料膳 旬重

有馬温泉にて会合 今や有馬温泉を席捲している御所坊グループのホテル花小宿に併設された和食店。 店に入ると大きなかまどが目に入る。。。 8500円の懐石コースを所望する sakidukearima.JPG 先付けは芋・タコ・南京の取り合わせ。ゼリー状の旨出汁もいい塩梅である。。上に振られた柚子も香りよし。。。 zensaiarima.JPG 前菜は季節ものいろいろで、これが実に細やかでよかった。。。料理人の腕がよくわかる奇をてらわない普通のものをきちんと調理した丁寧な仕事ぶりであった。。。 nimonoarima.JPG 煮物椀は松茸と白木耳と冬瓜の取り合わせ。。。塩が多いかと思ったがこれは好みの問題か。。 しかしながら出汁のとり方なんかは完璧。。。。ヂスイズ日本のお吸い物って感じ。。。 tukuriarima.JPG お造りは平目、シマアジ、ウニ、イカであった。。ウニはかなり上質。。 kasiwaarima.JPG 焼き物は黒毛和牛、地鶏、魚が選べる。(価格が変わるようだが)炭火で焼かれた鳥は皮がパリッとして火入れ完璧。。。牛肉より鶏にして正解と思った。。。 kamojibuni.JPG 炊き合わせは鴨の治部煮。。。普通に美味しい。。 ebisinjotenpuraarima.JPG 海老真じょを蓮根で挟んだものは少しべたっとしていて残念。。。。天ぷらはいらないかと思ったが温泉地での和食店なので万人受けが必要かとひとり納得する。。 tomatoarima.JPG トマトとカブの酢のものは実にさっぱりしていい口直しとなる。。。 献立の組み立てよく考えられている。。 全体的に非常に手間暇がかけられているということはよくわかる。 有馬では指折りの人気店らしく昼のランチの会席は満席が続くと言っていた。 kamadakigohanarima.JPG 釜度で炊かれたご飯は予想通りつやつやしている。。漬物や味噌汁も丁寧にこさえていて心遣いを感じる。。 kanmiarima.JPG デザートはゆべしと柿の取り合わせ。。 世間の評判通り、素材の良さを堪能できる、純和食である。 店内の雰囲気も落ち着いていて少人数でカウンターでの食事がお勧めである。 神戸市北区有馬町1007(花小宿内) 電話 078-904-0281

和食 神戸市

釜たけうどん【大阪市 難波】

言わずと知れた難波の讃岐うどんの名店。オープンしたころからよく行っていたが最近は行列が普通で少し足が遠のいていた。オープン当時はお店もガラガラで今でもあるけど羽曳野の名店「釜竹(かまちく)」のパクリやん!と主人にカ軽口を叩いていたころが懐かしい。今は大阪を代表する繁盛店であり讃岐うどんブームの火付け役で直系の弟子もかなり増え釜たけグループなるものまであると聞き及ぶ。 周りを見るとほぼ「竹玉ぶっかけ」を注文しているが私はこの店ではいつも普通のぶっかけの小盛りを所望する。ボリュームがありすぎて満腹になり後味がわからなくなるためである。 kamatake.JPG 出てきたぶっかけ麺はツヤツヤでかなり太く食感は柔らかいんだけど腰は強くてもっちりグミ系で食味は実に個性的である。のどごしもとてもいい。食べ応え十分でいつも顎が疲れてしまう。 出汁は雑味を感じさせないすっきり系。。レモンを絞るとなおよし。。 今や老舗の風格。。。。11時半までに行くと座れます。。。

