高麗橋の表記の和食店を訪問。地下鉄四つ橋線の肥後橋駅の6番出口から東に徒歩数分。阪神高速の下ぐらいに位置する。ビル街の中にひっそりと佇む隠れ家のような風情ある外観。
モダンな店内はL字型のカウンター8席と奥にテーブル席が4卓。ご主人と奥様で切り盛り。大阪出身のご主人は素材への拘りが凄く、特に大阪産の食材については一家言あり(大阪食文化研究所を主宰)。今回は11000円(税込)のコースを所望。このクラスの和食店でこの価格設定は貴重。
大阪の地ビールの箕面ビール(箕面ビールの生を取り扱う店はレア)からスタート。飲みごたえがあってかなり美味しい。
最初に前菜の盛り合わせ。鯛の卵と白子を寄せた豆腐と独活の擦り流し。これだけでお店の実力がよくわかる。大阪の碓氷で採れた碓氷豆の煮浸し、柏の葉で包まれたのが締めたサゴシの寿司。北海道産の子持ちの渡り蟹と河内一寸豆の雲丹和え。鳥貝と筍の姫皮の和物。琵琶湖のモロコ甘露煮など。どれも手間暇のかかった仕事が施されていて食べるのが勿体無いくらい。
刺身は伊勢海老の洗い、旬のイサキの炙り、イサキの白子と真子、貝塚の木積の筍、蕨。これらを花木の芽に漬け込んだ山椒醤油、透明の桜醤油、土佐醤油でいただく趣向。日本酒が進みまくって困った・・・・
煮物椀は走りの鱧、大阪産の千両茄子翡翠煮と小メロン、炙ったばちこ、花柚子。出汁の昆布は老舗の土井昆布から仕入れた真昆布を使用。
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新鮮な甲烏賊を火入れしてアスパラガスやうるい、花コリー、堺産のパープルらっきょなどの盛り合わせてイカの肝ソースとカラスミ、木の芽、蕗味噌を合わせたものでいただく(痛恨の写真撮り忘れ)
食材は海の物山の物を問わず地元のこだわり生産者さんから仕入れているとのこと。肉料理はツムラ本店の河内鴨のローストに春野菜を添えたもの。
鯛ご飯と伊勢海老の味噌汁でフィニッシュ。素材重視で隙のない力のある料理ばかりでお酒も進みまくりでお腹いっぱいいただきました。
奥様が日本酒に詳しくおススメの日本酒を色々と選んでいただき美味しさが倍増。この価格でこの内容は今の時代に稀有な存在だと思います。
細部に至るまで細やかな気配りがあってお腹も心も大満足。カウンターでご主人から色々なお話を聞かせていただいてとても楽しい時間を過ごすことができた。
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大阪市中央区高麗橋4-5-13
06-6201-0223
営業時間:11:30-14:00 8:00-23:00
定休日:日・祝


















