かんむりや4月【大阪市 動物園前】 【大阪市 恵美須町】

友人と西成の表記の店を訪問。今はもう慣れたがこの店に初めて伺ったときは強烈な衝撃があった記憶がある。しかしながら食べログをはじめとするネットのおかげで最近は夜に訪問すると客で一杯。

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店自体と店主をおもしろがってくる客が後を絶たない。商品は何を注文しても安い。ちゃんと丁寧に作られるのでそれなりに美味しい。雑然とした店は計算されたカオスを醸し出している。でも便所はとっても綺麗にされている。

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個人的にはニラの玉子焼き180円、湯豆腐100円、一銭洋食100円はとてもお勧め。店主の籾さんはミュージシャンでもあり西成の実業家でもある。

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ソースがかなり美味しい一銭洋食100円はボリュームも満点。ミックスおかき100円や黒胡椒のかかったチーズクラッカー180円もなかなか味がある。焼き鳥はすべて50円なり。

真っ黒けになって出てくる鯵のフライ90円も名物。鮪の天ぷら(通称まぐてん)も大人気。

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マルシンハンバーグ160円はとても懐かしい味。上にかかったソースは店主の籾山さん(通称モミさん)手作り。

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名物のテディーライス300円。スープカレーみたいな感じだけどしっかりと本だしがしっかり効いていて味も深い。クセになる味。以前は鰹節がトッピングされていた。るようになった事に驚く。注文すると米をといで炊き始めるところからスタート。でも最近は大体45分くらいでは何でも出てくる。この日も会計ひとり1000円でした。

大阪市西成区山王1-4-16
06-6646-3558
14:00~23:30

大阪市 動物園前大阪市 恵美須町 居酒屋

お酒なんでも研究所(カフェ部)3月【大阪市 松虫】

友人と阿倍野の松虫にある表記の店を訪問。大吟醸日本酒だけを置くかなり趣味性の高いお店。住宅街の中にある普通の家を改装した隠れ家。

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店主の実家を改装、というよりそのまんま使っている感じ。まるで普通の家。玄関で靴を脱いだらカウンターが4席。カウンターの中にちゃぶ台があってそこでも飲める。個人的にはカウンターが好み。

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店主のみさこさんのご主人が日本酒と肴のマリアージュを常に研究され都島でお店をされているらしいが見た事はない。こちらのカフェ部はその簡易版らしい。

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お店の大吟醸すべてが500円。そのお酒にあった酒肴もすべて500円。お酒の中には一升1万円以上のものもあるが量で調整するらしい。2人で行ってお酒と料理をシェアするのがお薦め。

お酒を頂くごとにみさこさんのご主人が作る持ち帰り可能なお酒解説ファイルがつく。

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この日もお任せでお酒と料理をお願いする。お酒の紹介は今回は省略。最後に頂く福島県の「大七 生もと純米大吟醸」の燗酒は何度頂いても美味しい。

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平目の白子と真子の昆布締め。低温調理で作っている。まったりしてとっても美味しい。

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最初の一品は桜えびとジャコの昆布締め。それぞれ白胡椒、黒胡椒で頂く。これも低温調理法。海老はズワイ蟹の場合もある。じゃこ天はしっとりしていてぱさつきもなくとっても美味しい。

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これも低温調理のフランス産の鴨。ぱさつきもなく山葵醤油で頂くと日本酒とドンピシャの相性。柔らかく火入れされた葱もムチャクチャおいしい。

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この店の名物のふぐの白子の昆布締め。これも真空低温調理との事。ふわふわしてとっても美味しい。歯がなくても食べる事が出来るな。お酒とのマリアージュも素晴しい。自家製ポン酢とカンズリをつけて頂く。これがワンコインは値打ちがある。

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ホタルイカとニラの入った餃子。山廃の吟醸酒と一緒に出てきた。

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この店のスペシャリテで私の好物のサバの燻製は豆乳でつくった自家製マヨネーズで巻いて頂く。塩加減でお酒がどんどん進む。

小さいお店なんで必ず予約してね。

大阪市阿倍野区王子町1-7-8
080-4413-2685
17:00-23:00頃
月火(祝日の場合は営業)

お酒なんでも研究所カフェ部創作和食 / 松虫駅東天下茶屋駅昭和町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 松虫 和食居酒屋

ながひろ 3月【大阪市 天下茶屋】

天下茶屋駅をおりて南東方向に徒歩3分の知る人ぞ知る私のとっておきの焼鳥店。

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へんこ親父一人が5時から一人で店を開けて切り盛りする。この日は後輩を連れて4人で開店直後に訪問。6時になるといつも満員で8時頃には品切れで店じまい。常連率9割の超地元密着店舗。5時半に来た客が席があるので「今日は暇やな・・」と言っていた。

焼き鳥はほとんどのものが90〜100円で大きくて肉はピカピカ。。安旨焼き鳥の最高峰で焼き鳥界のエベレストと個人的には思っている。ビールで乾杯して好きなものを好きなだけ注文する。

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鶏皮の湯引きは身もたくさんついていて且つ親鳥を使用しているのでゴリゴリして食べ応え満点。

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こちらのヘンコ親父全く笑わない。。。客いじりの天才と言われる。推定年齢75才くらいか、最近見かけなくなった昭和の焼き鳥屋の親父のオーラ出まくり。串の塩やタレかは親父が決める。炭を旨く使いながら手際はかなりいい。

このヘンコ&ドS親父を見るだけでもこの店に来る価値はある。常連客は親父にいじられに来るような感じ。たまに優しいところが垣間見えるのが人情酒場のいいところ。

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名物のつくねはしっかりと焼き込む。台本どおりに後輩君が「どうしてこのつくねは緑なんですか」の質問。

親父曰く「知らん!食べたらわかる・・・」とのいつもの答え(笑)口に入れるとホクホクする。。。後輩君が「食べてもわからない・・・枝豆ですか?」と答えると一言「味オンチ!」「口の超えた客はみんなわかる」とのたまう。

続けて「ほうれん草とはちゃうで」「グリーンピースとかともちゃうで」とのこと。女性がいたためなのか「答えは〇〇や」と答えてくれたのが以外だった。親父少し丸くなったか・・・

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鶏皮は焼き込んでから串をはずしてポン酢で提供。美味し過ぎて酎ハイがすすみまくる。パリパリになるまで焼き込むので余分な脂も落ちてかなり美味しい。

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砂ずりはかなり新しい。まさに鮮度の勝利なり・・・6時半くらいから常連客風の手伝いのおっさんが入るけど飲みながらしゃべりながらの仕事。。。

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ウインナーとししとう。こんなのが食べたかった・・・焼き込み方が素晴しい。今まで取材関係はすべてお断り。写真はNG(せやけど必死でお願いして撮りました)なので注意。

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三角(ぼんじり)は異常に大きい。骨のところまで大きくカットしているせい。梅肉をつけていただく。脂の落とし加減が絶妙なり。この部分やレバーはいつも早く売り切れる。

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手羽も大きくて新しい。。皮は当然ぱりぱり。見ただけで美味しいことがわかる。。この他にも生レバーや心臓やいろんなものを頂く。この日は頂かなかったけどレバーなどの内臓系やいつまでやき続けるのか心配になるジャガイモバター、焼き茄子、椎茸は必食。

この日はビールと酎ハイを思いっきりいただいてひとり2000円の会計。。普通の飲み食いなら1000円で充分。毎日通える価格も大満足。。昭和の居酒屋漫才も楽しめて安くて旨いまさに天下茶屋の雄なり。

大阪市西成区天下茶屋3-24-1

大阪市 天下茶屋 やきとり