釜たけうどんうどん / 難波駅(南海)近鉄日本橋駅日本橋駅

大阪市 難波 麺料理

焼肉道場 松ちゃん【大阪市 長居】

誰もが世の中で一番旨いと思っている焼き肉店があるとは思う。 それだけ焼肉は現在国民食となっていて自分が一番おいしいと思う好みの店でがっつりと焼肉を仲間で和やかにいただくことは至福の時間である。友人と一緒にその時々でいろんな焼肉をいただくが個人的には長居の外れにある焼肉道場と名乗る「松ちゃん」が一番好きである。まず肉がいい。枝肉も産地にこだわらず最もいい状態のものを目利きされている。そして一番旨いと感じるサイズにカットされ、やり過ぎではない工夫が随所になされている。。。そして一番は値段が手頃であること。。。。牛角も財布には優しいけどほんまもんの美味しい肉は確実に明日の活力になる。。。 tansasi9.JPG 能書きはこのあたりにして・・・いつものタン刺し700円。。。超薄切りの皿に張り付いたタン元のきめ細かな脂が舌の上です~と溶け出す。。。 三角バラとかの肉の刺身もいいんだけどこの後に楽園に導いてくれる前奏曲としてはこれがマストメニュー。フレデリック・ショパンのプレリュードを思わせる繊細でかつ力強い塩胡椒の加減はビールとともにいただけばさらに旨さ倍増である。 menyu9.JPG 定番のメニューのほかにその日特別に仕入れた希少部位やホルモンは別メニューで記されている。。 joukarubi9.JPG 上カルビ1200円の脂はとても優しくて甘い。。。もちろんタレではなく塩焼きでいただき、肉の味を楽存分にしませていただいた。。 kurasita9.JPG クラシタロース1380円はいわゆる肩ロースでこれも脂が甘くて純粋に旨かった。。もちろんこれも塩焼。。どこ産の牛かわかんないけどパサつき感もなく和牛独特の突き上がる旨みも十分にあった。。。 叙々苑ホテルニューオオタニ店だとほぼ同じものが10000円だった(150グラム)だが・・・・ mino2.JPG 今日のミノ780円は少し薄め。。。でもマッコリと一緒にいただくとほんま最高。。。。噛めば噛むほどいい味が出てくる。 yakisen9.JPG 最初にタン刺しと一緒に生センマイをいただく。ネギポン酢でさっぱりだったけどあまりの新しさと旨さに焼きセンマイも所望する。さっとあぶっていただくとコリコリでウマウマ。。。生・焼それぞれ630円の良心価格。 harami9.JPG そこらのもんと輝きと色が違う上ハラミは1260円。。。久しぶりにこんな旨いハラミを食った。秀逸。。。 これも叙々苑だったら3000円はした記憶がある。。。 akasenn2.JPG ホルモンいろいろ食べたかったので赤センを所望。これもプリプリで脂が甘くて素晴らしい。。。。 このあたりでいつものごとく満腹中枢神経が故障する。。。同時に幽門が開くのが実感する。 usugiri9.JPG 今日はこれを食べることを目的に来たようなもんで大好物の薄切りサーロイン1300円。。。。見た目はくず肉の様でえらいこっちゃって感じだが最上質のサーロインを薄薄に切って甘くて辛くてコクがあって酸っぱい味付けをして揉みこんでおもむろに鉄板で焼きつける。。。これは店主がコンロまで来て火加減を見ながら焼き過ぎないようつきっきりで番をしてくれる。 普通は塩焼きやろという上質の肉を濃い~く味付けしてレアに焼き上げそれをご飯の上に乗せるとまさしく止まらなくなる。。極限まで濃いくしているのがミソだと思う。。。白ご飯も必須アイテム。。。 gyuudon9.JPG 究極の焼肉丼である。。。肉の脂はひたすら甘く、口の中でトロトロとろけてご飯がそれを中和して舌をリセット・・・・よく考えられた料理である。。。個人的にはこれは必食でここに至るまで注文の量を綿密に調整することをお勧めする。私のブログを見て同じように注文された方がおられたようだが最後まで注文できずこのスペシャリティーの薄切りまでたどり着けなかったと泣いていたと聞き及ぶ。。。 reimen9.JPG ほんまやったら〆でスープを所望するのだが今回はエイヤ!で冷麺を注文。。。麺も旨いしスープも脳みそに染みわたる。。。帰って体重測ったら3キロ増えていた。。。。。 小さい店なんで予約してね。。。 ぺろぺろ日記見たといえば多分いい事あるよ。。。。。 ■焼肉道場松ちゃん ■大阪市住吉区長居1-12-4 ■電話:06-6692-6171 ■営業時間:17:00~23:00 ■定休日:火・第1・3月曜日

大阪市 長居 焼肉