末廣軒 *黒門市場の老舗洋食店【大阪市 日本橋】

日本橋の表記の洋食店を久しぶりにランチタイムに一人で訪問。大阪メトロ日本橋駅9号出口徒歩3分の黒門市場の中にある創業1897年の洋食店。堺筋沿いにコインパーキングあり。
創業は明治30年とのこと。130年の歴史は大阪では恐らく最古と言われる。ファザードの看板の「120年継ぎ足した一子相伝のデミグラスソース」の文字が目を引く。

煉瓦色の歴史を感じさせるファザードの入口には店名を染め抜いた暖簾が掛かる。
店内は木目の内装の落ち着いた雰囲気。

1階はボックスシートが3卓、2階は宴会も可能なテレビのあるスペースがある。お店は息子さんと奥さん2人で切り盛り。以前いらっしゃった恰幅のいいご主人はいなかった。

国産牛を使用したビーフステーキが名物で肉の量によって価格は変動。スエヒロライスはスパイスの効いたカレー味のチキンライスの上に厚切りの錦糸玉子を乗せたもの。

この日はビフカツ2100円を注文。

しばらくして着皿。しっかりとした衣をまとわせたビフカツは厚みはないけどかなり大きなサイズ。サクサク食感で衣も香ばしくて食べ応えあり。一子相伝のデミグラスソースも上品で軽くてとても食べやすい。

懐かしい老舗の味をノスタルジックな店内でいただくことができる稀有なお店。奥さんの接遇も心がこもっていて恐縮するほど。一気に完食ごちそうさまでした。

大阪市中央区日本橋1-22-29
06-6633-9944
11:30〜21:00
水曜日、第4木曜日休み

大阪市 日本橋ステーキ洋食

オオサカ堂 7月 *大阪の食材にこだわる居酒屋【大阪市 東天下茶屋】

阿倍野のいつもヘビーユースする表記の居酒屋を一人で訪問。ドリンクを含めたメニューは全て大阪産の食材にこだわっているという珍しいお店。

お店は阿倍野筋沿いにあり、チンチン電車の東天下茶屋駅から南東に徒歩5分位の場所に位置する。ファザードは白い提灯が目印。

奥に長いコンクリート打ちぱなしの開放的なお店は白を基調としたカフェのような作り。カウンター席とテーブル、さらに立ち飲みスペースもある。客層も地元の家族づれやカップル、グループと様々。

最初にビールと阿倍野眞ちゃん豆腐の冷奴480円をいただく。こちらの豆腐も中毒になる程美味しい。羽曳野産とうもろこしのかき揚げ480円。

尾崎漁港直送泉たこの刺身780円はとても柔らかい。岸和田産キタアカリのポテトサラダ380円も丁寧に作られていてとても美味しい。

ハイボールと共に和泉市の田中商店の胡麻豆腐と刺身湯葉各480円をいただく。シンプルだけどとても上質。富田林産大阪茄子の焼き茄子380円、大阪湾の天然魚の南蛮漬け580円など。

店主の小山さんの料理の精度と美しさ、提供スピードにいつも敬服する。何をいただいても安くて上質で美味しい。いいお店です・・・・

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阿倍野区阿倍野元町8−4
営業時間 17:00〜23:00
定休日:月曜日、第2第4 日曜日

大阪市 東天下茶屋ビール居酒屋

ぐーちょきぱー *東住吉のそばがき専門店【大阪市 天王寺・阿倍野】 【大阪市 天王寺・阿倍野】 【大阪市 東部市場前】

休みの日に表記のそばがき店を友人と訪問。2016年のオープンに初めて伺ってから定期的に訪問しているお気に入りのお店。

JR大和路線・東部市場前駅から南東方向に徒歩13分、育和公園の前に位置する。界隈にコインパーキングもない辺鄙な住宅街にある。天王寺駅からタクシーで2000円くらい。

営業が木・金・土曜日のランチタイムのみ。ずっと昔(30年ほど前)に大正区にあった伝説の蕎麦の名店「そば切り凡愚」(現在は和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野という里に移転され「あまの凡愚」という屋号で営業中)で18年間修行された女性店主が一人で切り盛り。

古民家をリノベーションしたお店はおしゃれにデザインされていてカウンター6席と4人掛けのテーブル席が1卓。特に古材を使ったドーム型の天井の意匠は必見の価値あり。

メニューは主に「お昼ごはん」「そばがき食べ比べ」(各1,700円~)「太切り蕎麦」(1,400円~)「そばがき鍋」(1,600~)など、追加料金で「揚げそばがき」などの単品をプラスすることができる。

今回はこちらのお店のフルコースをいただけるセット2200円を所望する。

最初にお決まりの膳が供される。野菜がたっぷり入ったスープのようなものが優しい味わいでとても美味しい。発芽玄米のご飯も秀逸。

お酒のセレクションもとてもいい。

店内の装飾品や壁にかかった作家さんの大きな絵画、カウンタ−から見える棚に並ぶ古九谷や備前、和歌山県葛城の陶芸家さんの食器、美しい骨董の朱塗りの器のセレクションなど店主の審美眼にはいつも敬服する。

最初にあて蕎麦(太切り蕎麦)登場。太というより極太で歯応えしっかりあり。刺身感覚で塩と山葵、醤油でいただく。そばの香りと甘味がしっかりと感じる逸品。

鴨汁は昆布と椎茸でとった出汁に鴨の脂とエキスがしっかりと溶け込んでいて数本残した「あて蕎麦」をこれでいただくととても美味しい。シャキシャキのネギも秀逸。これは本当に最高・・・・

お店の看板料理のそばがきは「そば粉の挽き方」を1番(細かい)~5番(粗い)から選択ができる。それぞれのそば粉の挽き方に合わせ、細かいものは福井県丸岡産で粗いものは沖縄県宮古島産と2つの産地の蕎麦の実を使い分けている。

それぞれの蕎麦粉でハーフサイズにしていただく。その場でグラインダー(ミル)を使って一気に製粉。

すぐに製粉したものを鍋に入れて火にかけて水で練り上げる。

最初に出来上がった「そばがき」をそのままいただくと透明感があり、フワッとした口当たりで飲み込んだ後、蕎麦の香りが鼻腔に抜けていく。
続いて鴨汁、塩、葱醤油でいただくとより甘みが強く感じられる。

細かく挽いたものは口当たりが滑らかで山芋のよう。粗挽きはプチプチしたパンチのある素朴な穀物感がとてもいい。

よくありがちなモソモソ、ネッチョリ感は全く感じない。手打ちの蕎麦以上に蕎麦粉感を感じることができる。

どちらも最初は柔らかくて時間をおくと硬くなってくる食感(澱粉化)の異なりも面白い。

それぞれ出来立てを本山葵、醤油、ゲランドの塩をつけて食べ比べをして楽しむ。

続いての揚げそばがきも外はカリッとして中はモチモチ食感。こちらも飲み込んだ後にそばの香りが感じられる。素朴で優しくて雑味がなくて毎回20個くらいはいいただきたくなる・・・・

こちらは建物取り壊しのためこの場所での営業は本年9月くらいまでとのこと。急いで予約するべし・・・

営業日や予約はインスタグラムから

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大阪市東住吉区杭全8-6-4
06-7710-1913

大阪市 天王寺・阿倍野蕎麦大阪市 天王寺・阿倍野大阪市 東部市場前