ほぼ毎月訪問する大阪福島の表記の和食店を年の最後に友人と訪問。現在は新規客は取られていない人気店。ミシュランはずっと前から2つ星だけどそのことには全く触れられない。ご主人は「多分、調査員は来店していないと思う」と以前に言っておられた。
数年通っているけど毎回新しい発見や驚きがあって飽きることがない。個人的な主観だけど和食では今一番価値を感じるお店。
器も常に新しいものを色々と購入される。ご主人の研究心や人を喜ばせようとする姿勢も卓越していてそこの奥さんやスタッフさんの気持ちが一体となって楽しませていただける。
食事終了まで3時間かかるけどカウンター越しの食材のデモンストレーションやライブ感溢れる料理の仕上げなどを見ていると飽きることはない。
この日もカウンターでしばらく蟹を焼いて供されていて、香ばしい香りに包まれ至福の時間を味わえた。床の絵はご主人の娘さん作とのこと。
トイレにもクリスマス仕様の飾りが施されていて心が暖かくなる。
最初に本日使用する蟹のプレゼンテーション。津居山産1キロオーバーとのこと。
料理の写真は掲載禁止なので献立のみ記します。
・蓋物で温かい蟹味噌豆腐
・氷身産鰤の麹漬けのカブラ挿み 青身と人参胡麻汚し
・大根と鯛と木の芽の煮物椀
・カワハギの肝巻きと2週間熟成の戸井の大トロ
・鰆の焼き霜作り 醤油ゼリー
・焼き蟹(3切)
・蟹味噌と日本酒でお粥
・柚子釜で蟹酢(胴身使用)ポン酢ゼリー
・新潟産真鴨のロース、モモ、砂ずり
・富田林海老芋素揚げと能登の椎茸
・釜炊きご飯と鰤の骨で出汁を取った粕汁 香の物
・佐賀のみかん羮
・丹波栗のきんつばと薄茶
訪問前に去年のメニューの記録を確認したけど焼き蟹以外は全て異なっていたことにびっくり。常に日々を新しくされる姿勢に敬服。
お酒は4種類いただきました。この日の支払いは一人46000円でした。
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大阪市北区大淀南1-9-16

















