奈良の里山料理 ほうらんや

連日の自社店舗宣伝です。。

弊社が奈良で運営する「地産地消」をテーマにした公共施設の中の飲食店。。 公共施設のレストランの概念を取り払った様々な新たな試みは多くのお客さまに支持をいただき高いコストパフォーマンスを常に意識しながら上質な商品の提供を心掛けている。

奈良県で数店舗しか選ばれない「眺望のいいレストラン」にもこのたび選出いただきそのおかげもあってマスコミからの取材も殺到しているようである。 しかしどんなに有名になっても本質は「商品」であることはいわずもがなで、お客さまにとって支払い代金以上の価値を提供できるかでこの店の命運がかかっている ことをスタッフにはいつも言っている。

この日も抜き打ちで最もよく売れている「里山弁当1000円」に釜飯を付けた釜飯御膳1400円をよりブラッシュアップするために客立場でコンパリゾンさせてもらった。

前回お客さまをお迎えする挨拶の声が小さいので大きな声を出す指示をしたところこの日はとてもいい声が出ていた。当店では「いらっしゃいませ」ではなく「ようこそお越しくださいました!」というようにしている。

白いプレートに乗った先付けは「里山のおばんざい」と称し、千切り大根の酢の物・かなり柔らかい自家製胡麻豆腐・大和まなと揚げのお浸し。 「大和まな」はかつては油採り用に栽培していたものが、漬け菜として利用されるようになったもので収穫後の日持ちが悪いため、市場流通にのりにくスーパーなどでは見かけない。

朝晩の冷え込みが厳しくなる12月から2月の間、寒さと霜に当たって、ほかの菜類にはないやわらかさと独特の甘味が増す。油揚げなどとの煮物は、晩秋から冬の懐かしい家庭の味として伝承されていると聞き及ぶ。

 

小皿に乗った天ぷらは海老・柔らかでねっとりした小芋。皮ごと揚げたかぶら。そして大和まな。。かなり美味しい・・

火をつけて15分くらいで釜飯がいいにおいがする炊き上がりと同時に木の箱に入った 弁当箱が運ばれる。。夏場は木の桶だが冬は箱の下に発熱材を仕込み水蒸気でお弁当の中身を温めシズルを出す工夫をしている。

ほとんどのお客さまが蓋を開けると歓声を上げておられる。その姿を見てニンマリする私。 釜飯は大和肉鶏のセセリ肉や地元産のサツマイモなどの野菜をふんだんに使用。

ご飯が少しパラパラしているので若干量のもち米を入れ醤油を少し足すことを指示する。しかしながらお焦げもうまく出来ていてあって相対的には量含めてかなりいい線いっていると思った

湯気の立ち上る木箱の中は金時人参・車麩・香ばしく焼かれた丸大根の炊き合わせ。根菜と干し柿の餡かけ、大和なでしこ卵の温泉卵、さつま芋の柚子煮、白ネギ、里山つくね団子、ブロッコリー旨煮、梅麩。。どれもしっかりと手をくわえられており盛り付けもかなり良い。

これに奈良産のヒノヒカリに五分付の玄米を混ぜた健康ご飯と具だくさんのみそ汁がつく。。本当はもう少し安く提供したいのだが1400円が精いっぱい。

少し贅沢なランチですが大和三山を眺めながらいい時間を過ごすことが出来ると思います。飛鳥や吉野方面の行楽の帰りはお勧めです。

夜は地元のヤマトポークや大和肉どりを使ったつくね鍋1200円よりがお勧めです。奈良のお酒しか置いていませんが種類は厳選しています。。

一度来てみてちょ。五重塔バーグも面白いよ。。

*年末は25日まで年始は5日から営業いたします。

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和食レストラン 奈良県

懐石料理 徳 住之江本店【大阪市 北加賀屋】 【大阪市 住之江公園】 【大阪市 住吉公園】 【大阪市 住吉大社】

*今回は自社宣伝で恐縮です。。

私どもが経営する住之江の料亭部門。 完全予約制だが平日の昼間はリーズナブルなメニューでいつも女性客を中心に大にぎわい。 予約不要のランチタイムの新メニューの「鯛鍋御膳」1200円を一般の客を装って食す。。

寒い時期なので多くのお客さまが同じものを所望されている。 あちこちで「美味しいねえ」という声を聞くとやっぱうれしい。

客の立場で客席で食べてみると問題点や新たな発見が多く、この日も食後のコーヒーの改善を指示する。

先付けは季節の野菜を四角く切ったものに特製の芋サラダ載せ。 敷きソースがヨーグルトとフレンチドレッシングを合わせたものに酢みそを混ぜて生山葵の刻んだものとミントの葉を刻んだものを混ぜた当店のスペシャリティー。これはかなり美味しい。

