カドヤ食堂 鶴見店【大阪市 鶴見】

鶴見で自社物件の視察の前に一人で表記の店を訪問。大阪を代表する中華そば店の本店はたまに行く。近くのパーキングに車を停めて入店すると時分時にも関わらず並ばず入れた。お店は店主を入れて4人で運営。お水はセルフ。

メニューは
中華そば 750円
魚介中華そば 700円
みそラーメン 830円
つけそば 並 880円、大 1030円、特 1130円
黒豚旨みそば(ミニライス付) 930円
カレー旨みそば(ミニライス付) 950円

麺大盛 +130円
黒豚煮豚増し +430円

魚介かけそばと黒豚めし定食 850円
魚介かけそばとスタミナ黒豚めし定食 980円

名古屋コーチン玉子かけごはん 300円
黒豚めし 400円
スタミナ黒豚めし 520円
黒豚メンマめし 430円
めし 小 130円、中 230円、大 330円

黒豚煮豚・メンマ盛合せ 1200円
スーパードライ 520円

本店にない「みそラーメン」と「カレー旨みそば」があるのが大きな異なりか。その異なりを確証するために「カレー旨味そば」を所望する。本店で食べた「黒豚旨みそば」がかなり美味しかったのでそのカレーバージョンが旨くないはずがないという分析。

2015-08-07 12.53.28

全体をかき混ぜるとふわっとスパイシーな香り。18種類のスパイスが入ると書いてあったが思ったよりもカレー感はない。麺は平打ちストレートでムチッとした食感が特徴。メンマの穂先と豚肉の甘辛ほぐし身と弾力のある大きなチャーシューが入る。小口青ネギ、刻み白ネギもいい仕事をする。2枚のチャーシューの1枚はバラの巻きチャーシューで、下に隠れるもう1枚は赤身チャーシューとなっている。

いろいろな旨みが折り重なっていいように言えば旨味の宝箱。悪く言えばくどい味・・・本店の黒豚旨みそばよりも更にオイリーでジャンクで攻撃的な味。ほぐし煮豚がパンチありすぎる。強い出汁の味が油分とリンクして強烈なコクをつくる。

最後に店主が麺の食べ具合を見てザーサイ付きのミニライスを提供してくれる。
麺を食べ終わって残ったルーにライスを投入する。味のほうは言わずもがな。ベストオブオイリーランチでした。

大阪市鶴見区鶴見4-11-75
営業時間
11:00~15:00
18:00~24:00
定休日
火曜日

カドヤ食堂 今福鶴見店ラーメン / 今福鶴見駅横堤駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0

大阪市 鶴見 麺料理ラーメン

森森舎 ②【大阪市 北畠】 【大阪市 西田辺】

最近かき氷を食べに行く阿倍野筋の播磨町交差点南30m東側にある陶芸教室併設のカフェ。
平日でもかき氷を食す客で満席が続く。
この日はお一人様ランチも兼ねて訪問。

2015-08-12 12.46.42

外に向かったカウンタ−席からは庭の植栽が見える。すべてかっこ良くて景色を見ていても全く飽きない。メニューはカレーのみで単品以外にインドの平たいパンのチャパティのついたセットメニューを所望する。

「カレーセットA」900円は
カレー1種+チャパティ+ごはん+サラダ+豆花(豆乳のあっさりデザート)

・チキンカレー
・やさいカレー
・本日のカレー  から1種類
この日の本日のカレーは茄子のキーマ風カレーだったのでそれをチョイス

「カレーセットB」1000円はカレーが2種類となる。

2015-08-12 12.48.26

カレーやチャパティー自身はあまり食べつけていないので評価しにくいけど丁寧につくられていて雑穀米との相性もよく個人的にはとても気に入った。オーガニック素材にこだわっておられていてとても上質感を感じる。

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食事の後はかき氷。今日は有機栽培のキウイをシロップ漬けにしたものを所望する。果肉たっぷりでとっても美味しくてシンプルで上質感もあって価格も手頃でとても嬉しい。苺とバジルレモンと、梅酒はまだ食べていないのでこの夏が終わるまでに制覇します。

