ロイヤルホスト おりおの店【大阪市 住吉公園】

過日に日経流通新聞で見たロイヤルホストのアンガス牛ステーキを食しにいく。新聞によるとロイヤルホストの新商品の中で最近のヒット商品らしい.席に案内いただくと初老の方がステーキを食しておられたので「同じものを」とお願いする。

単品で8オンス(230グラム)で2079円。11オンス(310グラム)で2814円。ご飯やドリンク、サラダなどをつけたセットにすると2500円オーバーというファミレスにしたらかなり強気の価格設定。

肉はロイヤルホストが独自に現地買付けしたCAB認定のアンガスビーフを使用。CABとは「サーティファイド・アンガス・ビーフ・プログラム(Certified Angus Beef Program)」という米国農務省(USDA)が審査するアンガス牛の認定制度の略称で、通常の牛肉の審査基準を上回る厳しい品質基準が設定されている品種。上質の肉牛として世界的に評価が高い。

赤身と脂肪(さし)のバランスがとれたアンガス牛の中でも、ブランドの認定基準に合格できるのはアンガス牛のなかでも5頭に1頭程度。その高品質といえるアンガスビーフを、店舗に到着するまでに約40日間熟成させ、さらに旨味が増した美味しい状態で使用しています。

*メニュー・HPより引用

とりあえず8オンスのものを所望する。出てきたお肉はこんな感じ・・・

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厚さは2㎝くらいか普段出て来る鉄板でジュージューしたものとは異なる。

表面はカリッとしながらレア感も残っている。肉の風味も感じられ安いステーキレストランにありがちな肉のいやな匂いは全くない。思いのほか柔らかいのには驚いた。

少し筋っぽいのが気になったがこれはしょうがない。焼いたときにでるグレービーソースにジャックダニエルをあわせたコクのあるテネシーグレービーソースもありがちなベタベタした甘い味ではなく秀逸。

西洋ワサビを少しつけると辛みのアクセントで食感があっさりしてより風味が豊かになる。そんな「むちゃくちゃ美味しい!」というものではないが今までファミレスで食すことが出来たものと比べると格段の差があることは明らかである。

 

このステーキはコックが一枚ずつ手切りをして両面にしっかりとフライパンで焼き目をつけオーブンで加熱。そのあとカットしたときに肉汁と共にうま味が逃げるのを防ぐために肉をアルミホイルで包み約3分ほど休ませ肉汁を閉じ込めるらしい。

熱々ではないので若干冷めた感はあるが外国でステーキを食すといつもこんな感じ。和牛じゃないんだけど普段食す輸入肉とはちょっと違う。。という感じか。話のタネに行ってみてチョ。。

ロイヤルホスト おりおの店ハンバーグ / 我孫子道駅我孫子前駅大和川駅

大阪市 住吉公園 洋食レストラン

3738 (ミナミヤ)【大阪市 長居】

長居の商店街にあるラーメン店。場所はとても悪いんだけど昼間はいつもお客で賑わう。

最近登場したもちっとした食感がうりの太麺を使ったラーメンが評判。和歌山ラーメンのような感じの豚骨、鶏ガラ、もみじ、野菜など約20種の具材を10時間以上煮こんだスープが多くのファンを魅了する。

 

この日は界隈で有名な鍋焼きカレーヌードルを所望。

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でてきた商品はこんな感じ。麺はモッチりとしたとてものコシのある食感です。

しっかりとコクのあるスープに個性の強い特製麺の小麦の風味がいい味わいを見せる。スープと麺がかなりいい絡み具合でトータルで見ると間違いなく旨い。

一口食すと「キタ!」という感じになること間違いなし。デフォルトのラーメンもおいしいけどこの季節は絶対にこれをおすすめ。

大阪府大阪市住吉区長居2-12-14

電話番号/06-6608-3738

3738ラーメン / 長居駅鶴ケ丘駅

大阪市 長居 麺料理ラーメン

ラペティロアラブッシュ【大阪市 北浜】

青年会議所の後輩が昨年卒業したので慰労会を表記の店でこじんまりと行なう。名だたるレストランがひしめく激戦区の北浜界隈で一番好きなお店。

2013-01-24 20.30.43全席で30席くらいで8席の個室もある。今回は個室を使わせて頂き昔話に花を咲かせる。美人のマダムをはじめとする従業員さんのサービスもていねいでレストランで食事をしている気分を盛り上げる。

ディナーコースは6300円、8400円、10500円でこの日は8400円で御願いする。まずはビールで乾杯。。。シェフはホテルプラザの「ル・ランデブー」で22年間のキャリアを持ち、ステファン・ランボー氏と共に南仏の二ツ星レストラン「ロワジス」の開業も手がけたといわれる伝説の人。

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アミューズはカリフラワーのブランマンジェ。その上にホタテ貝がのっかってカラスミがかかっている。この場合のブランマンジェは白い食べ物という意味であろうと推察する。とっても滑らかで優しいお味で胃壁を刺激する。