お造りはカンパチ、皮を炙った鯛と太刀魚、甘エビを酒と醤油を合わせたものに漬けた酔っ払い海老。結構上質なのには少し驚いた。

メインのお鍋は香ばしく焼かれた鯛の頭と鮭の身と季節の野菜、地鶏が入って鰹出汁と混然一体になったかなり美味しいスープとなる。コンロで加熱しながら少しづついただくと体がとっても温まる。イメージは和風のブイヤベース。。具材の追加と柚子コショウを付ける指示を出す。

ご飯は鯛のほぐし身を混ぜ込んで炊き上げた鯛ご飯。これはまあまあ。。

辺鄙な場所なのでお客さまがわざわざ食したいと思える献立と料理を作ること。 また来たいと思える接客をすること。 お客さまが出せる価格にすること。。。

それをいつも口酸っぱく言っている。。 年内はランチタイムは24日まで年始は4日から。。

おせち料理も好評受付中。。。

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邯鄲小吃館 (ハンダンショウチュカン)【大阪市 住之江】 【大阪市 住吉公園】

最近中毒みたいに定期的に食べたくなる中国料理店。 お店から徒歩3分圏内に住む幼馴染が全く知らなかったというくらいわからない外観の店。

看板もないし営業中という札も中国の省略された漢字となっている。 何屋か全く分からない。 ビニールのカーテンをくぐるとそこは中国河北省邯鄲市。もちろんビザは不要である。

大阪にいながら 邯鄲市の家庭料理が食せる。。しかしながら普通の人が想像する中華料理屋の域を超えている。家庭用のガスコンロとテフロンのフライパン。全く飾り気のない店内は床は土間。会議テーブルに折り畳みの椅子。。壁に貼り付けられたメニューは日本語表記なし。 しかしそんなことはどうでもよくまずは生ビールで乾杯。

いつも通りお任せでお願いする。最初の冷菜の『麻辣鶏 550』 は見た目ほどは辛くない。せやけど胃が活性化する。。

次のブロッコリーのボイルと最近お気に入りの巨大な鶏レバー醤油煮込み。。今日は心臓も一緒に煮込んである。臭みなどは全く皆無。。麦焼酎をここで3杯。。

海老団子1000円は鍋を除いてこの店で一番高い料理。注文聞いてから海老を細かく包丁で叩いてミンチにして野菜とつなぎで団子にしている。スープ仕立てでご主人の言う通りまずは「団子」だけを「特製たれ」に漬けていただく。海老の旨みが口の中で飛び跳ねる。「スープ」も実に奥深く、滋味あふれる味。。

友人の希望でトウモロコシと松の実の炒めたもの。。上海での社員旅行でいただいたことがある。。シャンタンの旨みとコーンの甘み、松の実の香ばしさがたまらない。。松の実はかなり精力がつくと御主人がいっていた。。。

ここで紹興酒に切り替える。。。高いものではないが甕出しですっきりしたもの。普段使いはこんなのがちょうどいい。 高級ではないが上質。。。

以前「リッツカールトン大阪の「香桃」の穏やかで繊細な味とベースが似てるよね。。。」「リッツだったらここの10倍値段するよね」と顧問いただいていた美人フードコーディネーターの方とこの店で話していたら料理長の黄 正堆(ウォン・チントゥイ)氏がすぐ横で食事をしていたという逸話がある。。(これホント・・・)

黄氏の作る広東料理は大阪のホテルでずば抜けてぬきんでていることは周知のとおりである。。。

続いて所望したのは羊の鉄板焼き。。いつもこの店の羊の臭みのないことには驚きまくる。 味付けは塩、一味唐辛子、クミン。。。それだけ。。。(驚) アホほど旨い。。。としか言いようがない。。紹興酒をこの料理だけで5合飲んでしまう。。

口直しにトマトの砂糖がけ。。これもこの店のスペシャリティー。。しかし中国の河北省ではどの家でも普通に食べている料理と私が習っている中国語の先生(留学生)も以前言っていた。。

〆は超有名な水餃子600円。皮も粉から作る(もちろん麺も粉からつくる)「黒酢」(だけ)をつけて食べる。ぶ厚い皮はもちもち。この料理は皮を食べる料理である。これ以上の水餃子は食べたことがない。。

幼馴染と子供の頃の話や仕事の話、プライベートの話など尽きることなく3時間。 最後は爬虫類がビンに入った蒸留酒を飲みまくる。見るだけで精がつきそうな酒である。

この素晴らしい料理を作る天下茶屋生まれのご主人は本当に人情味に溢れた、見た目とのギャップが楽しい優しい方。。 奥さんは年上女房と聞き及ぶ。あまり前に出ないんだけど人柄の良さが伝わってくる方。。最後は外までお見送りいただいた。

今日も大満足。。友人も大喜び。。

大阪市住之江区浜口西2-11-18
  06-6678-3078
 13:00~23:00
 木・金休

大阪市 住之江大阪市 住吉公園 中華料理