩、おろしニンニク、醤油、刻んだタマネギとほんの少しの海老の叩いた身で数分煮込む。そこに冷蔵庫から取り出したベシャメルソースらしき固形のものをどばっと入れて美味しい牛乳と胡椒を投入。量はすべて目分量で味見は一切しない。。(これが職人技なり)

ボリュームたっぷりのスープはさらっとしているんだけど味は濃厚。ジャンクな味の素のコクが強烈にあとをひく。パンチあるニンニクの風味が口の中を駆け巡る。初めて飲む方はこの癖になる味に驚かれる。。 これを食べると午後から仕事が出来なくなるのは覚悟。。

2015-10-26 11.30.00

ボリューム満点の豚カツの上にかかる濃厚なデミソースもニンニクの効いた大人の味でパンチ力満点。サクサクとした歯触りでラードの香りのする分厚い肉は柔らかくてとてもジューシー。脂部分はひたすら甘くソースに絡めるとえも言えない美味しさとなる。

ご飯と一緒に食べるといくらでも胃に入って行く感じ。海老フライはひたすら大きくプリプリで食べ応え満点。加水していないので海老の風味もしっかり残っていて食い味がある。タルタルで頂くのもいいがでもソースで食しても実に美味しい。

総じて食べ終わった後口もいいし街場の豚カツ屋と比べてクオリティの高さはダントツである。チェーン店の価格よりも手頃なのも人気の秘密。厨房内を始め店の清掃が行き届いているのもいつも感心する。営業時間が短いこととニンニクの味が口にいつまでも残るのが難点。。それ以外は満点。

2015-10-15 11.06.03

*自宅近くのポワールドルチェで見つけた「あんぱん」が心にじわっときた・・・・

大阪市住之江区中加賀屋3-1-22
10:59~13:58
定休日 日曜日・水曜日

大阪市 北加賀屋 洋食

懐石料理徳 住之江本店【大阪市 北加賀屋】

土曜日の昼に私どものお店で親戚の法事の料理を相伴させていただいた。土日はいつも満席になるので自社であっても数ヶ月前から予約が必要。社長であっても容赦がない・・・

2015-10-10 13.52.47

先付けは馬鈴薯羹(じゃがいも味を付けて裏ごして寒天で固めたもの)。上にはじゃがいもをかつら剥きにして刻んだものに煎り雲丹をパラリ。手前にはむかご(山芋の芽)の塩蒸しとほうれん草の葉。海老をつぶした餡がかかる。地味であるがしんみりとした味付けで私どもの総料理長の気合いの入った手仕事である。

2015-10-10 14.00.16

お造りは織部の皿にヨコワと剣先烏賊。ヨコワの皮の炙ったものと烏賊の上には温泉卵の黄身を添えてコクを出す工夫。

2015-10-10 14.00.12

マグロ等の赤身の苦手な私用に太刀魚の造り。皮を炙っているのでとても香ばしい。気配りに感謝。烏賊の鮮度に驚く。

2015-10-10 14.14.17

煮物椀は枝豆やあずきが入った萩糝薯。その横には月見をイメージして柔らかく炊かれた子芋。上質の松茸。ほうれん草の軸と細く刻まれた青柚子でススキをイメージ。手前の銀杏はカボチャをペーストにして白玉粉に混ぜたもの。モッチリした舌触りがとても面白い。最高級の昆布と鰹節を使用した出汁はすっきりしながらも滋味深い。

2015-10-10 14.22.24

八寸は小鉢に鯛昆布締めと紅白なます等が入った「錦秋和え」手前の器には「カマスの酒盗焼き」真ん中は柔らかく上品にあっさりと炊き込んだ「子持ち鮎」。大和芋を柔らかく炊き込んで卵黄を塗った黄身焼き。チーズを練り込んで作るチーズ豆腐。鯛の身で作る木の葉の形をした「鯛煎餅」。紅葉の形をしたさつま芋煎餅。柿を模したサーモン寿司など。どれも手のかかったいい仕事でかなり美味しい

2015-10-10 14.31.05

いまやお店の名物となっている但馬牛を使用した和風ローストビーフ。赤身肉だけど小さくサシが入っていて噛み締めるとジュワッと脂の甘さが口いっぱいに広がる。醤油ベースのタレにつけて低温で蒸し焼きにするために柔らかくてとても美味しい。

白いソースは豆腐を裏ごしして調味したものに柴漬けを隠し味に入れたもの。あっさりしながらも酸味があって肉と一緒に頂くととても深い味わいとなる。

あしらえは白茄子を昆布〆にしたもの。サッパリしてとても美味しい。外国種のカボチャのバターナッツをしんみりと味を付けたもの。蓮根を真っ白に炊き上げたもの。どれもがいい仕事である。

2015-10-10 14.46.00

最後は天ぷら。揚げ物はあまり出さないが大振りの大きな車海老が入荷したときは出すようにしている。生きている海老を使用しているので甘くてプリプリでとても美味しい。長芋と真菰竹、青唐とともに天つゆで頂く。

2015-10-10 14.57.55

〆のご飯は占地とホタテ貝柱が入った炊き込み御飯。土鍋で炊かれるのでかなり美味しい。田舎味噌仕立てのみそ汁は浅利が入る。

2015-10-10 15.10.31

デセールは果物盛り合わせ。軽く炊かれた梨、キウイ、巨峰、マスカット、ブルーベリー、木苺、柘榴の盛り合わせ。上には透明のゼリーがかかる。

これで税別5000円なり。もっと食材を上質にした7000円、10000円のコースもあります。こちらのお店は完全予約制。。。昼のお手軽なランチは予約不要。。お得なのでいつも満席です・・

大阪市住之江区東加賀屋3−15−9
06−6683−0045

完全予約制 ホームページはこちら

大阪市 北加賀屋 和食