その横のココットは鮑のエスカルゴバター焼き。。見たまんまのお味でビールにぴったり。

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最初の前菜はオマール海老のソテーソースアメリケーヌ。。。クラシカルな料理なんだけどエビは生きたものだから当然プリプリのコリコリ。濃厚なソースなんだけど後味は限りなく軽い。

パンは安堂寺町のブーランジェリー・グウ (BOULANGERIE gout)

料理がおいしいと会話も弾む。。。

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2番目の前菜はサラダ仕立て。一番奥は聖護院蕪をつぶしたものととオマール海老の身をミキシングしたもののルクセルで抜いたもの。京都の野菜名人の樋口さんの農園からの直送。上品でエッジが効いていて蕪が蕪以上においしくなっている。まるで梨を食しているかのよう。

この野菜の生産者である樋口氏は京都の有名な料亭御用達の農家でとてもこだわりをもつ(言い換えればヘンコ)方で1年前に友人の結婚式で偶然隣の席になりいろいろお話をさせて頂いた。

真ん中の根セロリで作ったソースもかなり美味しいし紫色のブロッコリーやカリフラワーとブロッコリーのあいのこのロマネスコも美味しかった。魚介は明石のタコとイイダコ、絶妙な火入れのホタテなど。

野菜のおいしさをソースで最大限に引き出すシェフの力量にいつも感心する。この料理を食しにこの店に来ていると言っても過言ではないくらいいつも楽しみにしている一皿。

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ソムリエ推薦の白ワイン。いい値段だけど記念日なので奮発する。ソムリエのかたのサービスもとてもよく料理をサーブするタイミングが絶妙かつ説明もとても丁寧であらゆる点で目配りがとっても行き届いている。

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エビのビスク。。。エビ好きの私にはとても嬉しい。一言で言えば凄く濃厚なスープで口に入れるとオマールエビが襲ってくる。しかし後味はすっきりでエビ特有の雑味は一切ない。

最下層に玉ねぎのプリンがありそれをすくいながら頂くと言う感じ。

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タラとハマグリ、白子のブイヤベース仕立て。シンプルな料理なんだけど味わいは水深1万メートルのマリアナ海溝よりも深い。

ビネガーをふんだんに使ったトラディショナルなソースはホテルプラザ出身のシェフの方の真骨頂。パンを使ってソースまですべていただく。

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ここで赤ワインに切り替えて。。。と、このワインはとても秀逸。。ワインの価格と味わいは正比例することを最近特に実感する。特にソムリエのいらっしゃるレストランでは特にそう感じる。

肉料理はいくつかの種類から選ぶことが出来る。私はシャラン産の「ヴュルゴ家」の鴨のロティを所望。

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青森産の銀の鴨もたまにあるのだけどこの日は入荷なしとのこと。シャラン産はあちこちでよく見かけるがヴュルゴ家の鴨はほとんど見かけないいわゆる窒息鴨で育てるのにかなり残すとがかかると聞いたことがある。ひと月に600羽くらいしか出荷出来ないとも聞く。

久しぶりにこの鴨を食すが交雑の鴨やクルセルや青首(サルセル)とは違うなとひとりごちする。

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友人は黒毛和牛のヘレ肉。

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もう一人の友達は北海道産「阿部さん」の蝦夷鹿のロティー。狩猟名人の阿部さんは肉が傷つかない撃ち方ができるゴルゴ13のような人らしい。

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シャーベットはハイビスカス。。。とてもさっぱりする。

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デセールもお選び。リンゴのポッシェタルトタタン風スパイス風味のアイスクリーム添えを頂くが写真を撮り忘れる。

友人は玉露アイスのパフェ。これがこちらのお店の一番人気。シェフがサービスで作ってくれたプレート。。いい記念になる。後輩君も大喜び。

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中はこんな感じ。。この盛りつけはロワジスのデセールで同じようなものを見た記憶がある。クオリティーは確実にこちらのお店の方が高いし繊細。

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洗練された内装、とにかく素晴らしいレストラン。程よい緊張感とリラックス感、イタリアンにはないおいしくて華やかな料理は記念日にぴったり。お店に流れる空気もご馳走である。

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最後のお茶にワゴンサービスで小菓子が登場。フルーツケーキ・メレンゲ・マシュマロ・カシスゼリー・バニラマカロン・ガトーショコラ・パウンドケーキ、金柑シロップ全て一口サイズでとっても可愛らしいお菓子。

いつも思うが数あるフレンチレストランの中で私的にはデセールNo.1はこの店。

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最後は、シェフが登場しご挨拶と、お店の外まで出てきてのお見送り。気がつけば3時間が経過。。ごちそうさまでした。

大阪市中央区今橋2-1-10 ダイセンビル1F

TEL:06-6208-1808
定休日:月曜日
営業時間:昼 11:30~14:00
     夜 17:30~20:30
地下鉄 北浜から徒歩2分

ラ ペティ ロ アラ ブッシュフレンチ / 北浜駅なにわ橋駅淀屋橋駅

大阪市 北浜 フレンチ