大阪市住吉区万代東1-3-14
06-6696-6313
営業時間10:00~18:00

森森舎カフェ / 姫松駅帝塚山三丁目駅北畠駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 北畠大阪市 西田辺 カフェ

テッパンラブワイン なんば店【大阪市 難波】

盆の最中に歌舞伎座裏(通称座裏)の表記の店を訪問。暑かったのでスパークリングのがぶ飲みを求めてやっとこの店にたどり着く。大阪でたくさん展開するラブワインの鉄板焼き業態らしい。近くには有名なピエーノが3店舗ありどの店もが大繁盛となっている。

店主からシードルをお勧めいただいたので頂くと、思いのほかすっきりとした辛口なのに驚く。アサヒースーパードライを喉に流し込んだ感触とよく似た感じ。狭い店でカウンタ−が8席程度なんだけど棚には大量のグラスやワインボトルが整然とならぶ。店主の性格の几帳面さが現れているのであろう。

この日は通称ヒデさんと呼ばれる店主(ラブワインののれん分けらしい)が一人で調理と給仕をされる。

2015-08-13 18.56.05

最初に「ふわふわ海老のムース」480円を所望する。黒胡椒がしっかりと効いたムースは予想以上においしい。この店の仕事は確かで大丈夫と思い、まずは白のシャルドネを所望する。

2015-08-13 18.57.03

店主からセイズファーム・オジコ・シャルドネ2013年をすすめていただく。富山県氷見のSAYSFARMはドメーヌとして自社原料のみの葡萄でワインを生産。暑気払いにぴったりのすっきりした白。外観は美味しそうな透明感のあるライムイエロー。甘酸っぱいりんごの果実感とほのかな甘い香りと樽感が特徴。あちこち見ると日本産のワインの空びんがたくさんあるドメスティックを積極的に取り扱っていると推察する。

2015-08-13 19.12.16

水茄子とカラートマト(北海道産キャロルセブン)のサラダは酸味のあるセロリのソースがおいしすぎる。野菜にとことんこだわって注文が入ってから葉野菜を手でちぎり水に浸水して最高のタイミングで盛りつける。水茄子の鮮度も抜群でとても瑞々しい。

2015-08-13 19.13.23

おもむろに冷蔵庫から野菜を取り出すと見たことのないものばかり。契約農家から直接仕入れしていると言っておられた。小さい店なんだけど仕事が細やかで丁寧。ワインをつぐ所作も美しく何度もコルクをチェックし、ワインの色を確認し丁寧にグラスに注ぐ。

2015-08-13 19.42.43

早速それらの野菜を鉄板で焼いていただく。ハロウインのときにたまに見る大きなヘチマのような「バターナッツ(カボチャの仲間)」は実は粘着質で甘くてとても美味しい。加賀の「白ナス」は梅と鰹節を入れた味噌で頂く。長野産の「ミニズッキーニ」も甘くて美味しい。「赤オクラ」は加熱すると緑色になるのがおもしろい。生で刻んでよく使うのは知っている。「長ササゲ」も豆の味がしっかりするし「ジャンボマッシュルーム」も水分量がたっぷりなのに驚いた。これを仏 ゲランドの「フルール・ド・セル」と沖縄の雪塩でいただくんだけど塩分は全く不要と感じた。久しぶりにおいしい野菜を頂いた感があった。

2015-08-13 20.40.17

この辺りでワイン2本目を所望。スペインのブエナ・ピンタ – ポンセ 2013。見た目も綺麗でブルゴーニュワインのような輝き。ワインのセレクションの確かさに敬服。

2015-08-13 20.34.08

丸ズッキーニの豚バラ巻は丁寧に焼き込んでからトマトとセロリと玉ねぎのソースで頂く。1人前480円と言う破格の安さに驚く。豚バラが上質で美味しいのと丸ズッキーニ自身の美味しさに卒倒しそうになる。赤ワインとの相性もぴったり。タイムの香りもとてもいい。青カビチーズを所望して残ったワインと一緒に頂く。

小さい店なのに味の確かさと居こごちのよさに驚く。ここは間違いなく再訪。裏なんばの喧噪もなく大人な感じがとてもいい。

大阪市中央区難波4-8-9
06-6647-8766
17:30~24:00
定休日:月曜日

大阪市 難波 鉄板焼バル